キリマンジャロのふもとから。

ご無沙汰してます(そうでもないか)。年内にちょこっと書きましたが、急遽ミッションに、ということになってまたタンザニアはアルーシャという町に来ています。ここはかのキリマンジャロのふもとの町として有名なところ。本当のふもとの町はモシというところなんですが、アルーシャのほうが大きいのでほとんどのトレッカーはここを拠点としてキリマンジャロに登るらしいですよ。キリマンジャロとアルーシャの間にはかなり標高高めの山、メル山があるので残念ながらキリマンジャロは見えません。写真がそのメル山なんですけど、雲で完全に隠れていて見えてないですね。もっとマシなのをフリッカーにのせたので、興味があればこれをクリックしてみてみてください。これを載せた理由は、山の下の緑がキレイだったため。フリッカーにはアルーシャの町などの写真もありますのでぜひ。

このミッションは遺伝子組み換え作物(動物も含む)に関するワークショップで、最近マイケルクライトンの新作を読んだ私としては、「ああ、今頃このトピック…」という感がなきにしもあらずですが(国連の仕事は確認に確認を重ねた上でメンバー国からのリクエストを受けてからやっと動くので、最新のテクノロジーを扱うことはマレなのです)、大事なトピックではあるので真剣に取り組んでます。でもねぇ、世の中もっともっとすすんでるんですよーみなさん!と時々言いたくなるのも確か。


タンザニアにはアムステルダムからの直行便があるのでヨーロッパから飛ぶのはラクラクです。地域的には(アフリカ大陸では)タンザニアは私の一番の興味なので(英語ベースということもあるし)これからも来る事は多いかと思います。アルーシャからはサファリに野生動物をみにいくツアーもたくさんあります(そして騙される人も多い)。サファリとはスワヒリ語で「旅行」あるいは「探検」という意味らしいですよ。私知りませんでした。今度もしアルーシャに来る事があれば、家族と一緒においで、とカウンターパートに言われました。ひとりでサファリに行くのもいいけど、家族と一緒だと楽しさ100倍だそうです。でも最近サファリの事故(ライオンに食べられちゃったり!)もあるらしいので、良いツアー会社は、もはや客を(特にバカっぽい客を)車から降ろさないで車内だけのツアーに限って安全をはかることにしているみたいですよ。
というわけで明日でワークショップもおしまい。ひとつプレゼンをやって(コデックス関連)FAOを代表してお礼を述べて、参加者にサーティフィケートを配ってしまえば、あとは車にのってそのまま空港へ行ってアムステルダムへ!
ところで誕生日のお祝いのメッセージをくださったみなさん(メール、mixi、smsなどなど)ここを見てくださってるかどうかわかりませんが、ありがとうございました!またひとつ年とっちゃいました…。でも明るく頑張ります。

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