My Life (Bill Clinton)
なんだかベタな本を買ってしまいましたが、勢いでヒラリーさんの本を読んでしまったので、なんとなくシリーズものかな、というような(全然ちがうけど)勢いで読んでいます。それにしても彼の選ぶ言葉使いが、「うううむ」と唸ってしまうほどのインテリジェンスを感じてしまうのは単なる先入観なのかしら。別に言葉が難しいとかそういうわけではなく、たとえば一行目にいきなりあるんですが、”I was born under a clear sky after a violent summer storm to a widowed mother in the…”というくだりで、ぐっと引きずり込まれた気分がします。え、生まれつきお父さんいなかったっけ、とか夏生まれなんだ、とかいうような普通の情報が、そのClear skyとViolent summer stormが入っただけでなんかすごい勢いでパキーンと伝わってくるような感じ。まあこんなの狙ってはいないんでしょうけど。写真もたくさんあってわりと普通に楽しめそうです。驚くほど分厚いですけど。
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追記:読み終わったので以下に感想を書いておきます。
Life of Pi
Life of Pi (Yann Martel)
しばらく前から読みはじめたのですが、いろいろと忙しく(遊ぶのに)読書の時間がとれなくて読み進んでいません。が、今回日本にかえる飛行機の中で寝るのに飽きたときにつらつらと読んできました。まだ読み終えてませんが。わりとツカミの鈍い感じの本です。って、ベストセラーなのに、そんなふうに感じている私の方がヘンなのかもしれませんが。でもテーマ的には、インドとかヒンズーとか大人になろうとしている少年とか家族とか、なんとなく好きな感じの要素がいっぱいの本です。
追記(7/26/2004):日本に一時帰国した飛行機の中で読んでしまいました。動物学と、スピリチュアルな何かが混ざったインド版キャストアウェイという感じでした。スピリチュアル、という部分(ヒンドゥー)がチージーな感じ。まあ私が知識不足という感じなのかもしれませんが。エンターテイメントとしては楽しめました。テクニカルにはイタリックになっている章が非常に読みづらかったです。
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Tears of the Giraffe
Tears of the Giraffe (Alexander McCall Smith)
以前に読んだ、The No.1 Ladies’ Detective Agencyの続編です。前回がものすごく良かったのでかなり期待しています。邦題は「キリンの涙—ミス・ラモツエの事件簿〈2〉」という感じになるのかしら。まだ出ていないみたいですが、1作目がそうだったので。また読んだら感想書きます。
追記(6/16):読み終わったので感想を下の方に書いておきました。内容が分かってしまうのがイヤな人は流し読み程度でどうぞ。
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The Purpose Driven Life: What on Earth am I Here for?
The Purpose Driven Life: What on Earth am I Here for? (Rick Warren)
今年は映画、「パッション」も公開されたし、なんだかキリスト教への理解を深くする人もいるのではないかと思いますが、私が通った幼稚園がその名も聖母愛児幼稚園という、カソリックそのものの幼稚園で、大学もプロテスタントではありましたが、イギリス人のラッセル先生が創立された活水大学というところに通い、多分一般の日本人よりは私はキリスト教へのエクスポーズが長い気がします。
The Last Juror
The Last Juror (John Grisham)
先日届いた、グリシャムの新刊です。久しぶりに法廷スリラーぽくてわくわくしています。まだ邦訳出てないみたいですが、アマゾンサーチでそのうち出るでしょう。読んだら感想書きます。
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追記(3/21):昨日、読み終わりました。感想は下に続きます。