Hero

20040829_hero.jpgHero (2004), (!)
日本では数年前に「英雄/HERO」として公開されてましたが、アメリカでも字幕公開(しかも全米)されていたのでへぇと思って見に行きました。ABC評価できませんね。これは。なんか、映画とかショウビズとかじゃなくて、美術館で絵画を観る感覚でした。マテリアルアートは私は、どんなにウソっぽくてもワイヤーで吊ってあっても、その必死な本気な感じが好きなのでわりと全体的に肯定的なんですが、この映画は、私が多分持っている、中国にたいするかなり原始的な憧れのようなものをガンガン見せつけられた気がして圧倒されました。敦煌とか山水とか、ストーリーに関係なく中国にしかないんだろうなーと思わせる「美」という感じ。そして、ああ、中国の人こういうのすごく好きだよねぇと思ってしまう原色とひらひらの布。さらに下に続きます。
[ DVD | 日本語DVD ]

Continue reading “Hero”

The Bourne Supremacy

20040726_thebournesupremacy.jpgThe Bourne Supremacy (2004), (A-)
前作The Bourne Identityに続くアクション。もともとマットデーモン大好きなので偏見はいってますが、いやーカッコ良かったですよ!前作が微妙だったのはあの女の子のせいだ!と確信しました。そして「追われているときは逆に追え」みたいなよく分からない真理でしたね。マットデーモン筋肉つけすぎ。強すぎ。でもだからこそ見ていて安心できたし、スッキリしました。邦題は、なにそれ?と思ってしまいますが、「ボーン・アイデンティティー/殺戮のオデッセイ」。殺戮ってねぇ。[ DVD | 日本語DVD ]

The Notebook

20040718_thenotebook.jpgThe Notebook (2004), (A)
Salt Lake Cityのなんだか素敵なモールの横の映画館で見ました。友達のEmilyに聞いたらユタでも自慢のモールらしいです。大きくてオープンスペースなモール。ところで映画はMean Girlsにも出ていたカナダ人女優のRachel McAdamsが良かったです。金髪のほうがカワイかったけど、なんだか魅力的なスタイル。日記にも書きましたが、とにかくいっぱい泣けます。でも悲しいというよりは、心打たれる、という感じ。いわゆる「泣かせる」話だし(耐える男っていいですねぇ)、原作も素晴らしいということで、いい映画に仕上がるのは当たり前なのかもしれませんが、私は好きでした。女の人で、映画を見て思いっきり泣きたいって思う人にはかなり良いと思います。滅多にAの評価をしない私ですが、こういう映画のためにとっておいたの!という感じ。私はこう、いろいろ難しい映画よりも、ストーリーが太く、濃く、しかも分かりやすく、魅力的な人が出ていると、うわーと嬉しくなるタイプなのです。
[ DVD | 日本語DVD ]

Continue reading “The Notebook”

Spider-Man 2

20040713_spiderman2.jpgSpider-Man 2 (2004), (A-)
邦題も同じく、「スパイダーマン2」。人間味にあふれていたという意味で、前作「スパイダーマン」に比べて良かったですね。CGなのか実際の撮影なのか、つなぎ目がさっぱり分からなくて前作よりずっと高レベルな感じでした。第1作目のヒットで予算がいっぱいあったのかしら。ヒロイン役のクリスティンちゃんはすっかり子役イメージが消えましたね。Eternal Sunshineでも素敵な演技だったし。1作目のときはカワイクない!と思ってしまったのに、今回は、ああ〜カワイイ〜という感じでした。真夏のスッキリするエンターテイメントでしたよ。今回も敵っぽくない敵で、ちょっと悲しかったりいろいろ。オススメです。
[ DVD | 日本語DVD ]

Continue reading “Spider-Man 2”

Shrek 2

20040522_shrek2.jpgShrek 2 (2004), (A-)
大人気だったShrekの続編。どうやって続編を作るのかと思いきや、こうやるのねーと納得しました。この調子だと3も4もガンガン作れますね。うまい。
最初からプリンスチャーミングの髪の毛フリフリに吹き出してしまうし、新しいキャラクターであるPuss-in-Bootsにはおなかが痛くなるほど笑わせられるし、イチイチ何もかもが細かくて本当にゲラゲラゲラゲラと劇場みんなですっかりスッキリしました。さらに下に続きます。
[ DVD | 日本語DVD ]

Continue reading “Shrek 2”