4月の日本帰国中に、私とAさん、私の両親と夫のAさんの両親と一緒に伊勢志摩に2泊しに行ってきました。伊勢志摩と書きましたが、実際に行ったのは志摩市の先の岬にあるリゾートで、そこからどこにも行かずに2泊3日を3夫婦6人でゆっくり過ごしたというわけです。上の写真はそれぞれのお部屋から見える英虞湾。こうして、旅行すごく楽しかったなー、と目を閉じると浮かんでくるのがこのお部屋のバルコニーからの風景です。朝日は左側から、夕日は右側に、と見えて、本当に綺麗でした。
Continue reading “伊勢志摩・家族旅行”椿山荘の思い出
日本に滞在中に家族で椿山荘に行く機会があったのですが、コロナ禍でのホテルの企業努力なのか、有名な日本庭園に、細かいミストを出す技術によって人口雲海を作ることができるイベントをやっていて、写真のような幻想的な景色が広がっていました。和のテイストに高層ビル群、テクノロジー生まれの雲海、という、あまりの折衷な雰囲気に、私の気持ちは微妙になりましたが、これはこれで美しいので純粋に楽しみました。
Continue reading “椿山荘の思い出”海と絶景と赤玉ねぎとジェラートなトロペア
7月の半ばすぎに日本人の友人のOさんと一緒にカラブリア州のトロペアという海辺の町まで3泊4日の小旅行に行ってきました。ご覧の通り息を呑む海の美しさです。イタリアはブーツの形をしていますが、そのちょうど爪先あたりと思っていただけるとわかりやすいかと思います。カラブリア州は南イタリアの美しさを全て持ち合わせているのですが、イタリアの中では問題が山積みとも言える難しい州でもあります。貧困、失業率などもダントツだと思われます。ンドランゲタ(カラブリア州のマフィア的な犯罪組織)がイタリアで一番大きく、暴力的であると言われている、と言えばちょっと分かりやすいかもしれません。ただ、そういう問題はあっても、一般の人々の雰囲気は一言で言っておおらか過ぎるほどおおらか。でもとても情熱的で、オープンで、色々なことに夢中になったり、良いお天気と美しい海を見て、なるようになるさ、というような明るい感じになったり、この人たち自由だな、と思わせられる部分が多々あります。出会った人はみんな家族、というような雰囲気もあってそれがとても好ましく、私は多分こういう雰囲気が好きだからこそ、完全なる南イタリア推しなんだと思います。
Continue reading “海と絶景と赤玉ねぎとジェラートなトロペア”苔庭の京都
緊急事態宣言下の日々ですが、私は夫のAさんと元気に静かに暮らしています。買い物はなるべく一人で行くことにしているので別々にちょっと出かけることはあっても、基本的には家で過ごしています。ジムも閉まってしまったのでちょっと運動不足が気になるところですが感染状況が収まるまではみんなで我慢して協力し合うのが一番ですよね。今日はかなり時間が経ってしまったのですが、私の帰国後の自主隔離が無事終わった頃に行った京都のお話です。
Continue reading “苔庭の京都”ラグビーとくりーむパン
あれからもう8ヶ月以上経つというのに、いまだに私と夫のAさんはかなり頻繁にラグビーW杯について話題にしてしまいます。Aさんは、日本代表の勝った試合全てのコンピレーションをどなたかがYouTubeに上げてくださっているのを発見して突然私に送りつけてきたりするので、バンコクの一人暮らしの家で、ポチッとクリックして勝手に胸熱になって涙をこぼしたりしているので呆れたものです。で、なぜくりーむパンかというと、横浜での試合を観戦に行く前に秋葉原の八天堂系列のHachi Pan Cafeに寄って腹ごしらえをしたんですね。そしてなぜそれを今頃ブログに書いているかというと、私の好きな作家さんの一人である朝井リョウさんがThe New York Times Style Magagine: Japanの連載の「おやじのおやつ」で八天堂のくりーむパン推しであることを知ってなぜかラグビーの思い出が蘇る、という私の脳内の謎のシナプスの繋がりが起こったためであると思われます。
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