Seoulから。

仕事で韓国のソウル市に来ています。とりあえず無事に到着したよという日記を書いておこうと思って。

今回大韓航空で着たんですが、ありえないことに知らないうちにファーストクラスにアップグレードされてました!超びっくり。次々にいろいろ出てくるのでそれをこなしていたらあっさり到着しましたよ。機内のビビンバ美味しかったです。インサラータカプレーゼも出たりしてイタリアンなのかコリアンなのかどっちかにして、という感じ。でも何もかも、キムチも全部、美味しかった。

空港ではなんと豪華に3名様のお迎えがあり、同じFAOで働くDavidも待っていてくれて、一緒にホテルまで行きました。なんか立派なリモだったしこの旅行はなんだかいつもの出張と違うぞ!という感じ。ホテルにチェックインしたらお部屋は12階、窓からの雰囲気はこんな感じです。病院が目の前。部屋にはウォークインクローゼットなんかあったりしてびっくりです。明日のカジュアルミーティングをこなして、あさってが本番のワークショップで、金曜日までの本会議に出席すればそれが今回の私の出張の内容。ワークショップがメインの私の仕事なので、月曜日が終わればあとは私は気楽になれる、はず、です。

オタワから。

今、仕事でカナダのオタワに来ています。アメリカ(フィラデルフィア)でのコネクションだったので、セキュリティチェックに時間がかかるかも、と思って心配だったんですが、意外にあっさりと終わりました。トランジットは1時間半あれば結構十分ですね。でも私は今回はアメリカのG4ビザという10年ビザがあるので(すごく苦労してとりました)、それでノーチェックだっただけかも。指紋すらとられませんでした。ラッキー。苦労のしがいもあるというものです。そしてオタワに飛んできたんですが、あっさりスーツケースなくされました。といってもまあ届くでしょうけれどね。明日の朝くらいでしょうか。
ローマは今午前4時くらい、オタワは今、夜の10時といったところです。疲れたのでぐっすり眠れると思うので時差は大丈夫でしょう。明日はカンファレンス会場のチェック、カナダ政府関係の人とアメリカFDAのオフィサーとの内部ミーティングがあるだけで、あさってとその翌日にワークショップをやります。招待した途上国側の参加者は全員来れることになったので一安心ですが、オーストラリア政府の代表の人が音信不通なのでちょっと心配です。でもとりあえず今日は寝ます。家族のみなさん無事に到着しましたので安心してくださいね!

クリアランス・クリアランス。

このサイトを見ていると、私って仕事してる?と自分に聞きたくなりますが、意外としてます、ということにしておきます。それでちょっと書き留めておこうと思ったこと。それは別に大したことじゃないんですが、いわゆる「公務員」の仕事に付き物のBureaucracyということ。日本語にしちゃうと「官僚的」とかいう普通の言葉になっちゃうんですけどね。つまり、物事がサクサク進まないんですよ!本当に!
いやー別に文句を言っているわけじゃないんですが、多分きっと、ある部分ではこうあるべきなんでしょうけれどね。たとえば、先日小さなミーティングがあったんですね。参加したのは本当に内部だけの14人で、2時間ただただみんなが好き勝手にしゃべっただけ、という結構インフォーマルなミーティング。チーフが一応アジェンダを箇条書きにしてきたんですが、もうみんな自己主張がすごくてべらべらかまわずしゃべりまくるんです。私はミーティングの始まる5分前にチーフのオフィスに呼び出されて「書記をするように」といきなり申し付けられたんですが、まあ新人なので何でもやらせていただきます、という感じでせっせとメモをとって、ミーティングが終わってからワードで4、5枚くらいに議事内容とみなさんのそのてんでばらばらな意見をなんとかまとめて、さあどうしようかな、としばらく考えました。

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お仕事&タイの研究成果

毎日更新しないので忙しいのかと思われているみたいですがそんなことないです。1日おきには書いてるし。普通に5時に仕事が終わるので、いいのかないいのかなと思いつつも速攻帰ったりしてます。8時半から5時までミッチリなのは確かなんですが、と書き始めたのは良いものの、でもよく考えると日本でのお仕事なんてもっと長いのにもっとミッチリだったりしますよね。反省。
さて仕事は楽しくて良い感じなのですが、さすがに仕事中に勝手なことはできないのでタイでの研究結果を書くのがちょっと遅れてきていてドキドキしています。ので、昨日の夜はえいっと思い切ってアメリカはCDC (Centers for Disease Control and Prevention)が出しているEID (Emerging Infectious Diseases)への論文のドラフトを仕上げてみました。論文といっても、Letter to the Editorの枠で出そうと思っているので、First Person (I did xxxとかいう文章)で書く中途半端なものなんですけれどね。しかも結構Social Scienceな研究だったハズのものがなぜEIDに?と思われるかもしれませんが(そんなこと思う人いるかな)、それはアクセプトされたときのお楽しみということで。1/3しかアクセプトされないらしいのでちょっと内容が内容なだけに無理かなとも思うんですが、実は、知らない方のために書きますが、学術論文を載せるジャーナルって1/10しかアクセプトしない、というものがザラで、ヘタすると1/100という強烈なジャーナルもあります。1/3は実は良い方なんです。頑張ります。

即戦力としてのポスト

いきなりBusiness Weekみたいなタイトルですけれども、実際出勤しはじめてから「オリエンテーション」というような名のついたものはLibrary Orientationのみで、それは国際機関が出しているパブリケーションのアーカイブから欲しい情報をどういうふうにサーチするか、というような内容だったんですね。そしてなぜそのオリエンテーションが必要かというと、単純に60年前に作られ始めたアーカイブを無理矢理IT化しているために非常に分かりづらいインターフェイスになっているので、直感的にサーチをかけられない、というかなりプラクティカルな理由でした。
そしてセクレタリーのJillがぱーっと私のためにアポイントメントを一気に6件ほどとってくれて(その中にはDepartmentのトップまでいました!)これから一緒に働くチームのみなさんとそれぞれ15分ずつくらいお話したあとは、もう私はいつのまにかプロジェクトにとりかかっていました。正直言って、「うーんこれはどうするんだろう」だとか「あれはどこにあるんだろう」と思うようなこともたくさんありますが、まわりのみなさんは分刻みで強烈に忙しいので基本的には自分でなんとかすることを求められているみたいです。まあいつまでもウロウロしたりするのは非効率的なので、ある程度自分でなんとかできないことが分かったら私はすぐ聞きますけどね(今のところ聞かずに済んでいるけれど)。

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