関わっているプロジェクトの会議でフィリピンのマニラにきています。農業省のあるQuezon Cityはマニラの中心から少し離れていて、いつ行っても渋滞がひどいので今回はQuezon Cityの市庁舎の目の前のホテルに泊まることにしました。これで会議場までの時間を必死で考えなくてすみます。
あくまで個人的な感想ですが、フィリピンは宗教や言語、文化なども含め、いろいろな意味でアジアというよりはアメリカ、あるいはアメリカの近くにいたい、という人々の意識が感じられるところです。スペインやアメリカ、日本にも短い期間でしたが植民地、あるいはそれに近いものになった歴史を考えると、いろいろなものが混ざっていて当然なのですが、その中でもやっぱりアメリカの影響が本当に大きく、私が知っている限りでは、政府の機関がMinistry(省庁)制ではなくDepartment(部門)制をとっている国はアメリカとフィリピンがまず思いつきます。いろいろな意味でアメリカを尊敬してアメリカを追っているのでしょうね。