School of Rock

20040418_schoolofrock.jpgSchool of Rock (2003), (B+)
邦題も「スクール・オブ・ロック」。ブロックバスターで借りてきて見ました。ジャックブラックだし、アハハと明るく笑えたらいいかな、と思っていたのですが、ジョアンキューザックも出てくるし、どうやら制作メンバーはハイフィデリティとほぼ同じらしく、なんとなくこじゃれたノリで始まります。
もちろん、ジャックの顔芸などはアハハと笑えるし(最後の衣装も!)、楽しい映画なのですが、なんとなく最後に残るほんわかとした感覚が良かった。まさか、この映画でこのほんわか気分を味わえるとは思ってなかったのでなおさらでした。事実だけを見ると、ルーザーなんですけどね(No Vacancyが勝ったしね)。でも、ウソばっかりつくし、道徳的にはどうなの?といった感じもなきにしもあらずでしたけれど、日本の子供達も、こんな極端じゃなくてもいいけど、こういうフィールドトリップくらいだったら必要じゃないの?ってちょっと思った私って、年とっちゃったかしら。良かったです。
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Starsky & Hutch

20040306_starskyandhutch.jpgStarsky & Hutch (2004), (B)
いやぁ、楽しいバカバカしい映画でした。ベン&オウエンといえばズーランダーですが、今回もなかなかイケてるコンビでしたね。私はああいう笑いは好きです。思い出し笑いすらできます。舞台が70年代なので(70年代の刑事ドラマの「スタースキー&ハッチ」のリメイク、と書こうとして、これははたして「リメイク」なのかどうか分からない、と思いはじめましたけど)、服装、車、お化粧、髪型、などなど愛すべきものいっぱいでした。バカバカしいのはいいですね。本当に。あとAmy Smartが出てました。あの人コメディ専門の美人さんという感じですが、賢そうでステキですね。
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追記(3/16):ふと思い出したのですが、この映画の中で、アジア人男性が”What he looked like? C’mon, he is a white, you white guys all look the same right?”というところがあって、映画館の中も笑いにつつまれてましたが、これって居心地悪いの私だけ?このジョークはつまり、逆メッセージなんです。アジア人はみんなそっくりに見えるんです。彼等にとって。だから逆をいわれて、「いやぁそれはこっちのセリフだし」風のジョークなわけです。これって、微妙。誰が脚本を書いたか(アイディアを出したか)によるけど。別にオフェンドされるわけじゃないですけど、こう、モゾモゾする感じでしょうか。

The Passion of The Christ

20040229_thepassionofthechrist.jpgThe Passion of The Christ (2004), (B)
日本で放映されるとしたら「パッション」という題になりそうだということですが、アメリカでもPassionと呼ばれているこの物議をかもしだしている映画、あまりに気になって観に行きました。キリスト教のことを全く知らない人は予習が必要な映画かもしれませんね。ジェイダがなんであの行動をとったのかとか、本当の最後の晩さんの意味とか、リザレクションについて、マリア様について、お父さんがいないワケについてなどなど、全く説明されてません。観客は知っているものとした前提の映画ですね。まぁ、アメリカの観客の90%以上がもちろん知っているわけですけれど。
私がBとしたのは、まず共感できないという単純に文化的な違いと、メルギブソン特有のペイトリオッツにもあった激しすぎるバイオレンスでしょうか。売れているみたいだし、いろいろと考えさせられはするものの、映画=エンターテイメントという定義のハリウッド映画大好きの私には重すぎたみたいでした。
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Miracle

20040221_miracle.jpgMiracle (2004), (B+)
昨日の夜、一番最後の9:10の上映を観てきました。カートラッセル、もともと大好きなんですが、本物に似過ぎ。ノンフィクションだし結果も分かっているのに、手に汗握る、じーんとするいい映画でした。私は最近Hockeyは大好きで、スポーツニュースでもいつもじっと見てしまうのですが、やっぱりゴールを守るという姿勢が一番の良さだと思いますね。時代背景もありますがソ連を相手にするのはやはりビッグディールだったのでしょう。アメリカという国の底力を見た気がしました。
それにしても平均年齢21歳というチーム、俳優陣が全員美形あるいはキュート系。こんなに素敵な人ばかりでいいの?という感じで目の保養になりました。アメリカに7年住んでいますがこんなに一気にカッコいいアメリカ人をいっぱいみたのは初めてだったような気がします。でもジミー役の人は、本物にもソックリで、本物もカッコよかったのねーとびっくりしました。
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