星になった少年

20050719_hoshi.jpg星になった少年 (2005), (A-)
先週末公開のこの映画、また近所のモールの映画館で観てきました。「悲しいんでしょ、悲しい映画は観たくない」と渋る母を無理矢理引っ張って。
途中武田鉄矢に「子役と動物には云々」と言わせてましたけど、確かにそういう感はあるものの、普通にぽろっぽろ泣きましたよー。あのタイのおじいさんがクーとなるところとか、いろいろなポイントで。でもこういう風に情熱的に生きる人ってどうしても、ハタから見ると「生き急いでいる」ように見えるし、実際その必要があったんだなーと思わせられるんですけれど、何なんでしょうねぇ。のんべんだらりと、気の向くままに暮らしている私はやっぱり長生きかしら。
ところでチェンマイのさらに北部の森林奥深くに大蛇やサソリやいろいろいて、かえって母を心配させてしまいましたけど、私はほとんどバンコクに居るので大丈夫ですよー。象に乗りたいという欲求も特にないので大丈夫ですよー。と、安心させておきましょう。全体的に音楽が良かった。♪ソーミレー♪といつまでも歌っていたくなりました。さすが教授ですね。
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宇宙戦争

20050706_waroftheworlds.jpg宇宙戦争 (2005), (B)
原題は”War of the World”。原作の原題には最初にTheがついて”The War of the World”になります。私は結構このタイトルがミソだと思ってたんですが、というのも、邦題だと「宇宙戦争」となっていて(ウェルズ原作の当初の邦題が「宇宙戦争」なので変えるわけにいかないんでしょうね)普通なんですが、実はその原作が発表されたのは、あの第1次世界大戦すら勃発していない時代。世界大戦という概念すらぼんやりしている時にこの物語があったんですね。それを忠実に再現するとなると、物語が単調に見えたり、ヒネっていないように見えたりするのは当然、ということで評価Bにしました。忠実といっても、「わたし」の一人称よりさらに個人的な話の進み方になっているので、全然違うといえば違うんでしょうけれどラストが同じ(コンセプト)なので、まあ忠実かな、と。下に感想をさらに書いておきます。
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It Runs in the Family

20050605_itrunsinthefamily.jpgIt Runs in the Family (2003), (B)
邦題は「グロムバーグ家の人々」。昨日、何か映画が観たいねぇという話を母としたら、「うちに、この前モールで買ってきたDVDがふたつあるよ」というので何だろうと思って、見てみたらこの映画と”The Negotiator“だったので観たことがないこっちを観てみました。たしかアメリカでの公開中は、「ちょっとおしゃれなファミリービデオを見せられた気分」なんて批評もあった、「グロムバーグ家の人々」というよりは「ダグラス家の人々」という印象だったんですが、実際観てみると、私はそんなに嫌いじゃなかったです。ただ知りたいのは、カークダグラスのあれは、演技なのか結構普通なのか。演技であってほしい。マイケルダグラスは相変わらず。Approvalが欲しいという部分は何となく分かる気がしました。”I love you, too”の返しが良かった。キャメロンダグラス君も、あんなに大きくなったのねぇ、と思いました。私も年取るハズだわ。
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Closer

20050525_closer.jpgCloser (2004), (B-)
日本の映画館で観ました。毎週水曜日はレディースデーで1000円だそうです。それでも高い気がしますが。この映画、ナタリーポートマンがいなかったら終わってましたねぇ。あ、でもClive Owenさんも良かったですけどね。彼は”Sin City“でもかなり良い味出してました。いやー、後味悪い映画ですが、とにもかくにもナタリーポートマンの笑顔とあの身体にかなり助けられました。高く評価していた評論家もいたみたいですが、これはかなりナナメに生きてこないとなかなか高評価できない気がするんですけど。あ、今私純情ぶりました。ごめんなさい。それにしてもジュリアロバーツとジュードロウにがっかりです。
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Spanglish

20050512_spanglish.jpgSpanglish (2004), (C+)
ホノルルから大阪へ飛ぶ飛行機の中で観ました。母娘共に美人さんでエキゾチックでスペイン語すら美しい気がしてきて素敵だったし、アイディア(エッセイでしたってとこ)もすっごく良い気がしたんですけど、どうしてあんなに最後は微妙だったんでしょうか。残念。アダムサンドラーも面白さなしってところが別の意味で新鮮でした。笑わせてもらえると思ったのに、素敵素敵の連続で、歌も歌わず、なぜアダムサンドラーだったの、と思ったくらい。でもTeaさんは良かった。しゃべりまくるところ。そしてしゃべりまくってないところも。邦題調べてません。日本に上陸するのかもわかりません。
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