Hidalgo

20040404_hidalgo.jpgHidalgo (2004), (A-)
邦題は「オーシャン・オブ・ファイアー」。長距離ホースレースの話なんですが、このオーシャンオブファイアーというのはそのレースの通称。原題のヒダルゴは主人公である馬の名前。
いや、良かったですよ!私は大好きでした。かなりのエンターテイメント。しかも、本当にあった話をベースにしているという映画らしいじゃないですか!途中で王女様が皮肉をこめて、「あなたも、彼らが言うようにWillはBloodに勝てないことを証明するのね」というのですが、私は最後にそれを思いだして、逆にじーんとしてしまいました。
そしてこの、Viggo Mortensenさん、LOTRではその魅力は違った感じですが、それはもう、いわゆる青い目のハンサムさんで、こんな人に目の前であんな涙流されたら、理由は分からなくても一緒に泣いてしまう、というような感じです。馬が好きだったり、私のようにとにかくレースと名のつくものが好きな人は普通に楽しめると思いますよ。
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Magnolia

20040322_magnolia.jpgMagnolia (1999), (C+)
邦題も「マグノリア」。3時間ですよ。長い。私、思うのですが、映画の途中で、「この映画長いなぁ」と一瞬でも思ったら、やっぱりエンターテイメントとしてはダメなのではないかと思うのです。芸術、アートとしてはいいのかもしれませんが、私は難しいことがあまり分からないので、やっぱりトムクルーズだったらミッションインポッシブルだよなーとかそういうノリなのでごめんなさい。
自分のためのメモとして、私なりの解釈を続きに書いておこうと思います。これから映画を観ようと思っている人は読まない方がいいかも。でもC+ですからねぇ。
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The Cider House Rules

20040316_theciderhouserules.jpgThe Cider House Rules (1999), (A-)
たまに、ほとんどまるで偽善者のように、ああ、私って本当にラッキーで幸せで贅沢なんだな、と思わされることがあります。私は身近な人の不幸に接したことはまるでないし(祖父は数年前に亡くなりましたがあくまで年齢ということなのでどちらかというと幸せという感じ)、両親のおかげで、お腹がすいて苦しい思いをしたことはないし(満腹で苦しい思いならしたことが何度もある)、本当に、私生きてていいの?レベルの贅沢もんだなーと、突然めちゃめちゃに反省したりするのです。
この映画も私は結局、そういう結論に至りました。共感するだなんてとんでもない、感動ともちがう、なにか重々しく鈍い痛みのような感じ。こんな贅沢モノの私がこんなことを感じるなんて、チープな感じがするだろうってことは本当に分かっているんですが、それでも私はこうして時々映画でもなんでも、ふとハっとさせられることに感謝しようと思っているのです。邦題は「サイダーハウス・ルール」。自己満足的感想はさらに下につづきます。
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Being John Malkovich

20040312_beingjohnmalkovich.jpgBeing John Malkovich (1999), (A-)
邦題は「マルコビッチの穴」です。この邦題うまいですね。かなりうまいです。原題もこっちのほうが良かったような気がするくらいですね。ずっと前に友達のHが持っていたDVDで見たことがあったのですが、ブラボーチャンネルで放送していたのでつい全部見てしまいました。
この話は最初から飛ばしてくれますよね。とりあえずパペットですよね。確かに上手ですけどパペット好きって日本のフィギュア好きと同じイメージありますよね。フィギュア好きのみなさんを敵に回してしまうかもしませんが、やっぱりユニーク、とかそういうポジティブな言葉よりも、はっきりいって「キモい」と思ってしまうが一般人な気がするんですけどどうなんでしょうか。でもまぁ、いろいろと文化もあることだし、私が知らない世界があるということですね。さらに下に続きます。
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