水曜日、8日はInternational Women’s Dayということで、実は国連もかなり力を入れてプロモーションをやっている、女性を讃える(?)日だったんですね。私は別にこれといった意見もなにもありませんが、実は私は心のどこかに、女性を讃えよう!と必死に日時を設定することもないんじゃないか、というちょっと冷めた気持ちを持っていないこともなかったんですけれど、でもとりあえずこの日はミモザの花を男性から女性にプレゼントする日ということで、まあ女性としてお花をもらうんであればどんな理由でもなんでも関係ないですよね。ということで、これはミモザではありませんが、8日に最上階のカフェテリアでジュリアとランチしたときに(ジュリアが突然遊びにきてくれたんです)、カフェテリアに来た全ての女性にプレゼントしていたリリー。携帯のカメラで撮ったのでぼんやりしててごめんなさい。オフィスのデスクに戻ってきてから写真とりました。でも本当にお花っていただくと単純に嬉しい気持ちになりますね。写真のミッフィーちゃんのカレンダーは日本の友達Mちゃんがバンコクに遊びにきてくれたときにくれたもの。Mちゃん、使ってるよーありがとう!そしてコンピュータは偶然にも私がWSUのオフィスで使っていたものと全く同じデルちゃん。コンフィギュレーションまで同じです。何かの因縁でしょうか。そして手前は最近買ったコーチのコインパース。実は選べなくてピンクグレープフルーツのパースも一緒にまとめ買いしてAさんにあきれられました…。
そして今日、金曜日は同じ機関(FAO)に勤めている日本人女性の間でメールが行き来して、女性だけ合計9人(本当はもっといらっしゃるみたいですけど)でランチしましょう、ということになってFAOの近くのレストランまで行ってきました。こういう理由付けにもなるので、実はこのInternational Women’s Day、イタリア語でFesta della donnaって言うらしいんですが、結構良いなと思い始めました(単純)。ランチはとても大人の女性の会話!という感じで私はとても嬉しかったです。世代も同じくらいかな?という人が多かったのもありますね。楽しかった。
それにしてもイタリア人というのは、特に男性は何というか、「もしかしてそれってわざと?」と笑いたくなってしまうくらい優しいですね。しかもほとんどの場合、下心なくピュアに優しいのでびっくりします。実は先日Aさんと一緒に行ったKenzaのホームパーティで出会ったイタリア人夫婦がいるんですが、ご主人はすごく英語も上手で私とAさんとも長い事おしゃべりしてたんですね。ベネツィア広場にあるフラットで生まれ育ったという根っからのローマ人で、ローマ初心者の私たちにいろいろローマを見せてあげるからいつでも連絡してと言ってくれました。そして今日、同僚から私のメールアドレスを聞いたらしい彼からメールが来たんですが、タイトルはTruth, Master and Beautyと書いてあって、まあこれは私を知っている人ならだいたい意味が分かると思うんですが(ヒントとしては、もうひとつの私のそれはSamurai Insideですね、4年前はMountain Far-awayでした)、そこにカッコしてあってAnd sun shining inside!と書いてありました。私とAさんは顔を見合わせて笑ってしまったくらいです。クサい上にスイート。まさにイタリア人という感じですね。それで何が言いたかったかというと、私の友達もこの8日のFesta della donnaに写真のミモサを職場に届けてくれたのでした。実は意外にもイタリア人はアメリカ人ほど花のやりとりをするわけではないみたいですが、この日ばかりはローマ市内のあちこちでミモサの花束を持って嬉しそうにしている女性を見かけましたよ。
お花ついでに、この写真も載せちゃいますが、私が新しいフラットに引っ越したときに手伝ってくれたメンバーが、「新しい部屋には花がないとね!」と言って突然これを届けてくれたのです。しかもメッセージカードには「ピンクが好きだろうと思って」と書いてあったんですが、私って、私ってピンクが好きそうな感じしますか???意外。でもピンク好きですけどね。実際。とまあこういった感じで、イタリア人のみなさんはスイートです。Aさんもそれにびっくりしているみたいです。
ところで先日「イタリア雑感」として書いた、ちょっぴりカルチャーショックですが、あと2コ思いついたので。えーっとひとつは、イタリア(ヨーロッパ?)のドアノブ。ほとんどのフラットの玄関のドアノブは、ドアの真ん中についているんですよ!丸い大きいのがどーんと。結構なれるまで時間がかかりました。そしてもうひとつは、フリーペーパー。メトロの駅などで朝からガンガンフリーペーパーを配っているんですが、小さいサイズで持ちやすく、しかもちゃんとした内容のものらしくてみんな自ら受け取っているみたいなタイプの新聞があるんです。私も見出しだけ読んでイタリア語の勉強の一環にしようと思ってます。結構英語の単語に似ているものも多いのでなんとなくの推測はできますが(写真もあるしね)、やっぱり内容となるとちんぷんかんぷんですね。頑張らなくっちゃ。ところで明日はAさんが来てから初めての土曜日。Aさんが、土曜日しか開いていないという美術館に行こう!と張り切っているので楽しみにしているところです。
ミッフィーちゃん、使ってくれてるのね。ありがとう!ドアノブがドアの真ん中についてるなんて、なんていうか・・・世界は広いなーと思わされました。
misakiちゃん:ドアノブ、結構ショックでした。部屋の中のドアのドアノブはわりと普通なんだけど、特に玄関のドアに丸いゴテゴテしたドデカいのがついている場合が多いみたいです。Aさんは、「あれってドアノブなの?飾りだと思ってた」と言ってました。ヨーロッパはどこもそうなのかな…。