ナムチムが美味しいカオマンガイ

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バンコクでカオマンガイ(鶏ご飯)といえばペッブリー通りのプラトゥーナムにある有名屋台、ゴーアンさんです。タクシーやトゥクトゥクでいくならば、そんな本当の名前を言ったりしても運転手さんはみんな「?」となるので「カオマンガイ、プラトゥーナム」と言ってください。絶対わかってくれます。まず間違いなくここに連れて行ってくれます。働いている皆さんがピンクのポロシャツを着ているので「ピンクのカオマンガイ屋さん」とも言われます。シンガポールのチキンライスのタイバージョンだと思っていただけると間違い無いのですが、一番違うポイントは、この上の写真でもわかる様に、上にかけるソース、ナムチムです。美味しいお味噌にとびきり辛い小さな唐辛子が入っていてこれなしにはバンコクのカオマンガイとは言えないほどです。ご飯はチキンで炊いてあるのですでに美味しいし、これにチキンスープもついてきます。

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途上国のために食品安全に投資する

今日は論文のお知らせです。2018年後半からせっせとスコーピングリビューをやってデータを出して書いていた論文がやっと出ました。30日ほどは無料でダウンロードできますのでご興味ある方はこちらからどうぞ:http://bit.ly/31Icb9U

「途上国のために食品安全に投資する」というタイトルだと、はて、何のこと?という感じですが、これにはサブタイトルがあって、「食品安全管理のためのゲノム解析活用における利点および問題点」というような感じでしょうか。つまりゲノム解析ってすごく便利で病原菌を見つけ出したり解析したりするのにすごく適しているんですね。それで先進国はどんどん技術を使っていて解析の技術も日進月歩で、しかもコストもぐんぐん落ちているんです。今や10カ国くらい国々が普通に食品の検査とともにサンプルをゲノム解析に回して、問題はなくともデータをどんどんとり続けているんですね。でもそんな中途上国は若干置いてけぼり。

結論には「スコーピングリビューおよびフォーカスグループセッションの結果より、途上国でのゲノム解析は研究分野でしか行われていないことが明らかになった。多くの途上国政府は食品安全というトピック自体を必ずしも優先順位の高い分野と考えているわけではなく、ゲノム解析技術に高額な金銭的投資をして食中毒の分析をしたり食品に含まれる有害なものを精査したりしようというところにきていないのである。このような先進国と途上国とでのゲノム解析技術利用における差は食農貿易分野に望まない格差をもたらしてしまうかもしれない。」

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ファーマーズマーケット、再定義。

毎日暑いですが元気にバンコクを楽しんでいます。

週末に日本人の職場の知り合いの方をランチにお誘いしてみたら、ファーマーズマーケットを週末にやっているところがあるから行きませんか、と言っていただいて、エカマイという日本人の多い地域にあるGatewayというモールまで行ってきました。基本的にモール(しかもまあまあハイエンド)で行われるファーマーズマーケットという部分で多少の違和感はありましたが、アメリカの田舎町のファーマーズマーケットを想像していくとかなりの違いにびっくりしてしまいます。まぁバンコク大都会ですから、そんなところでアメリカの田舎町の何かを期待するのがそもそもの間違いなんですけどね。

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バンコクより

すっかりこちらはご無沙汰しています。ここを見てくださっている方がどれくらいいらっしゃるのか分かりませんが、私の家族くらいは見てくれているだろうと思って更新しています。

2017年もすっかり始まってしまい、あっという間にもう3月も半ばです。タイに引っ越してきてから3ヶ月が経とうとしています。ひとつちょっと嬉しいのは、このブログ、カテゴリーに日常生活を書くカテゴリーを作っていて、その中にイタリアでの日常、日本での日常、アメリカでの日常、そしてタイでの日常というふうに分けていたのですが、もう使うことはないかもしれないと思っていたタイの日常カテゴリーをこれからしばらく使っていけると今日気づいたことです。せっかくなのでどんどん使っていきたいと思います。

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a drink in a bag.

bagそんなに大騒ぎするようなことでもないんですが、タイは意外にもアジア最大のプラスチック(いわゆるビニール製品ですね)消費大国だったりします。で、アジアに行ったことがある人はみんな知ってることですが、飲み物を買うと、ビニール袋に入れてくれることも割と一般的ですね。私はタイに行くまでそんなこと知らなかったので、初めて見たときは「!」となってしまいました。どうしても、ビニール袋の中の飲み物、という部分で脳が理解するのを拒否するんです。
でもよくよく考えるとペットボトルだって同じ原料といえば原料(厳密には違うのかもしれないけれど)。小さくして捨てる事ができるだけ、ビニール袋のほうが良いのかもしれません。ちなみにタイの人はビニールの中の飲み物は当然ストローをさして飲みますが、ペットボトルを購入しても、やはりストローで飲みます。直接飲もうとするとなんとなくお行儀が悪いようなイメージがあるみたいなのでちょっぴりご注意を。とかなんとかいっても、これは女の子だけの話で、普通に直接口をつけて飲んでいるタイ人もいっぱいいますが。

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