カササギ殺人事件(2017、アンソニー・ホロヴィッツ):日本語訳で上下巻をキンドルで読みました。読後の正直な気持ちは一言で言えば「お得だったな」です。2段重ねのお花見弁当を買ったと思い込んでいたらもう一段あった!みたいなお得感。そして例によって私の読書パターン化してきましたが、一回上下巻を全部読んだ直後にもう一度全部読まなきゃいられない、というリダンダンシー(重複)感。こんなこと書くとお得なのか損なのかよくわからなくなってきますが一気読みしてまたゆっくり読みたくなる、というのは「面白い推理小説」の特徴であるに違いないので、素直に面白かった!と全力で叫びたいです。
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昨日は週に1度のテニスレッスンだったんですが、上のチャートをご覧ください。左が今年2月のもので、右が昨日のデータです。ちなみにSwingVisionというAppをAppleWatchと連携させて使っています。基本的にはやっぱりフォアハンドの方が楽ということでレッスンでは回り込んで打ってしまうこともあってバックハンドのディストリビューションが少ないのは反省点ではありますが、私が最近嬉しいのは明らかにトップスピンの頻度というか、トップスピンを打って、このAppにトップスピンであることをちゃんと認定されている状況がきちんと増えていること。私の場合、テニスは本当に「下手の横好き」を地でいっているので、好きな割に全然上達しないんですが、昨日コーチに「ストローク、スピン綺麗に深くかかってます!」って言っていただいて5歳児のように照れながら歓喜しました。でもそれから短めのショットをアプローチしながら前に出て行ってボレーをしようとすると、べちっと言う音がするようなボレーしか打てなくて情けないんですけどね。
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あのNaked Chefにも可愛い子どもたちがたくさんできて、このバディーくんがとにかく強烈に魅力的で私の最近のブームです。お父さんのジェイミーにそっくりなのもあるんですが、喋り方だけでなく語彙まで同じで、滑舌の悪さまで似てたりするのでこんな単純なスクランブルエッグの作り方を見ながら身悶えしてます。3分半の短いものですのでぜひ上のリンクの動画ご覧ください。私のポイントとしては(1)ジェイミーが最初に「私はここにいます」と言いかけるときにお父さんを尊敬の眼差しのようなもので見つめ、その後「私のたくさんいる子供達の一人」といわれて一気に照れ笑いになってしまうバディーくん。そして(2)「バディーが兄妹に優しく作ってあげている」とちょっと褒められて「今の相応だし公平でしょう?」と聞かれて嬉しそうにする顔。(3)「包丁の正しい使い方を教えたし」とジェイミーが説明するときに、ウンウンと頷くバディーくん。という、全体的にお父さんとの非常に良好な料理の上での関係性に感動します。
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ひょんなことで、最近のアメリカのメイハム状態からのBlack Lives Matter運動に関してアメリカの作家、タナハシコーツ氏がインタビューに答えている記事を目にして、動かされたというようなものとは違うレベルで感情がざわざわしたのでちょっと書いておこうと思います。まず、冷めた目で世界を見ると、世界で今起きている出来事なんて、99.9999999999%の確率で全然新しいことなんかじゃないわけです。良い人、意地悪な人、攻撃的な人、弱い人、強い人、強さを装ったすごく弱い人などなど、いろんな人がギリギリの境界線の中で違うタイプの人になっていて、そして全ての行動や言動を正当にも不当にも正当化し、正しくても間違っていても自分が正しいと思い込み、打算で動いたり、仲良くしたり戦ったりしていいことや悪いことを、それと知っていて、あるいはそれと知らずに行う。そんなこと何千年も前からずっとずっと続いている全く新しくないことなわけです。で、この21世紀になって、果たして何が新しいのか、となったときにものすごく違うのが、そう言った人間の行動や言動が、他人の目に触れるに至るまでのプロセスが新しくなっている、というわけです。
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私の世代でも、もうちょっと上でも下でも、世界のスターバンドだったOasisが好きだった、という方はたくさんいらっしゃると思いますが、私もその一人で、90年台初頭にSupersonicのMVで、労働階級な襟ボアコートで屋上に寒そうに立ってねっとりとヘタウマに歌うリアムを見た時、ああ、青白くて若いビートルズリスペクトな青年たちが頑張っている、と興味を惹かれました。あの頃のリアムはセサミストリートのバートみたいに眉が繋がっていましたね。そして私自身が渡米してすぐMTVで何万回流すんだ、というほど流れていたDon’t Look Back in Angerで今度は、リアムにそっくりだけど小さくて難しい顔をしたお兄さんのノエルが上手な甘い声で「今から僕はベッドの中から革命を起こすんだ」と歌った頃は大学のカフェテリアでアメリカ人が、サビに向かって腕を上げて♪Sooooo Sally can waitttと大合唱してました。
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