ご無沙汰しております。4月の末から両親が渡欧してくれて、5月の初めにはAさんも参加して家族でバカンス三昧していました。まだ5月なのに夏休みが終わってしまった気分です。ドイツ、南イタリア、フランスなどなどを旅したんですが、上の写真はソレントからナポリ湾をドライブ中に見たヴェスヴィオ山。
ところでナポリはもう数えきれないほど何度も行ったんですが今回またピザ食べに日帰り旅行しようよ!ということになってAさんと一緒にこのフェラーリが作ったという高速電車、イタロに乗っていってきました。ナポリはAさんにとっては2回目。あまりにも完璧なナポリ日帰り旅行を行ってしまったとふたりで感動したのでちょっと書き留めておきます。まずこの電車最高です。前もって予約しておけばなんと片道20ユーロ以下の超低価格。ICなみの値段なのに1時間とちょっとでローマからナポリに到着します。快適すぎる。
11時半頃に、お目当てのピッツェリア、ダ・ミケーレへ。東京に初支店が出来たらしいですよ。恵比寿にあるそうです。日本ってなんでもありますね。でもここは私のナポレターノの友達も絶対オススメのまさにナポリなピッツェリア。ジュリアロバーツの食べて祈って恋をしてにも出てきました。私はいつもドッピアモツァレラ。モツァレラ倍量のマルゲリータです。ナポリでマリナーラ(モツァレラなし)を食べるなんてもったいなすぎる。でもマリナーラも美味しいんですよね。悩ましいところです。
ちなみになぜ11時半かというと、12時超えるとまず上のようなイタリア的なもわっとした行列が始まり、そのあと2時くらいまで長蛇(というより団子状)の列が出来てしまうんです。平日でも休日でも。番号札を渡されて、店の外でぼけーっと待つことになります。そこまでしても行きたい、ローカルの人もたくさんいる、ダ・ミケーレなのです。それにしても恵比寿店行ってみたい。
こちらはナポリの何気ない街角。一言でいってカオス、という言葉がぴったりなナポリの街です。軽犯罪は日常茶飯事なので日本人のツアー観光客は自由時間を与えてもらえず、バスから降りて5分で写真をとってすぐ別の目的地へ行って、というようなコースをとるということを知り合いの旅行会社の人に教えてもらいました。スリやひったくりが多すぎるらしいです。確かに怖い感じ。でもAさんも私も無事でした。
ヌォーヴォ城をまわってナポリの海風を感じながら街を歩きます。
海辺をくるりと歩いて到着するのがこちらプレビシート広場。ここはナポリ最大の広場なんですが、いつだったか日本のバラエティ番組で、「イタリア人は律儀かどうか」みたいなトライアルをやっていて、1日かけて10人(だったかな)の人に、夕方6時にこの広場に来てくれるように約束したらいったい何人来るか、というようなことをやっていて、結局6時に誰も来ない、とがっかりしていたら45分後に20人(だったかな)集まった、という、まさにイタリア人そのものを捉えた特集をやっていたことを思い出しました。そうなんですよ、約束は守るけど時間は守れないんです。そしてやたら友達やら家族やらを参加させたがるんですよね。ほんと、ローマの人もそんな感じです。
そしてぐるっと歩いてバール・デル・プロフェッソーレで有名なカフェ・ノッチョーラで一息。暑かったのでAさんはカフェ・シェケラートを飲んでました。火山からのお水がコーヒーに最適だといわれているナポリでのコーヒータイムは本当に最高の気分です。
そしてガレリアでショッピング。
私はマリーという出店的な甘い物屋さんで、私の愛するスフォリアテッラを購入しました。リコッタチーズたっぷりの百層はあるかと思われる貝殻形のパイ。どのお店で買っても、オーブンからアツアツを出してくれるのでナポリでは是非買ってすぐ食べてください。私はお土産と思って買ったのでスフォリアテッラを4つとパスティエラを2つ。翌日には全て私とAさんの胃袋に収まってましたけどね。
暑くてダレてきたところでサンタキアラ教会へ。外はこんな感じですが、中庭がすごいんです。
ナポリの喧噪のど真ん中にあるのに、突然静かでさわやかな風が吹いていて、本当に癒されます。このあとドゥオモに行ってちゃんとご挨拶してからまたイタロにのってローマに帰って来たのでした。ショッピングも忘れずいろいろたくさんしました。ナポリ日帰り旅行最高です。また行きたい!
ホントにバカンス三昧だね!
写真とっても素敵です。
私も必ず!連れて行ってね~。
お母さんたち、まだちょっとぽわんとしてるよ(^ ^)
お姉様:そうなのバカンス三昧すぎた。私もちょっとぽわんとしてるよ。写真今回は大きめに載せてみたら雰囲気違うね。次回はまた元通り小さなバージョンでいこうと思います。お姉さんも必ず!連れて行くからね〜。だから必ず!来てね。まゆもね。