なんかすごいタイトルにしちゃいましたが、有名な「ナポリを見て死ね」といわれるナポリに数週間前に行ってきました。死ねだと死ななきゃいけない気分がしてきちゃってイヤなので逆で。英語だと、”See Naples and Die!”なので、ちょっと意味がどうなの?という感じのセリフではありますけれど、なんとなく分からないでもない風景でしたよ。写真はCastel dell’Ovo、日本語だと「卵城」から見たナポリの街。こうして見るとキレイな町並みですが、実は実際に街の中を歩くと、ローマとはあきらかに違う、全体的な貧しさをすぐ感じると思います。私は感じた。日帰り旅行だったので、そんなにいろいろと見て回ることはできなかったけれど、こうして海辺を歩いたりできたのはとても楽しかった。そして「かえれソレントへ」のソレントが近いこともあって、ソレント産のリモンチェッロ(レモンのあまーいリキュール)をたっぷり買って帰れたのも嬉しかった。ローマにもたくさんあるんですけどね。気分ですよね気分。
こちらまた似たような写真ですみません。ベイの方なんですが、よーく見ると右のほうでおじさんが釣りをしているのが見えると思います。のどかな風景でした。ナポリで他に行ったのは、当然Duomo、Palazzo Realeの王宮、Castel Nuovo (Maschio Angioino)、などの基本的に押さえるべき観光地と、Dal Professoreという有名なバール。王宮からすぐのPiazza Trieste e Trenoにがーんとあるのですぐ分かると思います。と、書いたものの、実はバールはそのあたりにたくさんあって、どれがどれなのか良くわからないので私たちは普通にどれがDal Professoreか分からず迷いました。でも結局到着して、Caffe Nocciolato(カッフェ・ノッチョラート)といわれるヘーゼルナッツペーストの入ったとろりとしたカッフェを作るためのクリーム、Crema di Nocciola(クレマ・ディ・ノッチョーラ)を購入しましたよ。ローマに帰ってからつくって飲んでみたんですが激甘ですけどデザートと思えばすごく美味しいという感じでした。観光客もたくさん来るところらしく、お土産もいっぱいあって楽しかった。わたし、いかにも「観光地!」というところすごく好きです。ワイワイしてて。
そして当然、ナポリといえばナポリピザ。写真はクリックすると大きくなりますがパスワードかかってます。ごめんなさい。ローマとは全く違ったピザですが、本当に美味しいですね。私は実はローマのピザもすごく好きなんです。アメリカ人に言わせると、「ローマのピザってピザというよりはピザをコピー機でコピーしたものをお皿にのせたのかと思うよね」ということらしいですがそれくらぺらぺらのぱりぱりのピザ。でもそれがまた美味しいんですよ。ナポリのは日本人が一般的に想像するモチモチしたピザですね。私が食べたのはプロシュートのマルゲリータ。私、個人的にイタリア語のこの「マルゲリータ」の発音すきなんですよ。「マルゲ」の部分をちょっと急いだ感じで言って、その「ゲ」は「ギェ」を少し含ませた「ゲ」にして、「リータ」のリは少し巻く感じでここはゆっくり言うんですね。「マルゲリータ」。好みの発音です。まさに「イタリア語」って感じ!Aさんはきのこのマルゲリータ食べてました。美味しかった。
というわけで他にも見どころたくさんのナポリでしたが、私たちにナポリは久しぶりに見た海辺と、ピザの街といった印象でした。また夏に行きたいな。
こんにちはー。
ピザおいしそうですね!食べた-い!
HKの一般的なピザの生地は、まるでパンかと思うくらい厚いです。
にわとりさん:ご無沙汰してまーす。ピザはモチモチのナポリピザで美味しかったですよー。HKのピザってパン生地っぽいんですね、知りませんでした。パリパリのローマピザもなかなか美味しいですよ!私はどちらも好きです。
「ナポリを見て生きろ」いいですね。ぜひ、見に行かなくっちゃ…(アジア、北アメリカ以外って行ったことないのです!)
遅くなりましたがローマでのご就職おめでとうございます!いつも楽しみに読ませてもらっていますが、イタリアからの報告ますます楽しいです 😀
Naoさん:ご無沙汰してます!いつもdetlog楽しく読ませていただいてます。「ナポリを見て死ね」ってちょっと…と思っていたので「生きろ」バージョンをいいですねと書いていただけて本当に嬉しかったです。イタリア旅行の際は是非連絡くださいね!ローマだったら随分分かってきたような気がする(まだまだですけど)のでご案内できるかも…。それではこれからもどうぞよろしくおねがいします。