お仕事&タイの研究成果

毎日更新しないので忙しいのかと思われているみたいですがそんなことないです。1日おきには書いてるし。普通に5時に仕事が終わるので、いいのかないいのかなと思いつつも速攻帰ったりしてます。8時半から5時までミッチリなのは確かなんですが、と書き始めたのは良いものの、でもよく考えると日本でのお仕事なんてもっと長いのにもっとミッチリだったりしますよね。反省。
さて仕事は楽しくて良い感じなのですが、さすがに仕事中に勝手なことはできないのでタイでの研究結果を書くのがちょっと遅れてきていてドキドキしています。ので、昨日の夜はえいっと思い切ってアメリカはCDC (Centers for Disease Control and Prevention)が出しているEID (Emerging Infectious Diseases)への論文のドラフトを仕上げてみました。論文といっても、Letter to the Editorの枠で出そうと思っているので、First Person (I did xxxとかいう文章)で書く中途半端なものなんですけれどね。しかも結構Social Scienceな研究だったハズのものがなぜEIDに?と思われるかもしれませんが(そんなこと思う人いるかな)、それはアクセプトされたときのお楽しみということで。1/3しかアクセプトされないらしいのでちょっと内容が内容なだけに無理かなとも思うんですが、実は、知らない方のために書きますが、学術論文を載せるジャーナルって1/10しかアクセプトしない、というものがザラで、ヘタすると1/100という強烈なジャーナルもあります。1/3は実は良い方なんです。頑張ります。

論文ふたつ

先日コメントでAさんに教えていただいたんですが、私の論文が今頃掲載されたみたいなので、ここで紹介しておくのも恒例になったので(?)書いておきます。興味ない人には本当につまんないと思いますので念のため。ひとつは私がファーストオーサーでもうひとつはプロジェクトメイトのZenaがファースト、私がセコンドのやつです。アブストラクトは誰でもダウンロードできますが、フルテキストのほうはパスワードが必要になります。もし読んでみたいなんていう奇特で優しい方がいらしたらメールください。個人的に送付させていただきます。

Development and Validation of Stages-of-Change Questions to Assess Consumers’ Readiness to Use a Food Thermometer When Cooking Small Cuts of Meat. J Am Diet Assoc. 2006.106:262-266. [ Abstract (PDF) | Full-text (PDF) ]
Use of Behavioral Change Theories in Development of Educational Materials to Promote Food Thermometer Use. Food Prot. Trend. 2006. 26(2):82-88. [ Abstract (PDF) | Full-text (PDF) ]

というわけでお知らせでした(ほとんど家族向けです)。

仕事もちゃくちゃく

昨日の午前中のミーティングはかなり濃く、意義があるものとなりました。良かった。そしてZenaがファーストオーサーで書いていた論文(私はセカンド)もAcceptされたというお知らせがあり一安心。さらにSandyがファーストオーサーで書いていたリビュー的な論文(これも私はセカンド)もAcceptされたそうで(これはなんとかなりインターナショナルで、Brit Food Journalに掲載予定)、私の2月のJADA (Journal of American Dietetic Association)の論文(これは私はファースト)を入れて来年は3つポンポンポンと出そうで嬉しいです。もうひとつMiriamと一緒に書いているものもあって、それが終わればこのプロジェクトの論文は全部終わり。
それから私のタイでのデータと格闘します。現在のところ1本、1月のジャーナルに出ますが、現在書いているのがチュラ大のジャーナルに掲載される予定。でもこれは一応ピアリビューはあるものの、エディター・リビューワー共に全員私が知っている人ということで、どれくらい価値があるのかは分からないところ。ただ、タイで出してもらえるのは私としてはとても嬉しいのです。そして来年の夏頃の学会に2コ、2本フルアーティクル、1本リサーチブリーフを書こうというのが私の野望ですが一体全体どうなることやら。

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セミナーに参加してきました

seminar昨日は珍しく早くやってきたイウと一緒にせっせと仕事をして、午後から、いつも私のお世話をしてくれるタイ人でこの学部のラボのスタッフであるBankと3人でサヤームスクエアのS&Pでランチをしたあと、一緒にチュラ大の医薬生化学学部のようなところで開かれた大学院生主催のセミナーに参加してきました。内容はクローン病。治療法がほとんどないといわれている難病のクローン病ですが、その治療にむけた努力は毎日行われているということで、このチュラ大でも数名の院生がせっせと何らかのアンタイボディを使って腸壁を刺激してみたり、いろいろやっているみたいです。今回もその院生の一人の実験がちょっぴり成功したということで、その発表会のような形式になっていました。私ははっきりいってこういったエリアの知識は皆無に等しくて、どちらかというと、Nutritionといったエリアなのでそのクローン病になってしまった人のケアのほう(Tubingとか)を勉強していたので、このセミナーで基本的なイミュノロジー(免疫学)のようなものを学べればいいなぁと思っていたんですが。が。甘かったです。最初の最初っからさっぱり分かりませんでした。隣にすわっていたBankがせっせといろいろと説明してくれたし、セミナーも基本的には英語で行われていたのでテクニカルな意味で分からなかったんじゃなくて、私の知識と脳がついていってないよ、という意味でさっぱり分かりませんでした。一緒に行ったイウははっきりいって寝てました。途中でタイ語のディスカッションが始まったので「何?」って聞こうと思ってイウを振り返ったら半目だったし。
でもまあ、こういったアカデミックな雰囲気や学生の頑張ってる雰囲気というのは、何かこう、奮い立たせてもらえるようななにかがありますね。私も地道にコツコツとこれからも頑張ろう、という気分にさせてもらえました。頑張ろうっと。

夜やる仕事 vs. 朝やる仕事

ロイクラトンのパーティでうっかり結構飲み過ぎてしまって、早起きできなかった日曜日はひとりでお買い物にでも行こうかと思っていたのにつまらないことで悩んでしまって結局外に出ずじまいでした。あーつまらない。そしたらお友達から電話がかかってきて「お茶しようよ」ということだったんですが、お茶なら近所でできるし、と思って結局お誘いを断って、一人でうちのすぐ近くのコーヒーワールド(コーヒーのファーストフードのようなところ)で、久しぶりに読書しながらデカいラテを飲みました。
よく「リタイヤメント後のタイ生活」なんていうアメリカ系サイトなんか見ると(日本サイトもありますが)、「タイでは外国人家庭はメイドさんを雇うか、メイドサービス付きのコンドミニアムやサービスドアパートメントに住むのが一般的」ということになっていますが、私の場合もお世話していただいたコンドにメイドサービスがあります。でも別に私はリタイヤメント後じゃないのでそんなのなんか贅沢で申し訳なくて身の丈に合ってないなーと躊躇してしまうんですが、でも外資がこういうところに落ちるのは大事なことなんだそうです。というのを言い訳にして、私の部屋も1日に1回メイドサービスが入る、ということなんですね。別にメイドサービス中に一緒の部屋にいてもいいんですけど、お互い気まずいし、お互い仕事にならないので私はお休みの日でも少なくとも数時間は外に出ることにしてます。とはいえ、今まではそんなこと考えなくても買い物にいったり友達と外にいたりしたのでいつのまにかお部屋がキレイになってる!という感じだったんですが、先日Mちゃんが帰ってからなんだかヒマヒマな私の休日。メイドさんのために外に出たりしてるし…。いや、もちろん今日はお掃除はいらないや、と思えば電話一本すればいいだけの話です。

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