5月27日の金曜日から30日の月曜日の早朝にかけて、仕事が終わってから超特急でパッキングをしてオーストリアはウィーンまで行ってきました。ウィーンに駐在している日本人のお友達のAさんが6月には日本に帰国してしまう、ということで、彼女がウィーンにいる間に会いに行きたいと思っていたのにぎりぎりになってしまったとはいえ、週末をとても楽しく過ごせたので大満足です。上の写真はウィーンに行くたびに、わざわざこのためだけにお腹を空かせて頑張って食べるおいしいシュニッツェル。2015年にウィーンに行った時にはCafe Landtmann Restaurant(カフェラントマン、表参道にも支店のあるウィーンの有名なカフェです、私も今知ったんですが、日本って本当になんでもありますね)でシュニッツェルをいただいたんですが、今回はPlachuttas Gusthaus zur Oper(プラフッタ・ガストハウス・ツァ・オパー、と読みます)というウィーンにも数軒あるPlachuttasという有名なレストランのフランチャイズの一つで名前の通り歌劇場の近くにあります。プラフッタはターフェルシュピッツ(牛肉のスープ)で有名なんですが、ここはどうやらシュニッツェルがシグニチャーということで楽しみにやってきました。お腹が一杯になってしまいそうなので、日曜日の午後、美術館を回ってから15時という微妙な時間に入ったので、特に待つこともなくスルッと良い席に連れて行ってもらえました。
Continue reading “5月のウィーンでの週末”ウィーンでオペラ「蝶々夫人」を観る
8月に、10月のウィーン出張が入ると分かってから、どうしても一度は行きたかった国立歌劇場に行こうと思い立ってチケットを頑張って取ったのでフライトの疲れもなんのその、という気分で見に行ってまいりました。最新作のミッションインポッシブルでのあの息を飲むシーンとなった歌劇場です。映画ではトゥーランドットでしたが、私は同じプッチーニでも蝶々夫人でした。この際日程が合えばどのオペラでも良いというのが正直なところでしたが、結論から言うと、私は今、この年齢でこの時期にこうして改めて蝶々夫人を観ることができて本当に「助かった」と思いました。「良かった」というよりは「助かった」と思ったのです。
ところで、せっかくヨーロッパに住んでいるからという理由で、ミーハーな気分で私はオペラに行くことが多かったこともあって、観光客の皆さんがせっかくだからといってオペラに行くという選択をするのをとても応援します。ので、ちょっとしたコツを書いておきます。
Continue reading “ウィーンでオペラ「蝶々夫人」を観る”ウィーンより
短い出張でウィーンに来ています。久しぶりのウィーンは、大雨。寒いし。今回は珍しくプライベートセクター(民間部門)の総会へのお呼ばれ出張で、3月に私がやった会議の結果などをお話するというものでした。いつもはどこかの国の政府の方と会議をしたり、どこかの国際組織と協力したり、というような仕事が多いのでこうして企業系の人々とお話するとその違いにハっとします。そしてホテルにチェックインしたら、お部屋には当たり前のように会社の試供品などがお土産としててんこもりに置いてあり、メッセージカードと共に、今回はプレゼンターなのでさらにこのおしゃれキャンドルまでどーんと置いてありました。とても嬉しいんですが、私は一応公務員的立場なのでこういうお土産のやりとりは、いくらよく知ってる友達同士とはいえかなり微妙なんですね。ドキドキしながらチェックしてみたところ、私の組織の場合だと、100ドル以上は基本的にもらってはダメで、はっきり断らなければいけないそうです。アジアのお土産文化の国だと断ったりしたら何かに亀裂が入りそうだし、本当に良かれと思ってくれる場合がほとんどなので、すごく申し訳ない気持になっちゃいますね。
Continue reading “ウィーンより”オリエント急行にて
前回もちょっと書きましたが、この時期に主人のAさんが来ていたのは、今年は職場のみんなが1ヶ月の夏期休暇をとる8月に働き通しだったので9月の終わりから10月のはじめの1週間と、10月の半ばの1週間と2回に分けて休暇をとることにしたからなんですね。それでAさんと二人でいろいろと計画を練った結果、かの有名なオリエント急行に乗って旅してみようということになりました。写真は車窓の雰囲気。
Continue reading “オリエント急行にて”音楽の都ウィーンにて
週末プラス月曜日1日だけお休みをもらって、2泊3日のちょっと早めのクリスマス休暇を楽しんで来ました。一緒に 行ったのは友達のアンジェラ(イタリア人)で、共通の友達であるジュリア(彼女もイタリア人)が今ウィーンに住んでいる!ということでこのチャンスを逃すわけにはいかないということになって飛行機でピューっと飛んできたのでした。しかも、アンジェラは現在ピレリというイタリアの大きな会社のローマ本社とミラノ支社の2つの部署を担当していて、アリタリア航空のフリクエントフライヤーなので、この航空券はアリタリアなのに激安で、かつ、税金部分はアンジェラが「クリスマスプレゼントよ!」と言い張って私のお金を受け取ってもらえなかったのでなんと無料の交通費となりました。ありがたいことです。
Continue reading “音楽の都ウィーンにて”