Fast Food Nation The Dark Side of the All-American Meal (Eric Schlosser)
これはドキュメンタリーといった感じの本で、実は5月に卒業したときに、Zenaに卒業のお祝いのプレゼントとしてもらった本です。私たちはハンバーガー関連の研究を一緒にしたので、多分シャレと、あとは真面目な目的だと思います。というのもこの本はイギリスでの狂牛病事件(2001年)のおかげといってもいいほど、そのときに売れたせいでベストセラーになった本なので。多分これは私は感想はかかないと思います。というのも、ノベルではないので、読んだら読んだ人が何かを感じればいいという話ですので。でも専門家として一言いわせていただけるのなら、「生肉に菌がいるのは当然」。あたりまえだのくらっかー(懐かしい)です。菌がいない生肉のほうが恐いですよ!何を言っているんですか!というのが多いのも確か。こういう本にまどわされて「私たちはだまされている!」と思う消費者はいっぱいいるんだろうなーと思ってしまいます。世の中の人みんな微生物学のラボをひとつとって、空気にどれだけ菌やカビがいるか、ドアの取手やお金、さらには自分の手のひらにどれだけ菌がいるか、見たらいいのに。まあ、ウソや間違いではないんですけどね。踊らされないように気をつけてくださいね。邦訳もされています。邦題は「ファストフードが世界を食いつくす」。このタイトルもねぇ。
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Darwin’s Radio
Darwin’s Radio (Greg Bear)
ニューヨークに行くのに、当時読んでいたTraceはハードカバーで大きすぎるので、何かペーパーバックを、と思ってこれを持っていったんですが、しっかりハマってしまって長い大陸横断の空の旅があっという間でした。面白いですね!途中でちょっとチージーな感じになったなぁと思いましたが(ダスティンホフマンとか出てきたしね)、それでもコンセプトといい、フォーカスの仕方といい(出産とかね)、登場人物の描写といい、なんだか好みの感じでした。感想は下に続きます。邦題は「ダーウィンの使者」となっているようです。続きのDarwin’s Childrenも読み始めました。またいつか感想を書こうと思います。
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Trace
Trace (Patricia Cornwell)
「検死官」シリーズで日本でも大人気のパトリシアコーンウェルの最新刊です。前作の”Blow Fly”がガッカリだったし、もうシリーズ終わりかと思っていたんですが、あのドクターケイスカーペッタさん登場です。スカーペッタシリーズはもう、13冊目、とかじゃないかしら。乱暴だけど心優しいマリーノも健在。かなり期待してしまいます。でもチャプター8コほど読んで思い出したんですが、そういえばパトリシアさん、もしかしてサイコパス?と思ってしまうほどに検死の描写がおどろおどろしかったんだった。そして犯人の行動の描写も。あとルーシーの彼女の描写も。ちょっと本選ぶの失敗したかしら。邦題は「痕跡」だそうです。上下あって、12/25/2004発売だとか。
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追記(12/7/2004):読み終わりました。感想は下に続きます。
The Sea House
The Sea House (Esther Freud)
以前に、Vogueで見たリビューで読みたくなって買ってみました。いきなりアーティストっぽいような不幸な気配のある青年の一人称で始まってひきこまれてます。どんなお話なんだろう。
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Morality for Beautiful Girls
Morality for Beautiful Girls (Alexander McCall Smith)
Alexander McCall Smithの人気のThe No.1 Ladies’ Detective Agencyシリーズで、Tears of the Giraffeにつづく3冊目です。どうやら秘書からジュニア探偵に昇格したマクツィさんのお話っぽいんですけど楽しみです。
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追記(9/13/2004):読み終わりました。感想したに書いておきます。