昨日の夜は、イタリア人(ローマっ子)のGiulia(ジュリア)という新しい友達と、食事に行こうということになって出かけてきました。彼女は建築家なので、ローマの街を一緒に歩くと建物や庭園などについていろいろなことを教えてくれるのでとても楽しいです。彼女は今バルセロナのインターナショナルの大学でMBAをやっている最中なので、一時的な仕事をちょこちょこやっているらしく、ローマ大学で建築学のセオリーを教えているとも言っていました。ので、Montiにある大学構内を案内してもらったんですが、さすがローマ、古いです。♪つたのからまるチャペルで♪なんていう歌が昔ありましたが、まさにそんなところ。修道院を大学に寄付してもらって作り替えたというキャンパスでした。
それからなんだかお洒落なMontiエリアをうろうろすること1時間。ガラス細工のお店や、かわいい(けど高い)古着屋さん、雑貨屋さん、ちょっとコンテンポラリーなバール、昔ながらのタバッキなどなど見るだけで十分楽しめるネイバーフッドです。Giuliaのお気に入りのバール(というよりコーヒーショップ)も教えてもらって嬉しい気持ちになりました。そこには旅の本がたくさん集められていておいしいコーヒーが飲めるというのです。今度絶対ひとりで行ってみよう、と固く決意。それから歩きすぎてすっかりお腹がすいた私たちは、有名だというピッツァリアへ。驚くほどたくさんの人がいて、Giuliaも「ちょっとTouristie(観光客用)かも」と心配していたんですが、実際食べてみたらすっごく美味しかった!薄ーいローマのピザで、クリスピーで美味しい。
それからMontiにあるたくさんのセレクトショップでセールになっているお洋服をふたりで見て回ったあとしばらくいろいろなお話をして、来週一緒にランチしようねといって別れました。こちらに来てから女の子の友達が出来づらかったので、こうしてGiuliaと仲良くできてとても嬉しい私なのでした。今日はもしかしたら数人の友達とアイススケートに行ってくるかもしれません。
通勤路
まったく何て事はない普通の大きな道路の写真ですが、現在滞在しているゲストハウスからコロッセオを背にして職場に向かう道だったりします。本当に真後ろがコロッセオです。この道をひたすらまっすぐ10分ほどてくてく歩くと本当に私の職場に到着します。
それにしてもこの週末は天気が良くて嬉しいです。土曜日だった昨日は、結局いろいろとアパートを見て回った結果、ここにしようかな、と95%心を決めたアパートのオーナーさんとランチ+コーヒーを楽しんで、そのあとテルミニ駅のモールをうろうろとし、そこでもはやすでにお気に入りになりそうな書店で2時間ウロウロしました。3階造りになっていて、壁や階段などのすべてがガラスで作られている、Borri Booksというところです。地下街から1階部分が始まっているので、3階部分といっても地面の高さから言うと日本式で2階、ヨーロッパ式だと1階になっちゃうんですが、その一番上の部分に英語の本のコーナーがあって、そこで本を2冊、Ground Floorでちょっとしたガイドブック(「Archaeological Guide to Rome(考古学的ローマガイド)」というタイトルのもの)を買いました。本当はローマの写真集のようなものがあればなぁと思ってみてまわったんですけど、なかなかコレというものがなくて断念しました。そのあとテルミニ駅のmomentoという小さなバールに入ってラテマキアートとミニクロワッサンをいただきながら、買ったばかりの本をしばらく読むという至福の時間を過ごしたあと、お友達のTさんと約束して、前のエントリにも書きましたが映画に行ってきたというわけです。
コロッセオ三昧、そして地下鉄
写真は、飽きもせずまたコロッセオの写真なんですが、いつ見ても、どの角度から見ても、「おおおおおお」と言いたくなる建造物です。手前にあるのはアルコディコンスタンティーノ、コンスタンティヌスの凱旋門です。ローマで最大という話ですがローマ中いたるところに凱旋門らしきものがあるので、もはや大きさの比較なんて良く分からないです。少なくとも私には。そしてお気づきの方も多いでしょうけど、ちょこっとだけサイトのデザイン変えました。といっても上の写真を変えただけなんですけどね。そしてちょっと色合いを地味にした程度。先日Vittorianoに行ったときに撮影したコロッセオです。ちょうどサイトタイトルの左にコロッセオが見えるといいなという感じで載せたんですけど、確認したのはマック+サファリだけです。他のブラウザでどう見えるのか分かりませんが、ヘンに見えていたらごめんなさいね。でもいろんな角度から見るコロッセオ、本当に素敵です。
ベネツィア広場で
昨日、結局近くのランドリーまで行ってドライヤーで乾かしている間に、やっぱり土曜日にクラウディオと一緒に行ったところにもう一度ひとりで行って写真でも撮ってこようかなという気分になったのでちょっとウロウロしてみました。写真をクリックするとスライドショウが始まります。15枚ほどあります。最初の方はフォロロマーノの遺跡で、そのあとベネツィア広場、広場にある名もなき戦士を祀ったVittorianoなどの写真がありますので興味がある方はどうぞ。私もゲストハウスに帰ってきてから撮った写真を「ああ、あれがアレか!」とゆっくりガイドブックと一緒に照らし合わせながら見たので楽しかったです。
そしてまだまだ時間があったのでランチはこういうところで食べました。ここはなんとそのVittorianoの屋上のカフェテラスなんです。ものすごい観光スポットで食事をする私。カフェテラスなので大したものはありませんが、やっぱり360度この景色を見ながら食事したりカッフェをいただいたりするなんて気分の問題ですよね。贅沢!と思ってしまいました。この写真でもよーく見ると外にいるウェイターさんの奥にベネツィアプラザやバシリカなどがいろいろ見えます。メニューとしてはパニーノ(パニーニの単数)各種、サラダ、ワイン、エスプレッソドリンクなどなどが基本です。普通の観光客用のストリートカーにあるようなメニューと思ってもらえれば良いです。多分チップスなどもあるはず。そして私は何を食べたかというと…。
VittorianoへManet展を見に行く。
土曜日だった昨日はイタリア人の友達ClaudioとDa Micheleというリストランテでランチしたあと、しばらくローマの街を散策しました。いろんな遺跡や噴水や、息を飲むほど豪華な建物を見て回ったんですが、私とした事が、ランチだけと思って出かけたためにカメラを持ってなかったので写真を撮ってないんです(注:このページの写真は後日もう一度行って撮影したものです)。でもまあここにしばらくいることだし、そのうちシャッターチャンスは訪れるでしょう。そして夕方頃にベネツィア広場にある、ちょっぴり場違い感の漂うVittorianoに行ったんですがぎりぎりで入れず残念。Claudioの髪はダークではなくて金髪に近いライトブラウンなのでイタリア人に見えないらしく、セキュリティーの人に英語で「もう終わりだよ」と言われていて笑えました。リストランテでもどこでもいつでも何故か英語で話しかけられるそうです。ローマっ子なのに。そしてそのあと「どうしても行きたいところがあるからつきあって」と言われて行ったのが併設されている美術館。日曜日までのエキシビジョンでマネの展覧会があっていたのでした。