博士論文:現在90%というところ

ああ、ついに、私の博士論文90%といえるところまでやってきました。でもここからが長いんですよね。
流れとして書いておくと、まず、2月いっぱいくらいでファーストドラフトとよばれるものを書きました。実はそこで気分的には一仕事やり終えた気分になってしまうので困ったものです。現実には40%くらいという感じなのに。それから小出しにして私のコミッティメンバーに見せます。

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チヂミと韓国風肉じゃが

今日は手間をかけずに(要は手抜き)でコリアンナイトです。最近、というよりはここ1〜2年、韓国料理が大好きな私。左がチヂミ。チヂミって日本語らしいですよ。本場では違う名前がついているらしい。右は普通の肉じゃがにみえるでしょう!?でもコチュジャン肉じゃがなのです。にんにくもごま油もコチュジャンもしっかり入って、もはや肉じゃがの味はしません。

最初にごま油でにんにくをつぶしたものを炒めたあとは、普通に肉じゃがを作る順序で作って、日本酒にコチュジャンを溶かしておいてお醤油を入れるまえにコチュジャンを入れます。味をみてからお醤油をいれて味を整えたらできあがるので材料を切り始めてから出来上がりまで15分というスピードクッキング。チヂミも、ねぎ(ほんとうはニラがいいんですけどこのへんにはないんです)、豚肉(本場はシーフードはいってますね)、などなど入れたいものでも、残り物でもなんでもいれて、適当に卵とだし汁(これはなくてもいいかも、私の好み)をいれて、味付けは辛いのが好きな人はコチュジャンいっぱい入れたり唐辛子もいれたり、普通がいい場合は、私が今回やったようにタイの甘いナンプラーなどを入れるといいかも。あとは小麦粉をいれてフライパンで焼くだけ。真ん中にキラリと光っている辛そうなミソが最近手に入れたおいしいコチュジャン。Aさんは辛いのが好きなのでこれを直接チヂミにつけて食べてました。コリアン肉じゃがはレタスで包んで韓国風に、って本当かな。

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ネバーエンディングな論文の手直し

先月にだいたいの部分を書き上げた私の論文ですが、今、ValやJanやMiriamに見てもらって、コツコツと手直しを加えています。「手直し」というと、なんだかちょこっとやるイメージですけれど、言い回しをかえたり、表やグラフを書き換えたり、さらなる統計分析を行ってその結果を書いたり、比べたり、他の論文を読んでそのリビューを書き加えたり、などなど、1か所につき、数時間では終わらない作業なのです。
これは大変というよりはアタマの中が本当にぎゅううっと音をたてそうなほど、ない脳みそをしぼらなければいけない作業なのです。私は物事を簡潔に表現するのがどうしても不得意で、なんとなくだらだらと書いてしまうのですが、こういう手直しを加えているとそのだらだらが最大のパワーを発揮し、ひどい枚数になっています。これを読まされるコミッティのみなさんのことを考えると「スミマセン!」という感じ。アペンディックスを加えるとさらにひどいことになるんだろうなぁ。
ですが、手直しは、実は絶対やらなければいけないということではないのです。ただアドバイスをいただいたら、それについて自分で考え、必要だと思えば加えるという感じなのですが、すべてのポイントにおいて、必要だ!といちいち思ってしまうので指摘されると全部変更したくなってきます。ですからアドバイスをもらえばもらうほどやることは増え、書き直せば書き直すほど、他に書くことも増えるという雪だるま方式。これじゃいつまでたっても終わりません。
ふとマスターのころの日記を読んだら、全く同じようなことを書いてます。全然学習してない!でも今日もコツコツと手直しがんばります。

A Beautiful Job

Today Akinori showed me (finally!) a message he got from one of the reviewers who has been currently reviewing his article. About a month ago he submitted a paper titled “Oxygen isotope evidence for the late Miocene development of an orographic rain shadow in eastern Washington, USA” to “GEOLOGY” as his first-author paper with a co-author, Dr. Peter Larson, his advisor. In a field of Geology, this journal of “GEOLOGY” has a pretty high reputation, probably the second to the “Nature” or the “Science,” according to Akinori.
Some people, including some graduate students and professors in Geology, were first skeptical about the value of his research and the paper. His research was very new and his methods were also relatively new, so as in human nature, people went kind of “neophobic,” I suppose.
However, it turned out, very preciously, his research and the paper were super-dooper great! Here is a letter from the reviewer.

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ValとJoeの家で

昨日の夜は、7時にValとJoeの家に行ってきました。Aさんも、Valのお見舞いがしたいと言うので一緒に。いつものことなのですが、遊びにいったりするとJoeは走って飛び出してきてくれて、「おお!娘よ!」と大げさに喜んでハグしてくださいます。私はこのValとJoeの家に1年住んだことがあるので、いわば彼等の娘なわけです。
それから私はValとミーティング。Aさんがいるのでさっさとすませようと思ったのに、実は1時間くらいお話していたらしいです。その間はAさんはJoeと楽しそうに彼の専門分野の話をしていました。私のミーティングはわりといい感じ。本当に終わりが見えてきそうです。

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