Terminator 3: Rise of the Machines

20031123_terminator3.jpgTerminator 3: Rise of the Machines (2003), (B-)
夏の娯楽映画としてはなかなかの出来かもしれませんね。バカデカイトラックで町をめちゃめちゃにしていくシーンは圧巻でした。でも個人的には残念ながら、あんまり好きな感じではありませんでした。コンセプトをとらえるのがかなり難しいストーリーになっていました。時々バカバカしいほの笑いがあって、大声で笑いたいのに「世界を救おう」系のシリアスさに、なんとなく笑えない感じ。たとえばシュワちゃんが最初につけてみたサングラスとか、本当に笑いたいのに笑えないのはストレスたまります。Claire Danesはすごくカワイイですね。アイドルっぽくはないし特別な顔というわけでもないですけれど、キリっとした感じがいいです。どちらにしても、ターミネーターは旬が過ぎたという気配がぬぐえないですね。次はあるのかどうか分かりませんが、あるとしてもあんまり興味は持てません。これも、見る前からあまり期待はしてませんでしたが。
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The Matrix Revolutions

20031110_thematrixrevolutions.jpgThe Matrix Revolutions (2003), (B)
基本的には面白い映画だったと思うし、「お金返して!」という気分には絶対ならないと思います。でもこの映画をみながら、私はスターウォーズのことばっかり考えてしまいました。特に何が、というわけでもないんですけど、最初のシンプルな面白いコンセプトからだんだん誇大妄想的な話になってしまっていて残念な感じ。でも相変わらずこのThe Matrixシリーズは観たあとにいろいろなことを考えさせられますね。目的、ゴール、平和、選択、コントロール、原因と結果、とかいろいろなキーコンセプトについて。
ちなみに私はこの映画をIMAXシアターで観たのですが、思っていたよりずっとずっとずっと大きなスクリーンで最初の20分くらいはその大きさに圧倒されながら映画を観ました。もし近くにあるのならIMAXシアターで見ることをオススメします。値段も同じくらいですしね。
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Lost in Translation

20031106_lostintranslation.jpgLost in Translation (2003), (A-)
良かったです!Scarlett Johanssonはもともと大好きなんです。普通の女の子っぽいのになにかスペシャルな感じがします。話し方とか、目線とか。さすが巨匠の娘は巨匠になりうるというわけで、Sophia Coppola監督だったんですね。東京がありのままなのにキレイでした。でも時々出てくる面白いシーンはアメリカ人にはウケたりウケなかったりみたいでしたね。私には何もかも面白く感じましたけど。
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Buffalo ’66

20030927_buffalo66.jpgBuffalo ’66 (1998), (A)
私の周りの人で、この映画を観た誰もが、この映画はいいよと言っていたのですが、なんとなく今日まで見る気がおきずに放っておいたんですが、ついに観ました。そして、正直に認めますがすごく好きでした!私はフットボールが大好きですが、なんとなく彼がこのキッカーを殺したいほどに思う気持ちは分からないでもないですね。そう思うと笑っちゃいますけど。ときどき私もそう思うことがあります。Christina Ricciの身体がいいですね。彼女もこういう体型をキープすればもっと売れたかもしれないのに、今やすごく細くてモデルのようになってしまいました。全体的にこのお話すべてが良かった。心配していた芸術っぽいところも、なんとか受け入れられました。
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Philadelphia

20030927_philadelphia.jpgPhiladelphia (1993), (A-)
この映画はトムハンクスがふたつ受賞したオスカーのうちの最初のものです。ふたつめはフォレストガンプでしたね。トムハンクスとデンゼルワシントンの共演で、HIV/AIDSをテーマにしたとなると、これで何かを感じない人はいないと思います。私もかなり刺激されました。でもよくよく考えると、もし毎日エイズの人と何か一緒に近くで仕事をする状況が私に訪れたとき、私がどんな対応をするかは分からないところです。どんなにスマートアス(失礼)ぶっても、この映画でのデンゼルワシントンのようにふるまえるかどうか。できればそうありたいと願いたいところですけれど。
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