オルヴィエート

先日週末を利用して、FAOと同じように本部がローマにある某W国際機関に最近勤務しはじめたお友達のTさんと一緒にドライブしてアレッツォに行ってきたんですが、写真はアレッツォではなくてオルヴィエートという町。ローマから車で30分北に走ったところにある、高台のきれいな町です。
こちらをクリックすると、もっと近くで見えるかも。こうして写真を撮ると「オルヴィエートに行った」気分になりますが、実は通り越してその先のモンテフィネスコーネという町にワイン祭りに行ってきた時に写真をとっただけなので、オルヴィエートは「見ただけ」なんですよね。
それにしても8月にはいってからというもの、職場もすっかりガラガラになってしまい、私の直属の上司も3人ともミッション+バケーションに突入して、このごろはわりとお気楽な仕事場と化しています。でも実際この状況は私がいつもお伺いを立てに行く上司が一人もいない、という状態でもあるので、毎日「こんなの私が決めていいのかなー」というようなことでも、結構バシバシ決めて仕事をすすめていけるので気分がいいとも言えます。私もFAOに勤め始めて6ヶ月がたって、最近ようやく「私の意見」なり「私がやりたいこと」なりを主張できるようになってきたので(本当はまだもうちょっとおとなしくしておかなければいけないかもしれないけれど)、私が今まで大学院やポスドクなどでやってきたような内容のものを仕事に入れていけるようになってきたんですね。これでやっと専門性の高い仕事ができるようになってきて、最近かなりやる気が出てきました。いや別にやる気がなかったわけではないんですけどね!


この写真はアレッツォで寄ったお菓子屋さん。今回Tさんと一緒に「ローマ郊外に行こうね」と決めていたんですが、ナビゲーション代わりにイタリア人の友達のCもついてきていて、たまたまCのお兄さん(私の友達でもある)のFが住んでいるドバイ(彼はドバイベースの航空会社のフライトアテンダントなのです)からローマに帰ってくる日であるということで、お菓子をお土産に買って帰ろうということになって寄ったのでした。10種類くらい4個ずつ買ったんですが全部で7エウロくらいだったと思います。
アレッツォには実は7月にAさんと一緒に行ったので私はアレッツォ初心者ではないんですが(えらそう)、アレッツォはあのLife is Beautifulが撮影された町でもあります。Aさんと一緒にいったときはグランデ広場にはワールドカップ用のスクリーンが設営されていてライフイズビューティフル!という感じではなかったんですが今回はがらーんとしていて、ちょっと映画の中っぽい気もしました。でも7月のほうがお店は開いているし、観光客もちょこちょこいて気分が良いかもしれません。Aさんと一緒にいったバールも今回はしまっていたし。
というわけでローマ郊外へデイトリップに行きましたというお話でした。一緒に来てくれたTさん、こんなとこ見てないかもしれないけどどうもありがとう(万一見ていてもこっそり見てね)!本当はいろんなところにデイトリップにいってるんですが、なかなかまとめて書けないのが残念ですね…。

2 Replies to “オルヴィエート”

  1. Googleで検索していて、通りすがりに見つけて、読ませていただきました。
    イタリアは母親のポーター役で、ローマとフィレンツェに行っただけでしたが、何か旅しているかのような新鮮な気分に浸れました。
    また折をみてお邪魔したいと思います。

  2. ぽんぽんぽんたさん:書き込んでくださってありがとうございます!ローマとフィレンツェに旅行されたことがあるんですね。私の稚拙なウェブサイトで旅しているかのような気分になってくださったなんてとても嬉しいです。最近更新が滞っていますが頑張って書こうという気分になりました。これからもどうぞよろしくお願いします。

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