Enemy at the Gates

20010415_enemyatthegates.jpgEnemy at the Gates (2001), (A)
邦題は「スターリングラード」。映画まるごと総ロシア人(あ、ちょっとドイツ人も)という映画なのに全員流暢な英語をしゃべらせるなんて、すごい乱暴なアメリカ映画だと思ってしまいましたが、私は実は見る前には戦争映画だなんて全く知らずに見に行きました。だからだったのか何んあのか、結構良かったです。生きるか死ぬかという究極のところでくりひろげられるドラマということで、戦争映画というのは人の心になにか訴えかけるのでしょうね。うちの祖母が「私は戦争知ってるからトキがくること、こなければいけないことは知らない人(戦争を)よりよーくこころえてるの」とよく言ったりして、なんとなく遠い気持ちになるのですが、戦争映画を見ていてもそういう気分になります。でも現実にちょっと違う国に生まれただけでたった今のこの瞬間でもそういう環境に簡単になってしまうんですよね。
それにしても、不謹慎ながらもやっぱりJudeはかっこいいなぁと思いました。あんな人はどこにいるんだろう。見たことない。エドハリスもすごい。あのカリズマティックな口調。
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The Wedding Planner

20010218_theweddingplanner.jpgThe Wedding Planner (2001), (A-)
私はあんまりジェニファーロペスが好きじゃなかったのでこの映画には期待せずに観に行ってしまったのですが、実はとってもいい映画でした。これは私が女だからそう思うのかしら。ドールハウスが出てきたところで号泣でした。良かったです。マシューさんの魅力はあのテキサス訛りだと思うんですが、彼はどうやらオーストラリアでも働いた経験があるということで、やっぱり話す時のイントネーションが特殊でいいですよね。そしてなんとなく農場にいる気さくなお兄さん的な要素がいいのかもしれないなーと思いました。小児科医ってのもベタだなぁという感じがしないでもないですけど。でもこの映画はしっかりアメリカでは売れてましたね。これがあったからこそジェニファーロペスもマシューマコーニーも続けざまにロマンティックコメディに出演してました。これ以外はダメっぽかったですけど。邦題も「ウェディングプランナー」。
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The Sixth Sense

19990807_thesixthsense.jpgThe Sixth Sense (1999), (A)
みんな驚いたと思うんですが、全くの予習なしで行ったので、大どんでんがえしの、すごい結末に驚きました。ホラーかなと思っていたんですが、サスペンス気味でしたよね?謎解きというか。子供の演技もなかなか。数多くのエキストラ的脇役のみなさんもなかなかでした。邦題も「シックスセンス」。いやぁ、もう一度見たい、と思う人ばかりでしょうね。
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Notting Hill

19990705_nottinghill.jpgNotting Hill (1999), (A)
こんなハリウッド満開な映画にAは甘いのかもしれませんが、大好きでした。ヒューグラントがカッコイイのもありますが(モーリスの頃を考えるとかなりおじさんになってますね)、チャチなラブストーリーにユーモアと家族愛が入っただけで、こんなに心あたたまる恋愛映画になるなんてびっくりです。あの家族、本当にいいです。スパイクも味があってステキ。半分おシリが見えたときのアメリカ人の反応は”EWWW!!!”でしたけど。そして私、イギリスにいきたくなってしまいました。邦題は「ノッティングヒルの恋人」。
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The Negotiator

19990610_negotiator.jpgThe Negotiator (1998), (A-)
かなり面白かったです。俳優さんたちはかなり実力がある人たちばかり。LA Confidentialのメンバーですね。でもあれに比べるとそこそこ地味なのであれほど売れなかったのかもしれません。女性も絡まなかったしね。ピリピリする感じと、大事なところを見せなかった勇気がすごい。きっと見せたかっただろうに!という感じです。面白かった。邦題は「交渉人」。直訳。
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