日曜日

ゆっくりした日曜日を迎えています。今これを書いているのは私が住んでいるところから徒歩5分のスターバックス。今日はとくにこれといって緊急にやらなければいけないこともないので、朝からゆっくりと髪の毛のトリートメントに励み、iSightでだらだらとビデオチャット(姉が実家にいたので家族3人がカメラの向こうにいました)をしながら出かける準備をして、午後になったので道ばたのパン屋さんベンダーでハム&チーズのクロワッサンを焼いてもらってそれをお昼にして、それからコンピュータを持ってスタバにやってきたわけです。スタバはワイヤレスがありますが、基本的にはプリペイドカードを買ってインターネットにつなぐみたいです。主要なウェブサイトには、サインインなしでは入れませんが、なぜかいくつかのサイトには入れるので、こうして私はここを開くことができる、というわけなのでした。

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ジョールイスパペットシアター

ppt私が住んでいるところから、実は徒歩で15分くらいのところに、タイ初の公式なナイトバザールがあります。スアンルムナイトバザール。Suan Lum Night Bazaarです。ここは行ってみてもその大きさがピンとこないのですが、私の大好きな週末だけのチャトゥチャックよりは小さいけれど、毎晩開かれているその夜ならではの不思議な魅力のあるマーケットです。徒歩で15分、と書きましたがBTS(電車)とMRT(地下鉄)を乗り継いで行けば、駅の目の前にバザールが現れるので、とても便利なところにあります。チャトゥチャックはどちらかというと、タイ人を対象に始まって、今や観光地になってしまった、という気配のあるマーケットですが、このスアンルムは完璧に観光客対象です。商品も多少チャトゥチャックより高めかも。でも、物によってはチャトゥチャックより安いものもあります。あとは値段交渉の腕次第というところでしょうか。私はこの夜の市場という雰囲気が結構好きです。
先日Hが遊びに来てくれたときにも、当然のようにここに案内しました。写真は、そのスアンルムナイトバザールの中にある有名なタイの伝統人形劇場のジョールイスパペットシアター(Joe Louis Puppet Theater)のものです。ここは劇場は500バーツで入場でき、タイ語ですが、伝統のショウを楽しむことができます。

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王女様にお会いしました

pi以前に、とあるイベントにご招待いただいたと書いたと思うんですが、去る10月17日、バンコクのチャオプラヤ川のほとり、プラアーティッにあるFAO RAP (Food and Agriculture Organization of the United Nations, Regional Office for Asian and the Pacific) にて、FAOの60歳の誕生日と地域事務所の25歳の誕生日とを祝ってWorld Food Dayの式典が行われたんですが、以前にミーティングでお会いさせていただいたシニアオフィサーの博士からご招待をいただいたのです。それで嬉々として行ってまいりました。なんで、それがそんなに大げさなことかというと、このイベント、なんと、タイの王女様がいらっしゃるんです。毎年。しかも、私がこのタイの皇室の中で一番尊敬する、シリントン王女様。ところで写真は当然私とAewです。FAOのレセプションエリアの前で記念に撮影しました。最近、Aewは私に、「その洋服はどこで買ったの?」「その靴はどこで買ったの?」と聞いてきて、お値段も聞かれたりして、なんだかチェックが厳しいなぁと思っていたんですが、なんとなく私っぽい服装になってきたと思うんですが、いかがでしょうか。クリックすると大きくなりますがパスワードが必要になります。ごめんなさい。

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教育用マグネット

mg写真は、私が今回の研究の一環として作った食品安全の消費者教育用教材のマグネットです。もともとは、世界保健機関(WHO)の教材で、”5 Keys to Safer Food”というキャンペーンがあるんですが、その教材制作者に連絡したところ、タイで自由にそのメッセージを使って良いと言われたのでお言葉に甘えてこうしてタイ語バージョンの教材を作成したわけです。
一番上にはその”5 Keys to Safer Food”(食品安全のための5つのポイント)と書いてあって、ブルーの鍵は「手洗い」、グリーンの鍵は「生肉と野菜を別々にすることによってバクテリアの移動を防ぐ(クロスコンタミネーションを防ぐ、と言います)」、オレンジの鍵は「しっかり加熱」、パープルの鍵は「食品を保存する時バクテリアの繁殖する温度を避ける」、最後のピンクの鍵が「安全な水を使う」となっています。日本人からしてみたら、特に日本の食品業界の人から見たら、当たり前のことを今更何を言っているんだ、と思われるかもしれませんが、タイのバンコクのように発展した土地であっても、やっぱり途上国はこういった基礎的な教育はやはりちょっと後回しになっていて、これを一般消費者に理由と共に説明すると、驚くほどの納得を得ることができます。「え!!知りませんでした!今度からそうするわ!」という感じ。
実際のインターベンションの時は、バンコクのような都市部ではこれに合わせたパンフレットを一緒に手渡し、村落部では、タイ人のリサーチアシスタントを数名雇って、ワークショップをやってもらうことになっています。この教材製作というのは、実は私の研究には常についてまわるものなのですが、実際これが私のメインの研究ではありません。この前後の意識調査などが私のメインの研究なのですが、そのメインの研究をするためには、何らかの教材を製作する必要があり、ふつう教材はコピーライトなどの問題から簡単に外部の物を流用することが難しく、従って結局私が自分で作成するのが一番早い、という結論に至るので、こうして毎回自作するわけです。でもねぇ、このステップ(教材製作、マテリアルデベロップメントといいます)が、私、一番好きなんですよ〜。全く頭を使わなくていいし、デザインをひたすら考えたり、ああでもない、こうでもない、とフォトショップ上でいろいろ動かしたり、色を考えたり、なんて楽しいの!というステップ。

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カセサート大学ジャーナルの論文

abst先月までの研究結果をまとめた論文がタイ国立カセサート大学ジャーナルに載ることになってホッと安心しています。左がその論文(全8ページの最初のページにあるタイ語のアブストラクトです。ああ、タイ語になってる…。と思って嬉しくて嬉しくて読めないのに何回も眺めています。でも内容としては、本当に私の今回の研究の1/10も報告していないので、そんなに面白くもありませんが、全8ページを読みたいかたは是非メール下さい。PDFを送付できると思います。
今回この論文を発表するにあたって、CV(カリキュラム・ヴィタエ)を出したんですが、それもタイ語で、私の今までの経歴なんかがタイ語で書いてあって感動しました。嬉しいなぁ。なんだか記念になります。
あ、万一英文のアブストラクトが見たいなんていうもの好きな方がいらした場合は以下でダウンロードできます。何度も書くようですが、本当に今回の研究の1/10もないので、内容は薄いです。念のため。マックはオプション+クリック、ウィンドウズはシフト+クリックでダウンロードできます。