私のラグビー好きは今に始まった事ではなく(ここでもここでも明らか)、いつも良いプレイを探してオンライン上の動画で楽しんでいます。イタリアでもラグビーは少なくとも野球やバスケットボールよりはずっと盛んなのでテレビでもやることが多く、本当に嬉しいです。そして9月の末にラグビーの人気がローマよりもずっとあるイタリア北部のパルマに行った時に、同じくラグビーの好きなアルゼンチン人の友人と一緒にローカルのパルマのチームと南アフリカのチームの試合があったので観戦に行ってきました。
この友人は実は私の10年来のイタリア人の友人であるClのパートナーであるCrなのです。今自分のブログを検索してみて、二人がまだ家族になる前に日本に遊びにくる予定であるということを楽しみにしているエントリーとその二人と一緒に築地に行った時のエントリーが出てきました。そんな二人にももう5歳と2歳の男の子がいて、今年から当時住んでいたスペインのセビーリャを引っ越して、ClはパルマのEUの専門組織に勤め始めたんですね。私は4年間タイにいたし、パンデミックのこともあってその二人の男の子たちに実際にはまだ会ったことがなかったのでいつも会いたいと思っていたのですが、今回こうしてイタリアに戻ってきたし、ClとCr達も同じイタリアにいるし、ということで週末に遊びにおいでよ、と言ってもらった時に躊躇なく遠慮なく行くことにしたのでした。そしたClがパートナーのCrの誕生日プレゼントにラグビーの試合のホスピタリティチケットをあげたいけれど、彼女は子供をみていなければいけないし、ラグビーにはそんなに興味がないから私が一緒に行ってくれない?という素晴らしいオファーをくれたのでした。
二つ返事でそのオファーを受け取り、その日を楽しみにしてCrと一緒に行ったんですが、こうしてホスピタティ会場のクラブハウスにはパルマのスパークリングワインが並び、いわゆるパルマのハムとチーズが並んでいて本当に良いプリゲームイベントでした。
パルマのスタジアムは明らかにローマのチームのそれよりも立派でした。イタリアのリーグのチーム名までまだ詳しくはないですが、その日対戦した南アフリカのチーム名がライオンズだったのに、パルマのチームの名前がゼブレ(シマウマ達)だったので、非常に微妙な気持ちになりました。
結果は前半は名前通り、ライオンズが一方的だったんですが、後半多分ライオンズのメンバーのレベルが下げられたのか、ゼブレが猛烈な追い上げをして最終的にはあと1トライで逆転できるかも、というところまでいったんですがそのままライオンズが逃げ切る形になりました。穏やかだったけど結構楽しかったなーと思っていたんですが、翌日私の喉が少しかすれていたので、ん?と思ってCrに「私、喉がかすれるほど興奮して叫んでた?」と聞いてみたら「叫んではなかったけど喉がかすれていると聞いて驚いていないよ」とからかわれました。スポーツ観戦って気づかない間に熱中しちゃいますよね。今度のワールドカップはフランスだし近いのでCrに時間が合えばいくつか試合見に行こうね!と約束しました。できればアルゼンチンか日本の試合を見たい。日本の新しいユニフォームをお土産にCrと子供達にあげたいな、と思いました。