今日はわがWashington State Universityの卒業式でした。ここでも何度も書いていますが、卒業式とはいえこの式典にはCommencement(はじまり)という名前がついています。その式典をじっくりとかみしめてきましたよー。これで本当に、もう一生卒業式と名の付くものには出ないんだよねーと笑いながらAさんともお話しましたが、やっぱりこういうのは背筋がピンとする思いがしますね。実感を持って、「これから頑張ろう!」と思えるし、ちょっとだけ、自分を含めたこの2004年度の卒業生全員を誇りに思う気分。今日の写真は全部Aさんが撮影してくれました。ありがとう。
フルーツいっぱいでいいよね
今日もこまごまとしたことをするために走り回っています。午前中はとある書類をせっせと仕上げ、モスコウへ行き、Office Depotにて切らしていたプリンタのインクと透明の書類フォルダを購入。前にも書いたことがあるかと思いますが、私はこういう大規模な文房具、オフィスサプライ屋さんが大好きで、今日もその透明フォルダを選ぶのになんとうっかり30分もついやしてしまい、店を出るときにあああ、こんな単純なもの買うのに30分もつかってしまった、と自分にあきれました。
そのあとそのブロックにあるモールを通り越して食材を買うためにWinCoへ。ここは現金かチェックしかあつかっていないので、勝手にAさんのチェックを使いました。私はチェックを切らしているのです。でももうすでにChecks in Mailにて購入すみですけれど。
フレンズはどういうふうに終るの?
いよいよ、歴史的なイベントなのか?という気配すらただよっていますが、10年続いた人気番組、Friendsが今日でおしまいです。昨日はあのNBC Datelineですら特集をくんでいて、アメリカ人はみんなどうしてあんなにオブセスされるんだろう、とあきれつつ、Dateline2時間なにも見逃さずにゲラゲラ笑いながら見ました。あたしが一番オブセスされてる。日本のドラマの最終回は、少なくとも私が見ていたころは、だいたい、主人公が海外に行かなければいけなくなり、空港で劇的なサヨナラ、あるいはカムバック、という感じのものが多かったのですが、この大人気フレンズも実は例外ではなく、レイチェルがパリにいっちゃう!というところなんですね。
私としては、エマちゃんのためにもロスをなんとかしてください、という感じ。勝手に子供うんで、結婚して別れて、レイチェルもうめちゃめちゃですけど、まあそのめちゃめちゃがこのドラマの良さだったんでしょうね。私はアメリカに来てから出会ったテレビ最終回イベントを思い出すと、すっっごく期待したわりには、「なんだったんだ!!」と思わずそのおもしろくなさに怒ってしまったサインフィールド、誰も期待してない、もう落ち目のシリーズで、ダナがデイビッドと結婚して、「ああ、プロデューサーの娘だしね」と意味の分からない納得をした90210と、どちらもあまり良い感じではなかったので、フレンズには否が応でも期待してしまいます。
昨日のDatelineでも話題になってましたが、誰もが、「お気に入りのエピソード」というのがあるのがこのフレンズのいいところですね。ちなみに私のお気に入りは、チャンドラーとモニカがつきあってるのをロスだけが知らなくて、向かい側の窓にチャンドラーとモニカが仲良くしているのが見えている部屋で、レイチェルとフィービーがあせりながら、ロスにそれを見せまいと頑張るあのシーンが私の中ではベストですね。あんなに笑えるものもあんまりなかった。最終回放映の枠のコマーシャルはスーパーボウルの広告料に匹敵しそうなお値段だそうです。2時間スペシャル。「くだらなーーーい」といいながら、そのくだらなさに、今夜は釘付けになって観ます!
連鎖反応巨大地震を核爆弾でとめろ!
うちの主人のAさんがGeology(地質学)を勉強しているのは良くここにも書いていることですけれど、昨日の夜彼が楽しみにしていたというNBCのミニシリーズの2日連続のテレビドラマ、「10.5(リンクは画面がゆれてびっくりしますので注意)」が昨日はじまったので見ました。
シアトルのスペースニードルは崩れ落ちるわ(どうして彼は自転車から降りないのか!)、サンフランシスコのベイブリッジはなくなるわ、何十両もある列車がとつぜん地球表面から消え失せるわ、人口2000人程度の町がすっぽりなくなるわ、ですんごいことになってましたが、CGやスペシャルエフェクトなどは映画にかなわないものの、ストーリー的にはかなり面白いことになっていました。盛り上がってきたところで、「また明日」となってしまってかなり消化不良ですが、今夜もまた9時から後半が放送されるので楽しみにしたいと思います。視聴率もかなり良いみたいですよ。
一夜明けて。
まだまだなんだか、嬉しさでいっぱいの私ですが、昨日の夜は、Aさんが8時に教えてるラボが早く終わったということで、じゃあルイストンに行っちゃおうということになり、Aさんの卒業のお祝いを年末にやったレストランに行ってきました。そこはKurobutaとかあっておもしろいファインレストランですが、私はKobe Beef Steakを頼んできました。でもコースで$18くらいなんですよ。やわらかいコービビーフ(神戸牛)。Aさんはカウボーイステーキという豪快なやつを頼んで、やたら大きなニューヨークステーキがお皿からこぼれんばかりにやってきてふたりで「おおお」と言ってしまいました。