ラクイラ地震

世界中のトップニュースになったのでご存知の方も多いと思いますが(たくさんの心配メールをいただきました、ありがとうございます、私と私の友人は無事です)、アブルッツォの地震被害の映像をテレビで見ていると苦しくなります。美しい町が一瞬であのような状態になるなんて、誰も信じたくないと思います。家族を失った方や家を失った方の痛みは想像できません。イタリア人にとって家に対する愛着は非常に強いものがあるので、心を失いそうになっている方も多いそうです。
現在とある専門家会議の仕事をしているパートナーのイタリア保健省のオフィサーがアブルッツォ出身で、今日ミーティングをしたときにお話を聞いて泣きそうになりました。寄付なども受け付けているそうですので参考にどうぞ:
イタリア赤十字
日本で地震に慣れているはずの私でも、生まれてこの方経験したことのない大きな揺れでした。真夜中でしたがたまたま起きていた私は立っていられず座り込んでいたのに、電車の急発車のような感覚を何度も味わいました。ローマであれだったので震源地近くの方は非常に怖かったことでしょう。なくなった方のご冥福をお祈りするのと同時に、職場のみんなで何かできることはないかという話し合いに参加してきます。

エウルの公園とジェラート

EUR Park

お天気の良い週末を迎えています。土曜日はちょっと車を10分ほど走らせて我が家から南にあるEUR(エウル)という地域の公園に行ってきました。桜の木がたくさんある公園なのでもしかしたら気の早い桜が咲いているかもと思ったのですが、ちょっとフライングでしたね。うちの近所のテスタッチョの桜はちょっとずつ咲いてきてるんですけど。そのかわりと行っては何ですが、その公園の人工池でカヌーポロをやっていたので珍しいと思ってしばらく観戦してきました。世の中にはいろんなスポーツがあるものですね。すごく楽しそうでした。

Continue reading “エウルの公園とジェラート”

One fine (work) day

ローマは少しずつ春に向かっています。これを書いている日曜日はちょっと曇っていて寒空ですが、先週一週間はだいたいにおいて晴れていて気持ちが良かったんです。
この写真をとったのは金曜日の朝で、両側に見えている黒いものは実は鉄格子。なぜ鉄格子越しの風景かというと、これは私の職場であるFAOの敷地内から撮った写真だからです(視界がどんな感じかはこちらの写真でどうぞ – メトロの入り口もあって場所も分かりやすいはず)。FAOをご存知の方は私がだいたいどこに立っているのか分かっていただけると思うんですけれど、実は私は毎朝この写真を撮っているあたりに車をとめているんです。この日はあまりにも天気が良く、空が青く(この写真だと分かりづらいですが)、見慣れた歴史あるチルコマッシモからみたパラティーノの丘の遺跡が堂々として美しく、おりしも出勤途中のラジオ(節操のないFM 102.7です)からはThe Chiffonsの”One Fine Day”が流れてきていたので、私の頭の中にはそのメロディがノンストップで流れていて、この状況が日常である私の置かれた状況がSurrealであると思ったので思わずカメラを取り出しました。
仕事は大変ですが、良く考えれば(よく考えなくても)どんな仕事だって大変だし、早朝から良い景色を見て気分よく仕事を始めることができるのはそれはそれで非常にありがたいことだなと思ったのでした。週末もゆったりと満喫したし、来週も頑張る気持ちがぐぐっと沸いてきましたよ!

地元のトラットリアと友達の結婚

私の住む地域はローマの中でもかなり下町風のところで、Garbatella(ガルバテッラ)といいます。ローマの中心地からみると南に位置しています。とにかく、なんとも愛すべき地域なので私は本当に好きなのですが、時々あまりのごちゃごちゃな雰囲気にその良さを分かっていただけないことも多く、そんなもどかしいのも含めて大好きな、私の地元です。
ところで昨日は仕事が思いのほか忙しく、帰宅が8時半を過ぎてしまったのですが(日本では珍しくもなんともないでしょうが、私のフロアで残っているのは私だけでした)、駐車場に行く前に私の携帯がなって、誰かと思ったら近所の友達のMでした。イタリア人の彼は、外国人だし言葉も不自由な私をいつも不憫に思ってくれて、何かイベントがある度に誘ってくれるのですが、1年つきあった彼女のEと、このたびなんともおめでたいことに、結婚を決めたんですね。それでこのところその結婚の準備で忙しく、招待状をいただいた数週間前から連絡がなかったのですが、どうやら昨日はふたりの教会から結婚のためのサーティフィケートをやっとのことで手に入れたということで、祝福ムードだったらしく、私も仲良しの共通の友達のM2(私より2つ年下の男の友達です。Mと同じイニシャルでややこしいのでM2にしました)と3人で一緒にいるので地元のトラットリアに食事に行こうということでした。
私のイタリア語は恥ずかしながら、やっと普段の生活にぎりぎり困らないかなくらいの程度なので、議論好きなイタリア人の友達と(しかも3人と)食事に行くのは一瞬ためらってしまうのですが、昨日はなんとなくそれもいいかなと思って行くー!と参加しました。一番仲良しのMは多少英語ができるのでなんとか意思疎通は普通にできるものの、フィアンセのEとM2は全く英語は無理。ということで、時々タバコのためにでていくMに取り残されると、私はイタリア語で会話をせざるを得ず、それなのに話題は最近イタリアで大問題の移民問題だったりして、私もそれには思うところがあるので、めちゃめちゃなイタリア語で議論に参加してそれはもう、最初はまじめだったのにだんだん大爆笑になりました。私ってイタリア語だとエンターテイナーの素質ができたかもしれません(ウソ)。

Continue reading “地元のトラットリアと友達の結婚”

アペリティーヴォなど

apero.jpg仕事は毎日信じられない量が降ってきますが、この時代、どの国でもどの職種でも人員削減は仕方のないこと、ひとりが受け持つ仕事の量は増えて当たり前、と言い聞かせて頑張ってます。だから仕事は何もせずとも勝手に充実してくれているしプライベートの方の充実は自分ではかりたい、と頑張りたいところなので、今日はローマに来た2006年の2月以来ずっと仲良しのGとふたりで、チェリオの丘にある、写真のMaudというバーにいってアペリティーヴォしてきました(この写真じゃちょっと雰囲気が伝わらないので是非サイトを見てみてくださいね)。ここは友達のTさんに以前教えていただいていたところ。
アペリティーヴォは略してアペロ(語尾上げで)と言ったりもしますが、いわゆるハッピーアワーのようなもので、1ドリンクにちょっとしたフィンガーフードがついてきたり、軽食のバフェがあったりなどでお店によってその形式はいろいろ。このお店は1ドリンク10ユーロで、おしゃれバフェがついてます。イタリアンな居酒屋って日本にもあると思いますが、そういうところで出るようなお料理がずらっと並んでる、といえば分かりやすいかも。10ユーロって高い!と思うかもしれませんが、ここはコロッセオのほぼ目の前なので仕方ないのです。職場の先輩のTさんに教えてもらって行ってきたのですが、ドリンクの独創性が良い感じでした。スパイシーオレンジな風味の美味しいブラッディーマリーをいただきましたよ。雰囲気が良かったのでついGとも話が盛り上がってしまって長居してしまいました。でもイタリアでいいなと思うのは、レストランやこういうところの長居が厭われないこと。全く平気なのです。おしゃべりしたいだけおしゃべりできます。お店の人もにこにこしておしゃべりに参加してくれたりもします。

Continue reading “アペリティーヴォなど”