Inside Man

20060411_insideman.jpgInside Man (2006), (A-)
これは、面白かったです。久しぶりにほんわか系ではない映画で「おもしろかったー」と思いました。でも夜の10:30の映画だったのでとちゅうでついウトウトしちゃいました。一番大事そうな説明の部分で。でも眠ってはいないはず。終わってみたら夜中で、公共交通機関は全部終わっていて、ローマ初の流しタクシー拾って帰りました。よく「ボラれるよ」と言われるけど、初タクシーの運転手さんはとても良い人で、だいたい聞いていたようなお値段でした。映画は、「なぜ?」と思うことも多かったんですが、仲間をどうやってとけ込ませるか、という部分が一番面白かったような気がする。でも本当にああいう富豪っているんでしょうか。知りたくなりました。邦題も「インサイド・マン」。
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The Constant Gardener

20060308_theconstantgardener.jpgThe Constant Gardener (2005), (A-)
TさんとAさんと3人で行ってきました。またもやベルジオネオリジナーレ(原語バージョン)で、英語でイタリア語字幕という映画でした。前にも書きましたが、イタリアではイタリア語吹き替えというのが主流で、英語で見ることができるのはリリース直後のほんの1、2週間だそうです。タイではほとんど全部原語+字幕だったのを考えるとわりと驚きですね。映画ですが、最近流行りというか、いわゆるカメラを手で持っているのかと思わせられるドキュメンタリータッチの撮影の仕方で、私はこの方式に非常に弱く、ものすごい酔い方をしてしまいました。いわゆるモーションシックネスというやつですね。途中で本気で出て行こうかと思ったところで、イタリアでは普通に行われるリセス(休憩中断)があって、そこでひとりで一番後ろの席に移動したらなんとかマシでした。酔いさえしなければ、私はとても良い映画だと思いましたよ。私も国連職員ではありますが、どんな組織でもやっぱりいろいろとありますよね。シーナリーの映像は美しくて、ラルフさんもいることだし、あれ、The English Patientか?と思わせられるほどキレイでした。久しぶりにシリアス+良い映画を見た気分になりました。邦題は「ナイロビの蜂」だそうです。上手な邦題ですね。
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Capote

20060225_capote.jpgCapote (2005), (B-)
フィリップさんの、あれはゴールデングローブとるでしょう、というような演技ではありましたが、あまりに暗くてびっくりしました。最後はショッキングだったしね。ああいう人だったんですねぇ。この作品のあとは作品を完成させることはなかったということですけど、やっぱり中途半端な気分でいたということだったんでしょうか。確かThe United States of Lelandを見たときに同じことを感じたんですけど、「これはネタになる!」と思って書き始めるのってどうなんでしょうねぇ。まあでもこれはフィクションらしいですけどね。どこからどこまでが本当か分かりませんが、ゲイだったことは確かでしょう。邦題も「カポーティ」。イタリア語の題名は「カポテ」。あはははは。いや笑っちゃいけないんですけど。
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Brokeback Mountain

20060212_brokebackmountain.jpgBrokeback Mountain (2005), (A-)
昨日はローマで映画館デビューしてきました。先輩(?)のTさん(といっても同い年)が「イタリアで原語(英語)の映画を見るのはかなり難しい」と教えてくれて、原語バージョンのことをVersione Originale(ベルジオネオリジナーレ)と言うんですが、それを放映している映画館に連れていってくれたのでした。実はこの映画はアメリカにいる間に公開されたので、見に行きたくてAさんに行こうよと言っていたんですね。でも内容が内容なだけにAさんは行くのをしぶっていた映画だったので、こうしてローマで見る事ができてよかった。でもあのシーンは結構ショッキングだったんですけどいかがでしょうか。Tさんはモントリオール生まれのモントリオール育ちなので日本人ほど保守的ではないはずですが「あんなシーンが普通に映画にできる時代になって良かったよね」というコメントでした。私もそう思う。シーナリーがすごく美しかった。ひつじひつじひつじ。邦題も「ブロークバックマウンテン」だそうです。後半泣きます。
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About a Boy

20060112_aboutaboy.jpgAbout a Boy (2002), (A)
結構前に観たと思うんですが、なぜか全てを観てなかったのと、なぜかここにも記録を残していなかったのとで、忘れてしまってはいけないと思って昨日ブロックバスターに行って借りてきました。Aさんと一緒に観たんですけど、Aさんかなりお気に入りになったみたいで、映画が終わったあともしばらくSpecial Featuresなんて観てました。珍しい。それにしてもブリジットジョーンズなどの映画で、あんなに顔がタルタルだったヒューグラントさん、この映画でいきなりタルみがなくなって、カッコ良くなって現れたのでびっくりしました。原作者は私も良く読むNick Hornbyです。プロデューサーもやってるみたいですね。前にも書いたようにこの映画好きです。じーんとする場面がちょこちょこあるし、「それはひどい出来事ではあったけど、いやー、救急車の後ろをすごいスピードでドライブするのは最高だった」なんていう笑えるやつがあったりして素敵でした。邦題も「アバウトアボーイ」。この映画でいわゆる”Social Suicide”(社会的自殺)をやりそうになっちゃったマーカス君は今やあの信じられないくらいに青い目が特徴的な素敵な俳優さん(こんな感じ)になっていてびっくりです。
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