Volunteers (1985), (B-)
古い映画です。トムハンクスが出てるとはいえ、彼がオスカーとったりカリズマティックになったりする前のことなので、実はかなりダメ映画だったりします。が、この映画はうちの大学、Washington State Universityではかなり有名です。というのも、このポスターでトムハンクスの横に立っているJohn Candyが演じた、トム・タトルが、うちの大学出身という設定で、愛校心あふれる演技だからです。もっと詳しく書くと、この映画の中で彼は、うちの大学のFight Song(それぞれの大学がスポーツイベントなどで歌う応援歌のようなもの)をフルで最低2回歌うのです。でも、WSUが田舎くさく描かれていて、ちょっぴりバカにされているような感じなんですけどね。でもやっぱりPullmanを離れるにあたって、手に入れておかないと!と思ってDVD購入した次第です。WSUアルミナイの方は必見。あとは結構どうでもいいかな。B-なのも、ヒイキ以外の何でもありません。多分ストーリーとしてはC-くらい。邦題は「ピース・フォース」になりそうだったらしいんですけど、結局輸入版しかないみたいですね。下にそのワシントン州立大学のファイトソング書いておきます。
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Cellular
Cellular (2004), (B)
Aさんがどうやらすごく見たかったようで、ついに昨日観ました。もちろんB級なんですが(キムベイシンガーは出てるけど)、かなり、ガッチリしたいわゆるハリウッド娯楽映画という感じでとても良かったです。主役の彼がカッコ良すぎ。しかも一応ティーンコメディのようなものも入っているので、あの弁護士とか、リッキーマーティンとか、そのあたりがぷぷっと笑えて良かった。それにしてもキムベイシンガーと悪い警察の組み合わせってLA Confidentialじゃないですか。しかも、異常にリッチなのが気になるし。そして電話は私が使っていた昔のノキアのに似てたのも嬉しかった(カメラはついてなかったけど)。ハラハラする映画を観たいときにはかなりオススメです。
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The Interpreter
The Interpreter (2005), (B+)
いやぁ、ニコールキッドマン、きれいですねぇ。目が青すぎ。話は、かなり込み入っていて「ん?」「ん?」の連続でした。グループが5コくらい出て来て、誰がどのグループだったかだんだん分からなくなるのです。ショーンペンはつねに上目遣い。そのせいで額にシワが8本くらい常に出ていました。(自分にとっては)死刑になってもおかしくないほどの人が、溺れていたとして、自分の命をリスクにさらしてまで助けるのか、それとも溺れるのをただ見守る(見捨てる)のかどうか、というところ興味深かったです。ちょっぴり哲学的なんですねぇ。ニューヨークで、訪れた場所がちょこちょこ出て来てそれも楽しかった。911後、ということの強調なのか、最後にジャージー側からのWTCなしのマンハッタンが大写しになってました。なかなかサスペンスあふれる規模の大きなお話でした。邦題も「ザ・インタープリター」になるみたいです。
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Shall We Dance?
Shall We Dance? (2004), (B-)
日本版は観たことがあったのでストーリーとしてはあまりにも全く同じというかなんと言うか不思議な気分でした。でも役所広司さんとリチャードギアじゃ、やっぱり同じものは作れないでしょう。役所広司さんが出せるあの不思議なサラリーマンの素敵な感じはリチャードギアには出せないよ。金持ちジャックニコルソンがフツ−人シュミットを演じたときみたいな異様な違和感を感じました。が、あのコンテストのダンスにはうっとりしましたね。ワルツをふわふわ踊って、娘さんが”Awsome!”って感動してて、じーんとしました。モっくんだったはずのあの役を、なんだかよくわからない感じのヘンテコな方(でもダンスはすんごく上手)が踊ってらしてその落差にびっくり。邦題は「Shall We ダンス?」とダンスがなぜかカタカナらしいです。まあいいんですけどね。
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ハウルの動く城
ハウルの動く城 (2004), (B+)
公開中のおなじみ宮崎駿さん監督の映画を見てきました。日本語情報はこちら。何の前情報もなくふらりと行ったんですが、荒れ地の魔女が「…安っぽい店」と言ったときはさすがに誰がしゃべってるかハッキリ分かりました。それ以来荒れ地の魔女のとりこになりました。そしてハウル…。ハウルは微妙。緑色になって溶けそうになったときはイライラさせられました。あれだけで100年の恋も覚めそうなんですけどどうですか?ソフィーちゃんは「落ち着くのよ」のところがかなり笑えたし、翌朝の、「家にはいられないわねぇ」って変に落ち着いてるところがカフカっぽくてすてきでした。それにしても、母と一緒に近所のシネマコンプレックスに行って観たんですが、母は年齢的なディスカウントで1000円(ごめんね、バラして)、私はシネマ会員割引で1500円だったんですけど、母は800円の割引分、しっかり目をつぶっていらっしゃいました。律儀なのね。っていうか暗くなると眠くなりますよねぇ。どんなに大音響のシアターであっても。でも全体的にほんわかふわふわしたお話で、メッセージ性も微妙だし(説教くさくないということ)、子供がかわいいし、私は好きでしたよ!楽しかったです。
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