ヨークより

Yorkイギリスはヨークに来ています。一番近い空港はLeeds空港で、Yorkまではそこそこ距離があります。みんなはどうやってヨークまで行くのかなと思って秘書さんに聞いてみると、空港からバスで電車のリーズの駅へ行って、そこから電車でヨークの駅までいって、そこからはタクシーでホテルまで、という感じじゃない?というので大丈夫かしらとかすかに不安に思いながら旅立ったのですが、いざ空港に着いて入国審査などをしていたら(イギリスはシェンゲン加盟国ではないのです)、ふたりの知った顔に出会いました。会議の主催者のひとり、Fと彼の機関の顧問弁護士のGです。どうやってヨークまで行くの?ときいたら車をチャーターするというので、えーお邪魔してもいいですか?とちゃっかり乗り込みました。結局一人22ポンドだったので、電車は17ポンドと聞いていたことを考えたり、いろいろ待ったりする時間や、ドアトゥードアの便利さなどを考えたりすると、結局ベストな行き方でした。持つべき物はやっぱりお友達ですね。
ヨークの街並みですが、写真のように古き良きイングランドそのもので、すごく好きになりました。写真はお城の近くです。左側に見えているのはレストランで到着した日の夜に仕事仲間のみんなで行ってお食事しました。古き良きと書きましたが、その旧市街にもちゃんとモダンなショッピング街もあって、もしもう少し長く滞在できたらもっともっと楽しめたのになと思いました。ものすごくガラガラに空いているビルズもかわいらしくあったりして、数人がせっせとパンケーキを食べているのどかな状況をみて、なんとなく羨ましくなったりしました。
ヨーク出身の親友がいるというアイルランド人の同僚が、ヨークにいったら絶対行かなきゃだめよといっていたチョコレート屋さんというか、ココアハウスというチョコレート専門レストラン・カフェがあったので、お腹はすいていなかったのですがトリュフチョコを買おうと思って入りました。とっても親切でかわいらしいショコラティエの女の子が出て来て、美味しいのはこれよ、といろいろ教えてくれたので珍しいものをいろいろ買いました。スミレ味(バイオレット)のチョコというのがあったので、スミレ味って?と聞いたら、一つ食べてみたら?とあっけなく商品のひとつをサンプルさせてくれて大感激です。スミレ味のチョコすごく美味しかったです。幸せ。
仕事でもなければ滅多に来る事もないであろうヨークの滞在も今日でおしまいです。あと1時間もしないうちに空港に向けて出発しなければなりません。また来れたらいいなぁと後ろ髪引かれまくりですが、週末のうちにローマにしっかり帰ろうと思います。

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