おお!と思える話

昨日書いたクマちゃん関連の話ですが、今日、今いるカフェに来る途中にラジオでも、クマちゃんの話があってました。何がすごいって、冬眠するにもかかわらず、骨をリジェネレイト(再生成って日本語で合ってるかな)するというとろでしょうか。一応ホルモンじゃないかということですけど、なんでもかんでもホルモンですよね。でもホルモンって本にスゴいですものね。
ところでCNNで見たんですが、死んだ後に髪の毛や爪が伸びるって本当なのか、という検証ですけど、みなさんどう思います??それはなんと、シンプルイルージョンだそうです。つまり、爪の生えている指先、髪の毛が生えている頭などの皮膚が結構な速さでディコンポーズ(腐食っていうか形を成さなくなるというかんじでしょうか)していくので、同じ長さの爪でも髪の毛でも、まるでのびたかのように見えてしまう、ということ。イルージョンって目の錯覚ですものね。興味深い話でした。私こういう、おお!と思える話、スキです。
さて、今日はカフェで昨日やりのこしたMiniTabくんを駆使した統計処理をひたすらやります(チェスの見過ぎで終わらなかった)。ペーパーも少し書こうと思います。明日のミーティング用と、月曜日のミーティング用。なんだかんだいって、ミーティング用にはチャート(グラフとか、一瞬で分かるようなもの)を用意し、予習してね、という意味をこめて軽いペーパーを前日にメールで送っておく、というのが一番効率的でかつ、働きやすいということを発見してからはこの方法をとっています。ただ、今回は499のデータをまとめたものをペーパーに書くので量が軽く書いても30枚くらいいきそうですね。前日に30枚読ませるのもナニですけれど、まぁ読んでいただくしかないでしょう。頑張ります。

難しすぎる確率のクラス

今日、プロブレムセットの提出日だったんですけど、久しぶりに余裕のある提出でした。見直しまでしちゃったもんね(いつもしてないのがバレますね)。
前にも書きましたが、今2コ統計っていうか数学のクラスをとっていて、その2コがすっごく対照的なんですね。ひとつは、ANOVAっていう基本的な統計処理のやりかたを学ぶという感じのクラスなんですけど、見た目はモデリングが面倒なので(Fixed effectsとかRandom effectsとかtwo-factor factorialとかlatin squareとか、聞こえが難しそうなんです)おおっと思うんですが、やってることはすっごい簡単なんですね。
もうひとつは私が落ちこぼれている方で、逆に見た目は確率なので(色の違うボールを選ぶとか、コイントスとか)簡単にみえるんですけど実はそんなことはない(少なくとも私にとっては)クラスなんです。

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数学のクラス

今日は朝からAさんが「うわっ遅くなっちゃった!」と大騒ぎして起きたのでわたしも便乗して早起きしました。部屋を大急ぎで片付けてオフィスへ。午前中はわたしの最もプロダクティブになれる時間なので最近たまっていた仕事を片付けよと思ったんです。満足が行く程度に研究が進んで、ふと時計を見るともうお昼。おなかすいたなぁと思ってメッセンジャーでAさんにご飯食べにいこう〜と誘ったものの、忙しいということで却下。友達のHくんもオンラインにいたので彼に「なにしてるの?」と聞いてみたところ彼はパスタを茹で中。ランチには誘えませんでした。ということで大急ぎで家に帰って、昨日の残り物でお昼を済ませ、それからまたカフェに来て今はクラスのノート整理などをやっているのです。
このクラス、本当にクセモノで、先週の木曜日に試験があったんですが、本当にわたしは落ちこぼれかけてます。というのも、このクラスは400番台なのでクラスの殆どが数学を専攻にした学生なんですね。栄養学のわたしなんてぜんぜんダメですよ〜。みんな積分なんて当然って感じでガンガンやってますからね。あたしにはかなりのキャッチアップが必要なんです。
どれくらいキャッチアップが必要かというと、今わたしがやっている問題を書くのが一番はやいですね。
Consider the random variable X with probability function
p(x) = pq to (x-8), y=8, 9, 10, …,
where 0 < p < 1 and q=1-p. Use the definition of the moment-generating function (mgf) M(t) = E (e to Xt) to show that X has mgf M(t) = pe to 8t over 1-qe to t where t<-ln(q). とかそういうかんじです。ちなみにXX to YYというのは英語で乗数のいい方ですね。XXのYY乗ということ。overは分数です。A over BはB分のA。 これは一体全体どういう暗号かというと(まぁ少なくともわたしにとっては暗号にしかみえないし)、momeng-generating functionとgeometricの定義で、Sigma infiniti when x=1 (ar to x-1) equal to a over 1-rというのがあるんですが、それを知っているかどうかを見る問題です。って説明してるわたしがわけわかりません。日本語でいってみます。 シグマっていうのは、「すべての和」ですね。だからxは1から始まるんですが、インフィニティ、つまり無限大まで大きくなります、ということでその条件でaかけるrのx-1乗が、実はずっと噛み砕いていくと1-r分のaになっちゃうよ、ということです。その定義をしっていればこの問題は一生懸命やればとけるわけです。ホントかなぁもう。 で、問題は M(t)はシグマのx=8から無限大で、エクスポネンシャルのet乗かける、pqのx-8乗、という形に設問の式をなおしてあげます。ここでねぇ、x=8から始まるということを思い付かないと、この問題はダメなんですよー。あたしははっきりいって思い付けませんでした。ここでx=8とすると、定義の式に限りなく近付くわけなんです。なるほどぉ! それからx=1になおしてあげると、シグマのx=1から無限大のエクスポネンシャルの(x+7)t乗かけるpqのx-1乗、とできますね。ここでシグマにかかわりのない(つまりxのからんでいない)ものは出せるわけですね。だから q分のエクスポネンシャルの7t乗かけるp というのがシグマの前に出るわけ。で、シグマx=1から無限大で(エクスポネンシャルのt乗かけるq)のx乗、となります。これでシグマ以降が定義の式にそっくりになったことがわかりますね。だから定義にそってその式をかきかえると全ての式は (q分のエクスポネンシャルの7t乗かけるp)かける(1-エクスポネンシャルのt乗かけるq分のエクスポネンシャルのt乗かけるq)となります。で、最初のカッコの分母のqと2コめのカッコの分子のqがそれぞれを打ち消し合い、じゃーん、答えは 1-エクスポネンシャルのt乗かけるq分のpエクスポネンシャルの8t乗 と言う感じで証明終了。あたしが落ちこぼれているの理解してほしい一心でこんなに書いちゃった。。。こんなの数学やってるひとにはバカみたいに簡単なものなのかもしれませんが、あたしには強烈に超むつかしい気がするんです。今はデリバティブを必死でやってます。デライブするのは慣れてきたけどアンタイデライブ(逆ね)がウッとなりますわね。これからガンマデストリビューションとかに入っていくのにインテグラル上手に使えるかしらん。。。 でもまぁ試験は先生のおかげでわたしも自殺をしいられるほどの結果ではありませんでした。証明問題で一番最後の証明式が合ってないにもかかわらず点数をくれる先生。神様かと思いました。先生が学期が終わるまで神様でいてくださいますように。

