Wimbledon (2004), (B+)
昨日、公開初日に観に行ってしまいました。オープニングのタイトルなどが、「何よ、読みにくいなー!」と思っていたら、「こういうことだったのね!!!」と思いっきり笑いました。天才的。あのオープニングだけで$7くらいはあったと思います。ストーリーは、一言でいうと、「ベタ」。でもそのベタさがいいんです。私はすっごく好きでした。ノッティングヒルにあるような、ブリティッシュな笑いとでもいうんでしょうか、じわじわくる感じです。感想はさらに下に続きます。
[ DVD | 日本語DVD ]
Paparazzi
Paparazzi (2004), (B)
友情出演がいっぱいで、私の好きなマシューマコーニーさんも出てました。出てきたとき(最後のほう)ニコニコしてしまいましたね。もちろんプロデューサーのメルギブソンも出てました。これはわざとらしかった。でも全体的にアクション&サスペンスいっぱいで楽しいといえば楽しかったんですけど、あの、3人目のやり方はどうだったんでしょうねぇ。すごいなあ。でもきっとあんな気分になるんでしょうけれど。コロンボさん(違うけど)もコロンボぽくて良かったです。面白かった。でもやっぱりハリウッドはパパラッチに何か借りでもあるのかしらと思わせられるほどの迎合ぶりですね。とことんイヤな感じにしてない、というだけの意味ですけれど。もう一度見たいかどうかといわれるとそんなことないかも、です。邦題は何になるんでしょう。「パパラッチ」だと思いますけど。
[ DVD | 日本語DVD ]
Runaway Jury
Runaway Jury (2003), (B+)
私の好きなグリシャムさん原作の法廷スリラーですが、なんだか私ジョンキューザック大好きかなと思うほど彼の映画ばっかり見てますね。別にふつうです。好きでも嫌いでもないかも。でも、レイチェルワイズさんいいですねぇ。The Mummyしかり、The Enermy at the Gateしかり。かわいい人です。でも地味って感じ。そうでもないか。そしてジーンハックマンがシオシオでした。でも”I don’t give a sxxt.”といったときは真剣に私が彼に怒りを感じたほどだったのですごい演技なのでしょうね。ってみんなそう思ってるからジーンハックマンなんでしょうけれど。邦題は「ニューオーリンズトライアル」だそうです。最後にとある地名がどかーんとくるからこの邦題はなかなかいいのではないかしら、と思いましたがどうでしょうか。
[ DVD | 日本語DVD ]
Collateral
Collateral (2004), (B+)
夏らしいスリラーでした。トムクルーズが”Bad Guy”ということで、ファンの私としてはかなり期待していたんですが、期待通りといえばそうでした。でもやっぱり彼は「オレが一番カッコいいんだ」風の役が似合いますねぇ。ミッションインポッシブルとか。でも、この映画もなんだかんだいってカッコよかったですけどね。ジェイミーフォックスも素敵でした。交渉のところで、”What did you say?”と言われてからメガネをはずしながら吐くセリフは、こっちがゾゾゾとするほどでした。ナーコティック部門の警部役の人もなんだか頭よさそう(悪そうな格好なのに)でかつ、油っぽくて素敵でした。邦題も「コラテラル」。英語の発音はどちらかというと、「カラーレラル」って感じですが。
[ DVD | 日本語DVD ]
Fahrenheit 9/11
Fahrenheit 9/11 (2004), (B)
話題だったので見に行きました。上手に笑い、涙などを織りまぜたエンターテイメントにもなる作りにしてあっておおお、と思いました。でも、見終わって感じるのは、なんとなく「乗せられてはいけない」(どちらにも)という不思議な緊張感でしたけどね。
私は「顔が好きじゃない(ごめんなさい)」という基本的な部分でブッシュ大統領の言うことなすこと信じられないままこうして4年間が過ぎているので、エラそうなことは言えませんが、なんでこんなにガソリンが高いんだ!そしてどうしてアメリカに再入国するたびに指紋をとられるんだ(1回でいいはずだ)!どうしていきなりこんなに研究費カットされてるんだ!なんで金持ちから税金をとってないんだ!などなど疑問があるんですけどねぇ。イラク問題も疑問や謎が多いけれど、せっかくクリントン政権がつくった健康保険の基盤をほったらかしにしたり、前ブッシュ政権のキャビネットと同じメンバーを配置したり(この人たちでダメだったから前ブッシュ政権は1期で終わったんじゃなかったの?)、不思議ばかりです。だからといって民主党がいいかといわれても微妙。でも単なる留学生の私はいろいろと観察して勉強不足を恥じるばかりなのです。邦題は「華氏911」。
[ DVD | 日本語DVD ]