アンリマティスとピエールボナール展

今日は土曜日だし、ということでヴェネツィア広場の白亜の建物、Vittorianoに併設されている美術館、Compiesso del VittorianoにMatisse & Bonnard展を観に行ってきました。写真は帰りに歩いたインペリアーレ通りに出ていた果物屋台です。もちろん普通のスーパーなんかよりは少しだけ高いですが、結構おいしいんですよ。私は今日は買いませんでしたが、前にいちどプラムを買ったときはすごくおいしくて感動した覚えがあります。

そして展覧会ですが、ひとり10エウロという、かなり高額なものだったんですが、それだけの価値がありました。美術館自体が中をかなり改装していて(ここには、ローマに来たばっかりのころにマネ展に行ったり、Aさんが3月に来たときにモディリアーニ展に行ったりしたことがあるのです)広々とした素敵な美術館になっていたのも大きいかもしれません。マティスとボナールは同級生だったらしく、絵をかいてはポストカードにして頻繁に交換したり、作風もお互いに影響しあったりしていたのが良くわかるので、この二人の作品を同時に見るのはすごく良かったです。そしてこのVittorianoの絵画展はいつも、絵そのものよりもアーティストの生涯などにスポットライトをあてているので、絵に直接興味がなくても、いろいろな意味で私も触発されるのです。自分用にお土産に買ったポストカード2枚、大事にしようと思います。

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