コグニティブインタビュー

最近時が経つのがあっという間です。今は研究のステップ8まである所の4をやっています。一番面倒でハードなところ。ステップ4には基本的に4ステージあって、1と2が超ハードでのこりの2コが比較的ラクです。今その2をやってるところ。でも1が終わって本当に良かった。あとがラクになるぞー。
昨日はその研究で使うアンケートがちゃんとなっているかどうか確かめるためにCognitive Interviewという方法を使ってパイロットテストをするんですが、そのインタビューにいってきました。実際にターゲットとなる人々のお宅訪問し、インタビュー(というより基本的にはアンケートに答えてもらう感じ)してテープにとって、自宅でテープ起こしをしてレポートにするというもの。これはわりとラクな作業です。ちょっと楽しいし。実際に参加していただく皆さんにはビーフコミッティからもらっている温度計の試供品と結構立派なレシピをプレゼントして納得していただくんですが、心配していた以上にずっと簡単に納得してくれて本当に助かりました。最初のインタビューイーの人なんてすごく感激してくれて、Oh my goodness! You’re kidding! How wonderful! と叫んでくれたのでアシスタントとして手伝ってくれていたEちゃんはその過激な反応にめちゃめちゃ笑っていました。必要以上に喜んでいただけると、つい微笑ましく思ってしまいますよね。
まぁそんなこんなで毎日忙しいですが楽しい夏の日々を送っています。今まであったことをまとめると、5月は特記するようなことはなかったですねぇ。ああ、モスコウであった学会(10日の日記にちょこっと書いてます)の仕事はうまくいきました。なんか自分の経験になったのでかなり嬉しいです。いろんな人にほめられたし。Resumeにも結構堂々と書けそうな内容の仕事でした。私もカンファレンスをすべて聞くことができて、本当に勉強になりました。

研究に燃える日々

プルマンはすっかり暖かくなりましたって書きたかったんですけれど、ここ数日おかしいです。昨日は雪がちらついていてびっくりしました。なんてことでしょう。いつもこのころになると冬が戻ってきてしまうんですよねぇ。
さて、ここのところ研究に燃えている私ですが、燃える時間帯がヘンで、眠らない日々が続いています。といっても昨日はうっかりたくさん眠ってしまいましたけれど。だいたい燃えてくる時間というのが夜10時頃で、それからリサーチをしたり資料をそろえたりし、実際に他人の研究のアノテーションを書いたりするのが12時くらいからになり、4、5コ読んで書いたりしているとあっという間に2時、3時になり、あ〜そろそろ眠っておかなきゃ、と思っても「せっかく今気分がノっているんだから」とつい5時までやったりして本当に大変です。それから申し訳程度に3時間眠って、あわててシャワーをして9時のクラスに出て、11時にミーティングをし、ミーティングで言われたことをこなしている間にお昼になり、それから友達に会って食事したり遊んだりしているうちに夕方になり、御飯を食べて、しばらくしてやる気がまた戻ってくるのが夜の10時、という感じ。

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ジャパンクラブの活動

先日、うちの大学、ワシントン州立大学(ワズーって呼ばれます)の新聞であるThe Daily Evergreenから取材を受けました。私がプレジデントを務めさせていただいてる、うちの大学の日本人学生組織、Japan Clubの取材です。Japan Clubの看板アクティビティは無料の日本語教室なのですが、その価値をだんだんとじわじわと認めてもらっている気分がして私も嬉しいです。
とはいえ、私は去年プレジデントになったばっかりの、いわば新参者で、日本語教室をやろう、と言い出したのも組織が小さすぎてなくなってしまいそうなのをなんとか持ち直させたのも私ではなく、去年まで、あるいはずっと前にJapan Clubの活動を地道に支えてきた日本人の学生のみなさんで、私は私が今できることを必死でやっているだけに過ぎず、こうして新聞の取材を受けたりするのはちょっとおこがましい気分がしてしまいます。でもまぁ、こうしてこれからを支えていく役割の一端を担うことができてちょっと嬉しい気分もしますが。

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Stages of Change

最近自分のリサーチはというと、今だにStages of Changeの文献を読んでます。今まではTranstheoretical Model (TTM)というどっちかというと理論ぽい文献をたくさん読んでいたんですが、最近いよいよ実践編というか、実際にその理論を研究に当てはめるための文献を読んでいます。つまり例題みたいなものですね。他人がその理論を使ってやった研究、たとえば喫煙者に禁煙させる、とか運動嫌いに定期的に運動をさせる、とかドラッグ中毒者にドラッグから足を洗わせる、とかそういう文献ですね。こういうふうに言うとだいたい嫌われるんですよねー。
喫煙者なんてホント、「オレ/アタシが選んだ道だから肺癌になってもいい」という考えの人が多いですからね。間違ってはいないけど、正しくもないことを知ってて言ってる人が多いっていうのも確かなので難しいし、それが逆に研究の対象になるんでしょう。個人的な意見を言えば、交通安全シートベルト理論ですね。たとえば県警は自動車事故の死者が少ないと全国的に表賞されるわけですよ。まあもちろんそれはモチベーションであって、本来の目的は「できるだけみなさんに安全を」というのであるべきだしそういうことを考えてらっしゃる方もたくさんいらっしゃるとは思うんですけど。それでシートベルトはかなりの確実で最低最悪の事態を防げる、ということが分かってるわけですね。そしてではシートベルトキャンペーンしましょう、ということになって、ではシートベルトをしない人にはするように呼び掛けましょう、となってそれでも浸透しないからどっちか言うと、「シートベルトしろ」という体制に持っていくわけですね。「しなかったら減点だぞ」と。で、少数のドライバーは「シートベルトしなくて死ぬのはオレ/アタシじゃん。大きなお世話だよ。ほっといてよ」となるわけです。まあ、そうだね。ハイ。となります。

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人は段階を追って変化するというセオリー

お久しぶりです。なんだか毎日バタバタしていますが、今日でセメスターも終わりということで明日からはゆっくりできそうです。ところで今日は友達のHの誕生日です。24歳。若いなぁと思います。おめでとう!
最近は何をしていたかというと、仕事に追われていました。信じられないくらいの大量の学生の成績をつける仕事。友達のTは「そんなのフィーリングでつければいいんだよ。みんなFだね」と言ってましたが、ある瞬間それもいいかもとおもってしまうくらいの大量さで、びっくりしました。ホントに。でもなんとか昨日終わらせ、ホっとしました。

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