Serve & Volleyは古いのか。

Novak.jpgテニスファンの皆様、オーストラリアンオープンはいよいよあと数時間後に迫った男子ファイナルを持って終了ですが、この2週間楽しかったですね。私はロジャー・フェデラーの大ファンで、Facebookでもファンページ登録しているくらいですが、写真のノヴァック・ジョコヴィッチ選手(愛称はNole)のファンでもあります。テニススタイルがちょっとオールドファッションで美しいタイプのプレイヤーが好きみたいです。ファイナルはこの二人だったら最高だったんですが、セミでラファエル・ナダルがロジャーを破ったのでナダル選手とジョコヴィッチ選手の試合です。ローマ時間だと明日の朝10時半頃なんですが頑張ってAOラジオ聞こうと思っています。

ところでジョコヴィッチ選手のこの写真、実は私、2009年にマスターズのローマ大会を観戦に行った時に、たまたま友人のSがスポンサードックで働いていて、彼にお願いして、その場にあったHeadのポストカードを差し出して、なんと本人に目の前でサインしていただいた超貴重なものなんです。ずっと大事にしまい込みすぎていて、今日ふと出してみたら、その重要なオートグラフの部分がほとんど見えなくなっていました。泣けてきちゃいます。ので慌てて今日、スキャンしてこの状態でとりあえず永久保存しようと思ったわけです。上の方にうっすら線だけ残っているはずです。クリックすると拡大する、はず。それにしても、当時はまだランクは3位くらいでしたが今やナダル選手の方がアンダードッグ的な扱いですね。

今回オーストラリアンオープンの公式スポンサーのKIAのサイトで、選手を会場までKIAで送り迎えするときの車の中でのミニインタビューみたいなものがあったんですが、日本の錦織選手は「もし選べるとしたらどのプレイヤーと夕食を一緒に食べたいですか?」と聞かれて、「ジョコヴィッチ選手」と答えてました。理由は「彼は面白いし、テニスもすばらしいので話してみたら何か学べると思うから」というようなことを言っていましたが、スウィートです。でもそうなんです、ジョコヴィッチ選手はいろんな選手のモノマネがすごく上手で、コート上でも外でもすごくさわやかな面白いことをスマートに言うんですよね。シャラポワ選手の真似とかすごく上手です。トスボールを最初に何度かバウンスさせるときの手つきとか「そうそう!」と言いたくなるほどそっくり。

最近はアンディー・マリー選手にあのイワン・レンドルがコーチとしてついたりして、私も年齢のせいか、昔のことをつい「良いように」思い出しがちなんですが、レンドルが選手のころははっきりいって、男子のテニスはServe and volleyでしたよね?だいたい数球でポイントが決まるというか。パワーサーブもそれほどなかったからできたことなんでしょうか。今は男子テニスはサーブが強くなければダメな部分もあるし、だからこそベースライン上でずっとプレイすることが多くなってきている気がします。だからといって女子テニス化しているというわけではないんですけどね。ラリーが長いと確かに見ている方は盛り上がりますが、シングルス用のコートであんなに走り回る時間が長いと、最終的にはスタミナ勝負になってしまいますよね。今の時代に、昔みたいなServe and volleyのスタイルの選手、稲妻のように現れてくれないかなー、と遠い目になってしまいます。もしかしたらもうそのスタイルは古いのかもしれませんけどね。

さて、私もジムで募集している週に1回のレッスンに入会してこようかな。私のジムではコーチがひたすらボールを出してくれるだけのレッスンをやってくれるので、ヘタでも無心でせっせと打ち返しているうちにものすごいストレス発散になるのです。

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *