初夏のローマ

メイデイのロングウィークエンドの最終日を迎えています。今年は4連休でした。直前まで出張だったこともあって旅行する気力はなく、ローマでゆっくり過ごしました。土曜日の昨日は、午後にIKEAに行ってちょっとしたものを買ったのですが、午前中は有意義にすごそうと思って、以前に入り口まで行ってみたオルト・ボタニコ(オルト・ボタニックガーデン)に行ってきました。ちゃんとブランケットや雑誌まで持って行ったのですが、思った以上に広く、暖かいというよりは暑い日差しの下でどうしても座る気持ちにはならず、私のポイント&シュートカメラでせっせとお花の写真をとるだけでしたが楽しかったです。

入園料はひとり4ユーロで一度出たら同じチケットではもう入れません。私は午前10時くらいに到着し、12時まで2時間ゆっくり歩き回りました。日本庭園もどきもあって、日本かえでの木もあったりして素敵でした。ひとりで行ったので、そこを出てから急激にお腹がすいた私は知り合いの人に電話してトラステヴェレまで出て来てもらって、一緒にランチして帰りました。その人に教えてもらって行ったトラットリア、あまりに無愛想なスタッフに驚いて一時帰ったほうがいいのかとすら思いましたが、あとでウェブなどで読んでみたら、どうやら超有名老舗トラットリアで、サービスしないのがモットーだとかでびっくりしました。でも悔しいけれど味はまさにイタリアのマンマの味でリガトーニを頼んだのですが、見た目は超適当なのに、アルデンテ具合も、完璧でソースの水っぽさもなく非常に美味しかったです。パンもイタリアでは珍しく焼きたてのモチモチ+カリカリを出してくれて、カプレーゼもホームガーデンからとってきたの?というような大きすぎるトマト(しかも緑黒赤が混じった色)に大きすぎるモツァレラを適当に切ったものと、育ち過ぎ?というようなバジルの葉が2枚乗っただけなのに、このフレッシュさは何?という味でオリーブオイルもパンですくってキレイに食べちゃいました。名前はTrattoria Da Augusto, Piazza del Renzi 15です。

でも観光の間の時間のないときにわざわざ行くところではないです。どうしてもローマっぽい無愛想なトラットリアとマンマの味を比較的安く楽しみたいという方はどうぞ。フリッカーにいくつかレストランの写真を載せてますが、それで分かるように見た目もかなり微妙で、バイクがまわりを走り回ったりして消して素敵なレストランというわけではありません。でもまた行っちゃうだろうなーと思っちゃうようなところでした。IKEAの用事もサクっと終わって、そのあとティラミスをお持ち帰りで食べたりして、充実した楽しい土曜日でした。

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