The Wedding Planner

20010218_theweddingplanner.jpgThe Wedding Planner (2001), (A-)
私はあんまりジェニファーロペスが好きじゃなかったのでこの映画には期待せずに観に行ってしまったのですが、実はとってもいい映画でした。これは私が女だからそう思うのかしら。ドールハウスが出てきたところで号泣でした。良かったです。マシューさんの魅力はあのテキサス訛りだと思うんですが、彼はどうやらオーストラリアでも働いた経験があるということで、やっぱり話す時のイントネーションが特殊でいいですよね。そしてなんとなく農場にいる気さくなお兄さん的な要素がいいのかもしれないなーと思いました。小児科医ってのもベタだなぁという感じがしないでもないですけど。でもこの映画はしっかりアメリカでは売れてましたね。これがあったからこそジェニファーロペスもマシューマコーニーも続けざまにロマンティックコメディに出演してました。これ以外はダメっぽかったですけど。邦題も「ウェディングプランナー」。
[ DVD | 日本語DVD ]

Seven

20010208_seven.jpgSeven (1995), (C-)
ストーリー展開とか映像技術とかスター性とか話題性とかそういうことではなくて、いや、もしそういうことが映画というのならAに限りなく近いのかもしれませんが、私にとってはこれは映画にするテーマじゃないと強く思ってしまう映画だったので、評価低いです。本当に恐くて気持ち悪かったけれど、こういうのがやっぱり映画になるべきだと思う人もいるのかもしれません。ハラハラして目をはなせない感じがあるのは確か。でも何度考えてもやっぱり犯人はヒドいし、しばらくこの映画の後味が私の中から抜けなくてとても嫌な感じでした。こういう批評をすると、「恐いもの見たさ」で見たくなる人もいるのかもしれませんが。20歳以下は見ちゃ駄目ってことにしてほしい感じ。邦題も「セブン」。
[ DVD | 日本語DVD ]

Save the Last Dance

20010128_savethelastdance.jpgSave the Last Dance (2001), (B+)
MTVフィルムが参加した、音楽いっぱいの映画でした。ヒップホップとバレエの組み合わせは思った以上に良くて、なんだかモサかわいい感じに感動しました。あんな風にヒップホップを教えてくれる人がいたらいいなぁ、と思ってしまいますよねぇ。ブラックコミュニティというのはこういうカッコ良さもあるけれど、カッコ良さのためのイキがりみたいなものがわりとシリアスな問題になっていて、いつもうーん、と考えさせられてしまいます。こういうティーンムービーみたいな普通の映画にあたりまえのようにこういう明らかに若いギャングの社会が描かれているのを見ると、これは映画なのか現実なのか、となんとなく麻痺した気分になります。実はアメリカの暗い部分なのかもしれないのに、こんなに陽気なのはなんでだろう、とかそういう気分。いや、映画自体は全くそんな難しいテーマではないです。明るく、あくまでもドラマティック。邦題も同じく、「セイブ・ザ・ラストダンス」。
[ DVD | 日本語DVD ]

Traffic

20010114_traffic.gifTraffic (2000), (A-)
重い映画でしたが、私はよかったと思いました。途中で、「2通のレター」に関するジョークがあるんですが、それもよかったです。どんなジョークかは下のほうにバラしておきます。映画を見たい人は見ないでくださいね。このジョークを裏から見ることで、「これは誰にもどうしようもない」と完全に絶望的に思えることでも、誰かが何かをしなくちゃいけない、ということですね。無理でも、何かをしようとすることが最初のステップだということ。絶対なくなる問題じゃないけど、なくすようにする努力は無駄じゃない。日本だと「いじめ問題」とかもそうかもしれませんね。レベルが随分違いますけれど。考えさせられました。邦題も「トラフィック」。
[ DVD | 日本語DVD ]

Continue reading “Traffic”

Gladiator

20001231_gladiator.jpgGladiator (2000), (B-)
残酷なシーンが多くて私にはちょっと辛かったです。でもストーリーの展開がとっても上手だったと思いました。壮大な「仕返し」映画といってしまえばそれだけかもしれませんけれど。ラッセルクロウ渋い役ばかりでしたけど、これで大ブレイクしてなんだか安心しました。邦題も「グラディエーター」。どうやら2006年に続編ができるらしいですけど不確か。
[ DVD | 日本語DVD ]