Dar-es-Salaamでタイ料理を食す。

今出張でタンザニアに来ています。相変わらずの一人ぼっち出張で寂しい日々ですが、仕事も山盛りなので文句言ってる場合でもないです。

ローマからアムステルダム、アムステルダムからナイロビ、ナイロビからダーエスサラム、という乗り継ぎをしてきて、やっと外に出れる!と飛行機から降り立つとそこは摂氏32度の世界でした。ローマはこのところかなり寒かったので、すごく贅沢な気分になりました。飛行機がちょっと遅れていたために慌てて空港からお迎えの車に乗って、前に一泊だけしたことがあるNew Africa Hotelに急ぎでチェックインしていたところ、ロビーにカウンターパートが現れ、その時点で午前11時だったのですが11時半にミーティングのアポイントメントがはいっている事を知らされたので、シャワーは断念して着替えただけでそのまま出かけました。ミーティングを3つこなし、某政府機関のカフェテリアで、タンザニアではかなりのレベルで典型的なランチ(牛肉のトマト煮をかけて食べるライス、キャベツと人参の炒め物、ビーンの炒め物、デザートにバナナ、食後の冷たいパック牛乳(袋)、という素敵にバランスのとれた食事)をいただき、翌日のコミッティーミーティングの打ち合わせをしたらもう夜9時。そのままホテルに帰って1階にあったレストランで適当にスープとパンの食事をして、部屋で翌日のプレゼンテーションの準備をしていたら瞼が開かなくなってしまって、ベッドにもぐりこんで眠ってしまいました。

今日は今回のタンザニア出張のメインイベントであるコミッティーミーティングだったんですが、プレゼンテーションを45分するつもりが、途中で急に熱くなってしまって1時間半もだらだらとしゃべりつづけました。おかげで「”eye-opening”なプレゼンテーションをありがとうございます」とみんなに言われました。そんなにショッキングだったかしら。まあいいんですけど。

それでもかなり満足いくミーティングになったし、また同じカンティーンでまた同じ食事ができて嬉しかったし(牛肉のトマト煮、アフリカに来た事ある方なら分かると思うんですが、牛肉がとろとろで質素ながらもすっごく美味しいんですよね)、5時には他の打ち合わせなどもすべて終わったのでドライバーに頼んでお土産もの屋さんに連れていってもらって、欲しかったエボニーのマサイ族の置物を(また)たくさん買ってきました。以前アルーシャで買ったときの半額で買えて満足です。

そして夜も比較的余裕があったのでじっくりホテルのディレクトリを見たところ、「ルーフトップレストラン、サワディー」というのが目に留まりました。サワディーって、タイ語のこんにちはのサワディー?と思って行ってみたら、本当にタイ料理屋さんで、しかも見た目もかなりナイスな感じでびっくりしました。写真がそのレストラン。タンザニアでタイ料理ってのもなーと一瞬思わないでもなかったんですけど、2日続けてカフェテリアランチでタンザニア食は満喫していたので(数匹のハエさんと一緒にね)、今夜はタイだ!と思ってサテイとカオパッガイ(チキンのフライドライス)を頼んだらかなり本格的なものがやってきてハイレベルな味に非常に驚きました。真剣に心の底から美味しかったです。こちらにそのカオパッガイの写真を載せておきました。

明日は半日だけ、ここDar-es-SalaamにあるFAOのCountry Officeで頼まれている仕事をして、午後飛行機でナイロビに飛びます。ナイロビ乗り継ぎしたことしかないので行くのが楽しみです。カウンターパートもほぼ友達状態なのでそれも嬉しいです。ローマと同じでスリやカージャッキングが多いといわれているので、アクセサリーをつけたりしないように、必要以上にうろうろしないように、気をつけて行ってきます。ナイロビはここより10度前後気温が低いらしいので22度くらいでしょうか。かなり快適そうです。

2 Replies to “Dar-es-Salaamでタイ料理を食す。”

  1. 無事到着して、仕事もこなして美味しいものにもありつけたようで安心しました。ずいぶん気候が違うところのようですので体に気をつけてね。
    楽しい便りを待っています。

  2. お母様:安心してもらって本当嬉しいよ。今タンザニアのFAOオフィスにいます。タンザニアはとてものんびりしたところで良いところですよ。治安も良いしお食事も美味しいしいろいろ快適です。またメールやコメントくださいね。

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