温度計に関するミーティング

20030207latte.jpg今日のミーティングも長かったです。朝の8時15分に始まり、終わったのは11時。でも今日のは一風かわってました。集まったのは先生方3人と、私とZenaと温度計の会社であるComponent Design Northwest (CDN)のCEOであるリチャードと秘書のジニー。私たちのプロジェクトで温度計をたくさん人にあげるんですけど、それをカスタマイズしてくれる会社です。温度計に必要な情報を書いたり、私たちのプロジェクトロゴを入れたり、マグネットをつけて冷蔵庫などにくっつけられるようにしたり、などなど。色もスキにしていいよ、といわれたので私はできればiCandyのようなクリア系のカラフルを、と言いかけましたが、遊びじゃないんだから、と思い直し、黙っていたらZenaがブラックがトレンディアーだわーといったのでどうやらブラックになりそう。黒い温度計なんて欲しいか?普通。クリア系だったら売れると思うのにって思うのは私だけですね、多分。
で、そこで初めて知ったんですけど、温度計って普通に何も考えずに使ってますけど(うちはエスプレッソを作るときにミルクの温度をはかるのによく使います)、仕組みがどうなってるかなんてみなさんご存じでした??ちなみに写真は昨日、ひとりでラテを作ったときに、2月だし、と思ってバレンタイン風にチョコを流してみたものです。結構カワイイでしょ。
追記(2/10):ちょっとこの温度計に関することは足りないような気がしたので、さらに温度計のしくみについて書きました。興味がある方はどうぞ。

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Reliability: 信頼性

今日は午前中のProbabilityのクラスで先生が、コロンビアの宇宙飛行士のみなさんのために黙祷をしようというのでしたんですが、そのときにその先生は専門であるReliabilityの話をしてくださったんですね。Reliabilityって、えっと、多分、信頼度?ていう感じだと思うですけど、頼りがい、っていう感じもしますね。まぁ信頼性がいちばん近いでしょうけど。スペースシャトルのミッションは今までで182回、そのうちトラジティと言えるFailureが2回、その他にもいろいろあるので備品毎のReliabilityを出すこともできるそうなんですけど、確率学的にいって、182回中の2回のTotal Failureというのはそのすべてのミッション自体のReliabilityをかなり低下させるそうです。そういわれれば、当たり前という気もしますけど、つまり、Reliabilityを勉強することによって、そういうふうに、182回のうちの2回というのが多いととらえるのか普通ととらえるのか少ないととらえるのかを判断できるようになるということでした。ここでは部品のReliabilityの話ではなくて、そのミッションのReliabilityの話ですので念のため。
私がいま、練習問題としてやっているProbabilityにはコストなどを入れて計算するReliabilityの問題もあります。だから、ミッションのReliabilityが低下するのに、ミッションのコストがあがると、そのミッションそのものの存在価値が問われる、と、そういうことらしいです。私は実はこのクラスは今のところついていくのがやっとなので、先生が数々のTheoremを証明していくのをクラスでボーっと聞きながら、結構迷子になってしまっているので、実際にいろんな複雑な要因の入ったこういうこと(人の命とか、そういうのも入ってますからね)を「やる価値はあるのか?」と数学っぽく分析する人々のことを私は遠い、眩しい目で見てしまいます。こう、私はその世界に入れないし、およばれもされない、というそういう遠い気持ち。そしてこのクラスやばいかも、という現実的な気持ちも。

規格外品が入っている確率

今日はとってるクラスのことなんて書こうかと思ってるんですが、まぁその前に、今日私が過ごした1日から書いておきます。実は、「今日は何々をしました」系の日記って、実は自分にとって、とっても大事なんです。私は昔の日記を読みながら、そのころ何をしていたかを探すことが多いので。
で、今日は朝からクラスをふたつうけ、11時45分にクリーブランドのコーヒーショップの前でAさんと会って、家の鍵をもらう約束をしてたんですが、私が話したい話が、彼のオフィスの近くまで歩きながら話しても終わらず、じゃあ、一緒に家まで帰って、私が車で彼をオフィスまで送るよ!ということになりました。どんな二度手間でしょう(Aさんにとって)。でも私は歩くのがあまり好きではないので、ひとりで歩かずにすんですごく良かったです。こうして書いていると、自分がいかにワガママか、ということが分かってスゴイなぁと思います。感心している場合ではないですけど。

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教務課で切手を買う

中国産のマンゴティーを飲みながら更新です。マンゴティーおいしいです。ほんっとに。
私の研究で、今度、ワシントン州とアイダホ州に住むExtentionのメンバーにちょっとしたメイリングをするんですが、その返信用の封筒のための切手を買おうと思って手続きしてたんですが、思いもつかないところで切手を買うハメになりました。

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笑ってしまうリピーティング

連日の重要ミーティングでちょっと準備にヒーヒー言ってますが、今日もなんとか切り抜けました。なかなかいい感じです。クラスも結構面白そうなクラスで、いい感じです。
でもひとつのクラスが、私が学びたいと望んでいたような内容ではなかったので、どうしようかなぁと思っています。私はIntroduction to Statistical Theoryというタイトルを見て、統計のいろんなシオリーをいろんな状況に合わせて学ぶのかな、と勝手に想像して取ることにしたんですが、今日はいきなりLimithing Theoryで、なんだかさっぱり分からない計算式を並べ立て、nがインフィニティのときのゼロの立場、のようなことについて先生が熱く語っていたので、いやぁ、ゼロの立場を説かれても、とちょっと戸惑ってしまいました。私の研究に関係なさそうなんですけど。他の統計のクラスをちょっと見てみることにします。
でもこのクラスで、先生が、Assignments(宿題ですね)のことを話していたときに、私は個人的にすっごく笑えて笑えて死にそうになってました。というのも、私はもともと、リピートに弱いんですね。つまり、何度も同じことを続けて言われたりすると、私の笑いのツボを最大に刺激します。その先生、そのAssignmentを省略して白板にAss.と書いていて、いや、それだけで結構面白くてみんなクスクスだったんですけど、”Ah~ your assignments, assignments, ah~ assignments are, your assignments are,…”という感じで、次の言葉がなかなか出てこなかったらしく、何度も何度も言っていて、もうそれで私は笑い死にしそうになってました。リピートはやめてください。先生。
午後は、HくんとCUBで会ったのでお茶をしようということになり、A、N、Sの3人も一緒にデイリーグラインドに行ってきました。そして!!なんと!と驚くこともないんですが、Aさんのスーツケースが無事に戻ってきたという連絡があり、プルマンの空港に届いているというので取りにいきました。全て無事に戻ってきて本当によかった。そしてみんなでモスコウのオールドペキンで食事。おいしかった&楽しかったです。
夜は久しぶりに出会えたスーツケースの中身さんたちと感激の再会をして、また日本での思い出にひたりましたよ!スーツケース、なくしてみないとこの嬉しさは味わえなかったね、ということでなんとか納得して今日はゆっくり眠れそうです。連日のRevise(ペーパーを書きなおすこと)で私はへとへとなので今日はもう寝ます。おやすみなさーい。