黄色いリボンをつけてシャガール展へ

musee_national3.jpgこのタイトルって結構マニアックですが分かる方には分かるでしょう。♪雨…月曜日の昼下がり…♪というやつです。途中でありえない転調をするところが子供心にガッチリ魅力的。
というわけで残念ながらこの左の「青いサーカス」はありませんでしたがローマのベネツィア広場、Complesso del Vittorianoの美術館でシャガールの展覧会楽しんできました。私は絵画には全くもって詳しくないのですが、何故か自分の中で「母が実家にシャガールの画集を持っている」という思い込みがあり、なんとなく親しみがある気がしていたんですね。で、展覧会から帰って来た今ちょっと考えたんですけど、お母様、あれってシャガールの画集じゃなくてルノワールですか?母の性格や雰囲気からして母がシャガールを好きというよりはルノワールが好きというほうがしっくりくる気がする展覧会でした。あ、展覧会について書こうとしたのに、母の雰囲気についての結論になってしまいました。まぁいいか。(追記:あとで話したとき聞いたら母には、「それはセザンヌ。」とあっさり切り返されました。私の記憶ってあいまーい。)
とにかく、「バラ色の恋人達(Gli amanti in Rosa/Pink Lovers)」が好きでした。近くに「青い恋人達」もいてそっちはちょっとぞっとするかんじ。宗教画も多く、堕天使やイカロスの翼などもたくさいん。おどろおどろしいのもたくさんあって、意外、という感じ。
ここでの展覧会は画家その人の人となり、人生でのイベントなどに焦点を当てていることが多くかなり興味深いのですが残念ながらほとんどイタリア語。イタリア人の友達と一緒に行くと説明してくれることもあるんですけれどね。彼はイスラエルやパレスチナにも訪れていて有名なイエルサレムのウィーピングウォールの絵もありましたよ。10エウロでお高いですが良かったです。ちなみになぜこのタイトルか、私の年代じゃなくかつNHKっ子じゃなかったみなさまのために以下をどうぞ。



みんなのうた
「展覧会で逢った女の子」
雨……
月曜日の昼さがり
シャガールの 展覧会へ行きました
黄色いリボンの女の子
“青いサーカス”の絵の前で
どうして あんなに泣いていたの…?
僕もかなしくなっちゃった
展覧会で逢った
黄色いリボンの女の子
くもり……
木曜日の昼さがり
ピカソの 展覧会へ行きました
青いベレーの女の子
“座る女”の絵の前で
どうして あんなにおこっていたの…?
僕も腹がたっちゃった
展覧会で逢った
青いベレーの女の子
青空……
日曜日の昼さがり
ルノワールの 展覧会へ行きました
赤いブーツの女の子
“イレーヌ・カーン”の絵の前で
どうして あんなに笑っていたの…?
僕もおかしくなっちゃった
展覧会で逢った
赤いブーツの女の子

2 Replies to “黄色いリボンをつけてシャガール展へ”

  1. 展覧会で逢った女の子の歌、ばっちりシャガールだったね!
    ちゃんと、3番まで歌いました。
    途中でノリノリのアップテンポならびにメジャーコード進行に移行するところ、今自分で歌っても、ヘイ!なんてシャウトしてから「きいろい♪」といきたくなっちゃうね。

  2. 和美お姉さま:ねーシャガールだったでしょう!「しゃがーるのぅ」っていうのは確実だった記憶はあったのよ。他の記憶があいまいだから微妙ではあったんだけど。Youtubeに行くと他にも懐かしいみんなのうたがあって感激しました。たとえば「ふたごのオオカミの大冒険」とか(ウルラウルラウルラウルラウルラウルラリー♪)、「赤鬼と青鬼のサンバ(だっけ?)」(つのつの1本赤鬼どん♪)などなど。暇だったら見てみてね。

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