CPのガイヤーン

chix昨日は料理するのも面倒で、近所のCPのスタンドでガイヤーン(鶏のあぶり焼き)を買ってごはんと一緒に食べました。本気でおいしいですこれ。これは切って売ってあるわけではなく、鶏が一羽まるまる、多分長い時間何かにつけ込んだあとにあぶり焼きしてあって、それをスタンドで「一羽ください(アオ・ヌン・ドゥワン)」か「半分ください(アオ・クルン・ドゥワン)」などと言って切ってもらうのです。世界のCPだけあって、販売する人もきちんと一回一回レイテックスの手袋をつけて切ってくれて、きちんとフォイルにつつんで、ソースを何本か(甘スパイシーなオレンジのか、塩っぱい+ゴマ味の黒っぽいソース)をつけてくれて、半羽39バーツ(112円)、一羽69バーツ(197円)です。安い。それと写ってませんがサラダとウーロン茶というメニュー。近くのマクドナルドがキャンペーンでとうもろこしパイという不思議なものを配っていたのでそれもちょっと食べましたがガイヤーンですっかり満腹になってしまったのでとうもろこしパイが美味しいんだか普通なんだかわかりませんでした。
別にCP社(Charoen Pokphand Group)のガイヤーンじゃなくても、ガイヤーンは何でも美味しいんですが、CPはやっぱり大企業なのでそこはかとない安心感があるんですよねぇ。人間って不思議ですね。私は食品安全を専門として研究しているハズなのに、「鶏インフルエンザ」とか騒がれるとかすかに怖いし、タイにいるし、なんとなくブランドの鶏を、という気持になってしまいます。流通経路としてはそこまで変わらないので、そんなに差はないとは思うんですがねぇ。

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BAR@494で赤ワインをいただく。

barひょんなことから、バンコクの銀座、チットロムにあるグランドハイアットまで行ってきました。バンコクにもいろんなナイトライフがあるけれど、いわゆる「ホテルのバー」なのに、そういう「ホテルのバー」的なお高い雰囲気もなく、しかもかなり落ちついた感じ(ドレスコードはスマートカジュアルといった感じ)のバーで一目で気に入りました。実は入った瞬間、ホテルのロビーにはたくさん日本人ツーリスト、中国人ツーリストなどががいてロビーなのにワイワイビールなんて飲んでいたので、あらら、と思っていたんですが、数十メートルくらい奥に入ったところにあるこの暗めのBar@494にはなぜかツーリストの姿は見えず、なんとなくキレイな格好をしたおしゃれなローカルファランたちがジンを飲んだりシガーを楽しんでいたりして、良い感じでした。ガーデンラウンジがすぐ横なのでデコアも黒を基調とした水や植物中心のものだったし、とても素敵な感じ。もうすぐAさんがバンコクに来る事だし、ここに連れてきたいかも、と思ったけれど方向音痴の私はホテルの中では迷うかもしれません。でももしかしてホテルのバーってやっぱり高いのかもしれないので気軽にはオススメするわけにもいかないですよね。バーは雰囲気だけじゃなくてワインリストも良くて(バンコクのレストランって見た目は良くてもワインリスト見ると、え!と思うほどチープなところがあるんですよ)、それも好みでした。楽しかった。

ため息をつきたくなること。

ちょっと今日はイヤなことを書くので、イヤな気分になりたくない方は、読むのはあまりおすすめしません。
今月末のツーリストサーベイに向けたドラフトを昨日やっと書き終わり、今第1回目のリビューに回しているところで、他にもやることは山積みなんですが、今日はちょっと用事があってシーロム通りまでうっかり行ってしまって、カフェもりだくさんのサラデーン駅周辺で、やめておこうと思ったのにやっぱりカフェに入ってしまいました。窓際の席に座ってアメリカーノをいただきながらぼけーっと外を見ていると、本当にいろいろな人が歩いています。

  • スペイン語で大声でわいわいと楽しそうに話す中年夫婦の団体ツーリスト。
  • 微妙に指先だけふれあわせているキュートなタイの若いカップル。
  • ガッチリとした身体にピチピチのTシャツを着て、マニキュアを施した指で握ったピンク色の携帯で話しながら通り過ぎて行く美しいタイ人のゲイの男の子。
  • 金髪のくたびれたオヤジに寄り添った細くて小さい少女のようなタイの女の子。
  • ありえないほど汚い格好をしてゴミ箱から、空のプラスチックコップを拾い上げるホームレスの青年(多分お金をもらう入れ物につかうんでしょう)。
  • そして、日本人の、思わず顔を背けたくなる親父団体。

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フィールドワーク

int時々は仕事のことも書き留めておきたいと思ってこれを書いていますが、写真はペチャブンの村でタイ語のできない私にかわってインタビューをやってくれているAewと、研究に参加してくださった農家の奥さんです。写真をとっても良いですか?と聞いてカメラを向けると満面の笑みをうかべてくれました。写真はクリックすると、スライドショウが始まりますので、お時間ある方は是非見てくださいね。写真の上にカーソルを合わせるとスライドショウを進めていくことができます。右矢印が出た状態でクリックをしてみてください。途中でやめたい場合はカーソルを写真の下の方に動かすとバツ印がでます。上の方に動かすとインストラクションが出ますのでいろいろと試してみてくださいね。写真は全部で5枚あります。5枚見終わったらウィンドウを閉じるか、カーソルを下に合わせてクリックで自動的に閉じます。写っているのは全部ペチャブンの村でインタビューに協力してくださったみなさんです。

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284円のかわいいTシャツ

tナショナルスタジアム駅からサヤーム駅までは電車一駅ありますが、実は歩道橋で微妙につながっていたりします。途中にデパートなどを介するので、正確には「つながっている」というわけにはいかないんですけどね。それで、私は職場がナショナルスタジアム駅近辺で、ランチに出るとなると、時々サヤームまで行ったりすることも多くて、その歩道橋をウロウロすることが必然的に頻繁になります。
それで何が言いたいかというと、その歩道橋、かーなーりー、魅力的なんですよ。少なくとも私にとって魅力的。多分そこでお店を広げるのは条例違反ではあると思うんですが、数知れないベンダーのみなさんがところせましと、さまざまな魅力的な雑貨やお洋服、アクセサリーなどを並べています。いつもはなるべく見ないようにして通りすぎるんですが、今日は思わず足をとめてしまいました。そして足を止めたばかりでなく、普通にお財布開けてしまいました。あーあ。「休肝日」じゃないですけど、私も「休買日」を真面目につくらなくてはいけませんね。で、戦利品が写真のもの。これ、携帯のカメラで撮ったので全然美しくないですが、Tシャツです。細かいアジアンなプリントに手作業でつけたとしか思えないかわいいビーズがびっちりとついています。いろんな色、いろんな種類があってすっごく悩みましたが、100バーツ(284円)と、タイではちょっぴりお高いお値段がついているので今日はひとつだけにしました。でもチュラ大の制服をきた大学生もいっぱい群がって買ってましたよ。他に気になったのはベージュよりちょっと濃いくらいの茶色に、ブラウンクリアのラインストーンがいっぱいついていて、キラキラしているやつ。でも、こういう地味な色は若い子が着てこそカワイイにちがいないと思って買うのはやめました。でも今日買ったのが、気に入ったらまた今度買いにこようと企み中です。