ガンビアでのお仕事

今回の出張先であるガンビアという国は、この仕事をしなかったらいつまでもどこにあるのかを知らないままだったかもしれないと思う(申し訳ない)国のうちのひとつ。実は大西洋と国境をすべてセネガルに囲まれた英語を話す西アフリカの国で、その昔イギリスの植民地だったところです。今はベストシーズンということで、日中は暑いのですが気温はせいぜい27度程度までしかあがらず、朝夕は肌寒いほど。でもブリーズ的な気持ちのよい海風が常に吹いていて、夜はふと見上げると満点の星空で本当に「良いアフリカ」を実感できる国だと思います。
今回のガンビアでのお仕事は今まで日々コツコツとやっていた小さな食品安全はもちろん、Plant & Animal Health(これってなんて訳するんだろう)も含むプロジェクトがフェーズ2を終了しそうなので、そのバックストップです。3月までに全ての細々したアクティビティを終えて、その次のステップにつなげていこうと思っているのです。それでコンサルタントを派遣していたのですが、彼女と一緒にこれからのロードマップについて議論、翌日に50名の参加者を迎えた会議に1日参加してさんざん議論、という議論づくしの滞在でした。


最初に予約をしてもらっていたホテルは小さなローカルのホテルで、お庭がキレイでレストランもついていて、と素敵な感じだったのですが(お値段もかなり安い)、残念ながら突然水が出なくなり、滞在中まったく水が出ないとやっぱり困るので、私は滅多にホテルについてはわがままは言わないようにしているのですが、数時間待ったあげく、ついに「ごめんなさい、水がないのは厳しいです」と言ってホテルをかえてもらったところ、突然の5スターホテルになりました。お値段は約2倍ですが、ガンビアとは思えない水圧の良い熱いシャワーが出たし、おいしいパンケーキの朝食もあったし、ちょっと申し訳ないほどに快適な滞在となりました。写真はその朝食のテーブル。あまりにパンケーキがおいしくて、毎日食べたのにうっかり写真をとるのを忘れたのでコーヒーのみですが。
それにしても最初のホテルのレセプションのお兄さんもすごく良い人だったのでなんだか申し訳なかったです。ガンビアの人々、みんないい人ばかりでなんだか嬉しい気持ちになりました。今までよく行っていた東アフリカの国々の人にくらべると、ちょっと「プレイボーイ」タイプの人が多いのも気になりましたが。まあよく考えるとそういった意味ではイタリア人に勝る人種はいませんけどね。
家族のみなさん、仕事は大変でバタバタしてますが、私は健康で楽しく過ごしていますので安心してくださいね!

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