ウィンブルドン2004

ココにはあまり書いてませんが、毎晩、夜の9時からデジタルハイビジョンでウィンブルドン見てます。アメリカにいるときはアメリカ人選手の試合をESPNとESPN2で、だいたい録画で日中に見ることが多いのですが、日本だとライブで1日2試合ほど見ることができていいですね。昨日は話題の杉山選手とマリアシャラポバ(英語の発音、ロシアンだとマリアシャラポワ)選手の試合でしたねー。愛国心からかなんなのか、なんとなく杉山選手のほうが優勢に見えたんですけど、マリアちゃんのあの長身(183cm)からたたきだされるセンターへのサーブ、あれはなかなかキビしかったですね。第3セットで自信を取り戻してからはもう手が付けられないという感じでした。テニスウェア(ワンピースの中に短いズボンをはいている)もセクシーでかわいかったし。「ああもうだめだ!」という顔をするときもなんだかカワイイのはズルいですよねぇ。でも良い試合でした。楽しめました。
そのあとはリンジーダベンポートの試合でしたが、なんとなくNHKさん、女子の試合の放送が多いのは気のせいでしょうか?私男子シングルスをすっごく見たいんですけどねぇ。しかもアンディロディックとタイラーデントの試合とか、ぜひとも見たかった。結局結果だけをニュースで見たんですけど。
テニス観戦は楽しいですね。試合のあとのインタビューも、私はすごく楽しみにしてしまいます。みんなが当たり前のように英語を扱うのも普通に感動するし、ジュニアの子供たちもぺらぺらと英語しゃべってますね。クロアチアとかスペインとかベルギーとかの子供たちであっても。日本のジュニア選手たちもそうなんでしょうか。だとしたらかなり頼もしいですね。

Upsetづくし

NCAAのバスケットボールですが、当然ファイナルフォーに残るだろうと思われていた、わがワシントン州はスポケン市の誇るべきゴンザカ大学、まさかの敗退です。私もしばらく試合を観ていたのですが、相手のネバダ、強い。あれは、単にアンダーエスティメイトされていただけかもしれませんね。ああ、ゴンザカが負けてしまうなんて残念です。
しかも、全米1位だったはずのスタンフォードも敗退。バスケットボールってこうしてUpsetがあるから面白いですよね。確実に強い、ということが滅多にない。いや、それはもちろん、ある程度より上のレベルだけに言えることですけれど。

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自分で走っていく

今年度最初のマスターズシリーズであるPacific Life Open Tennisを楽しく観ているのは、前に書いたとおりですが、今現在、Andy Roddick vs. Tim Henmanの緊張感あふれる試合がESPN2でやっています。それぞれタイブレイクで1セットずつとって、今2-2ゲームの完全なるタイ。このトーナメントは、男子でも2セット先取なので、この最後のセットを取った方が勝ちなのです。さっきから二人ともミスが少なく、だいたいウィナーを取ってポイントが加算されていくので観ていてとてもエキサイティングなのです。
それで思ったんですが、アスリートのみなさんは、特に球技関連のアスリートのみなさんは、「次の行動」というのが自動的にできるようになっていくのですね。もちろんそれは生まれつき持った瞬発力、反応する力もあると思いますが、実はこれはいわば、どれだけ数多くのプレイを経験したか、練習したか、研究したか、克服したか、などなど、一言で言ってしまったら練習の賜物である部分が大きいのだと思います。今も、アンディくんはウィニングパッシングショットを打ったのですが、ティムが前に走ってきて拾おうとし、結局ラケットは届かなかったのに、そのラケットの振った方向にもうアンディくんは走ってるし、まるでバーチャルな放物線が見えたかのようにコンパクトにラケットを引いてひざも深く曲げ、リターンする用意が完全にできているのです。その間、きっと1秒から2秒というところ。

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パシフィックライフオープン

相変わらずテニスです。マスターシリーズの中でもアメリカ国内だし大々的にテレビ放映もあるということで、私はまたドロウ表をプリントアウトして毎日楽しんでしまっていますが、今回クォーターファイナルに残った8人がすごい。もちろんランキング#1のフェデラー、そしておなじみアンドレアガシ。このへんは出てきて当然のような感じですが、私のお気に入りアンディロディック、そして!ノーシードから勝ち上がってきた、こちらも私のお気に入りジェームスブレイク。そしてアルゼンチンの清潔感あふれるコリア選手、同じくアルゼンチンのチーラ選手。そしてドイツのノーシード、Labadzeにおととしのフレンチオープンの初戦でいきなりアンディロディックを破ってアンディくんをこれ以上ないっていうほどPiss offしてしまったティムヘンマン。

私の大胆予想は、まず、Blake vs. Labadzeだと、Blakeでしょう。Roddick vs. Henmanはそのフレンチオープンのトラウマがあるにはあるけれど、実力と経験からみてRoddick。Agassi vs. Coriaはもしかしたらもしかするかもしれません。これはホントに微妙。私はCoriaはかなりキレイなテニスだなーと思っているし、Agassiはやっぱり年齢があるし、でも経験は断然Agassiだし、なんともいえませんねぇ。今日その試合があるはず。かなり楽しみ。で、51%くらいの確率で、精神力のあるAgassiにかけます。そしてFederer vs. Chelaは危なげなくFedererでしょう。

そしてさらに大胆予想のファイナルに残るのはきっとFedererがTop Halfから、そしてまさかのBlakeがBottom Halfから!!!と言いたいところですが、やぱり順当にRoddickかな。まぁどちらでもうれしいかも。でも、あまりみたくないけどあり得る、という組み合わせはAggasi vs. Roddickでしょう。これは痛い感じがする。どちらにとっても。というわけで今年もパシフィックライフオープン楽しすぎです。

アンディロディック

20040121_andyroddick.jpgオーストラリアオープンも、男子は2ラウンド目。私の好きな選手は、CoriaとFish選手を除いて全員順調です。昨日、(夢の)第一シードのアンディロディックがサクサクとプレイをしている時にふと思い出したのですが、去年のこのオーストラリアオープンの、準々決勝で、このアンディくんはEl Ayonoui選手と死闘とも言える、フルセットマッチをやったんですよね。たしか5時間くらい闘ったはず。
最終セットはタイブレークがないので、なんと、5セット目は21-19でアンディくんが勝ったのでした。ああいう試合をしてくれると、ありがとう!観ていてよかった!とココロから思えます。でも、準々決勝くらいの時期になると、毎日試合をしなければならないので、翌日に、ヘトヘトになってしまったアンディくんが負けてしまったように、こういう近い試合をするのは命取りでもあります。でもファンとしては、近い試合を観たいんですよね。