マサイ戦士

昨日は午前中で全てのスケジュールをこなしたので午後からドライバーさんにお願いして、Dar es Salaamの近くのバスターミナル&市場に連れていってもらいました。写真が戦利品の一部。アブストラクトなマサイ族のウォーリアーのアートです。マサイのみなさんは赤い服が普通なので左の緑色や右のブルーはちょっと正確ではないのですが、急に全部欲しくなって買ってしまいました。しかも安かった。キャンバスに油絵で、ナイフでのペイントだそうです。部屋に帰ってからもどうしてもアメリカにいるAさんに見せたくなって、開けてホテルのベッドの上に並べて写真とっちゃいました。

他にも相変わらずポストカードや上司に頼まれていた壁掛けなどなどいろいろ購入。そうしたらタンザニア政府のカウンターパートの紳士が、「せっかく来たのだから」と、なんと美しいアフリカのドレスを仕立ててくれました!感動。布は大きなピースで売ってあるのですが、2ピースに分けて、ヘムを仕上げてくれたのです!ひとつはスカートの上に巻く腰巻きにして、もうひとつのピースは畳んで肩にかけたり頭に巻いたりするそうです。今度是非写真とります。

タンザニアも今日が最後。オーバーナイトのフライトでローマに帰ります。ローマの自分の部屋がちょっぴり恋しくなってきました。

タンザニアでセレブに。

写真はワークショップの様子ですが、火曜日以来、ホテルの人々や宿泊客に道ばたで止められては「サインをちょうだい」とか「みたよ、すごく良かったよ」などと言われるので何のジョークかと思っていたら、どうやら私、タンザニアのナショナルテレビデビューしたようです。月曜日にこのワークショップのフォーマルなオープニングを、要人を呼んで行ったのですが、確かにそういえばテレビカメラが来てました。私もオープニングやりましたが、まさかそれがテレビ放映されるとは、盲点でした。テレビさんも要人様のスピーチをテレビで流せば良いものを、アジア人の女の子(あ、33になって自分で女の子っていうな!って感じですが)がオープニングをやったので物珍しかったのでしょうか。

さてワークショップそのものは順調にすすんで、明日の最終日(半日)を残すのみとなってきています。かなり充実の毎日で楽しいです。ただ、帰りの飛行機が長過ぎるのがちょっと辛いかもしれないけれど。それにしてもワークショップって、もちろん壇上に立つエキスパートの質が一番重要ではありますが、その次に重要なのって参加者の質だなぁと実感する日々です。このワークショップの参加者の質最高です。みんなポジティブだし、知識のレベルも高いし、どんどん発言してくださるしで感動です。突いてくるポイントもかなりハイレベル。毎日の食事も美味しいし、特に困っていることはないのでご心配なくね(私の家族のみなさま)。

アフリカ大陸初上陸

ローマでの強烈な1週間をなんとかこなして、生まれて初めてのアフリカにやってきました。ここはタンザニア。飛行機から降りてすぐの印象は「タイっぽい」でした。って、湿度と気温が、ですけどね。30度前後くらいだと思います。ローマを早朝の5:50に飛んで(つまり家を3:30に出て)、まずはアムステルダムまで無駄な北上をしたあと、一気に南下してきました。キリマンジャロ(!)に一旦ストップオーバーがあり、首都のダーエスサラームに到着したのは夜10:40くらい。夜が遅かったのでその日はDar es SalaamのNew Africa Hotelというビジネスホテルに1泊し、今朝10時にお迎えの車にのって、首都から北に約60-70km離れた海岸の村、Bagamoyoにやってきました。写真はそのバガモヨの中にあるホテルのヴィラ。クリックすると私のフリッカーのサイトに行くのでもしよかったら他の写真も見てみてくださいね。1時間半のドライブでしたがかなり景色も人々も何もかも、あまりに興味深かったのでずっと窓の外を凝視してしまっていて写真撮るのを忘れてしまってました。
今回のワークショップは1週間。これまでのワークショップと同様、私はホテルに缶詰めで、外にでる機会はかなり限られていますが、この暖かい(というより暑い)気候を12月に1週間味わえるのは贅沢な事だと信じて、嬉しい汗をかきながら仕事しようと思います。インターネットは部屋からはつながらないと言われていたんですが、ビジネスセンターのあるヴィラに一番近い部屋をとってくれたので、そこから流れてくるWiFiがちょっとだけ使えるので(Airportの2コ目のラインまでの電波)こうして写真を載せることが出来ています。ラッキー。

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