ショーラインにお呼ばれ

今日は計算をひたすらしなきゃいけない試験だというのになんで眠れないんでしょう!もうほんとにやだ。眠らせて。
ところで、今週末はショウラインコミュニティカレッジというシアトルの北東にあるコミュニティカレッジから呼んでいただいて、コミュニティクラス(近所の人でもレジストすれば参加可能のオープンクラ)でちょっとしたグローバルスタンドポイントでのコミュニティニュートリションについて語ってくれないか、というオファーをいただきました。なんかカタカナばっかりですけど。呼んでいただけるのは本当に光栄で、嬉しいんですが、多分呼んで下さる方も、私が何を持っていて何をお話できるのかをつかみかねているかんじなんですよね。なんとなく、適当にゲストスピーカーを見つけようとしているのが分かります。切実に呼んでほしいとか、そういう傲慢な意味ではないんですけど、やっぱり私だって私のバリューをお見せできるにこしたことはないですので、今のところどうしようかなぁ、と悩み中です。
もうすでにシアトルにいるAちゃんには宿の確保をお願いしたのですが(というより彼女の家ね)、今頃になってちょっと悩んでしまっています。というのも、今週末は私のアドバイザーがスタンフォードにいる息子さんのところに遊びにいっていて、実は久しぶりにゆっくりできる週末なんです。シアトル行けば行ったで楽しいんでしょうけど、ひとりでドライブしていくのもなんか面倒だし、寒いし、準備もなんだか面倒だし、とグズグズしています。
とかいって、もうタイトルは決めてるんですけどね。Seattle: A city of Multicultureというやつです。宇和島屋ももちろんなんですけど、隔週置きにあるアジアンマーケットなんて、私でも見たことない中国の野菜とかありますよね。普通にパイクプレイスだって面白い野菜がいっぱいあるし、あそこで売っている人々に調理法を聞くと、レシピとかくれたりしますよ。あたしがもらったレシピは思いっきり中国語で、ちょっと戸惑いましたけど。その話をして、インユアンの話なんてしようかなーとワクワクしていろいろ用意していたんですけど、なんかそれをまとめたりするのが、そして、カンファレンスの前にマーケットに寄って食品をサンプルとして買っていこうかと思っていてそれを考えたりするのがめんどくさくなってきました。
リワードだって、往復のガス代、1泊の宿泊、その日のお昼御飯代のみです。ああ、微妙。でも今後のキャリアを考えると、シアトルのアカディミアに知り合いができるのは嬉しいことかも。どうしよう。ポーマンでゆっくりするのもかなり魅力的です。久しぶりにお弁当を持ってスプリングレイクなんていったりするのも実は楽しいかもしれないし、ある人の日記を読んで急に行きたくなったハイキングなんて行くのもすっごい楽しそうだし。明日試験が終わったらもうすこし考えて金曜日の朝までには決めます。それまでAちゃん、待っててね。

PhD リサーチプロポーザル

はぁぁぁ終わりました。やっと。今日はわりとビッグデイでした。Ph.D.の学生は研究の内容を学部の先生全員に認めてもらわなければならないので、Ph.D. Research Proposal Seminarというのをやらなければいけないんですね。1時間。
それを今朝終わらせてきました。あたためて、あたためて、あたためて出来たセミナーわりとうまくいったとおもいます。記念にウェブページとして取っておこうとおもいますので興味がある方はココへ。なんだか文字が重なりまくりであんまり見えませんが、左側のインデックスのところで何が書いてあるかは分かるし、だいたいの感じはつかめるでしょう。というより、何と言っても私がただ雰囲気としてこうしてとっておければいいんです。今日はStudent EvaluationもProgram StudyもPh.D. Checklistも提出しおわったし、かなりいい気分。Valがランチをおごってくれたし。
金曜日だというのにヘトヘトです。ミーティングもあったし。今日はゆっくりします。試験も近いことだし。