イタリア雑感

タイに行ったとき、ちょっとしたことに驚いた事を書き留めておいたのが自分で楽しかったので、今回もちょっと書いてみます。
まずちょっと驚き、ということで、イタリアで、ということなのかなんなのか分かりませんが、私の友達の2人は、食事のときにサラダは最後に食べるんですよ!私としてはサラダは当然最初!と思って最初に食べ始めたのに、「あ、サラダはここでは最後に食べるんだよ」と言われて非常に驚きました。食事のときは、まずはカリカリのパンにトマトをのせたもののような、ちょっとしたアンティパスト(アペタイザーですね)を食べて、そのあといきなりパスタ(プリモ)です。そしてお肉料理か魚料理(セコンド)。そしてやっとサラダ(インサラータ)を食べるんですよー。もうどうしてー?って感じですが仕方ないですね。それから食べるのはフルーツだったりデザート(ドルチェ)だったりします。


関係ありませんが、他にもうひとつ「おおそうなのか!」と思ったのはイタリア(ローマ?)の住所のシステム。住所はもちろんストリート名で書いてあるんですが、ほんの200メートル程度毎にストリート名がちがうので、「XXXというストリートに住んでいる」というと、だいたいどこに住んでいるか地図の上でピンポイントできちゃうんです。ストリートの名前はだいたいVia xxxで、もちろん番地もありますが、「どこに住んでるの?」と聞かれたら近くであればストリート名を言うだけでだいたい分かってもらえるんですよ。入り組んでいて分かりづらいローマの道ですが、ちょっと便利だなと思いました。
そしてこれは私がちょっとセンシティブになる必要があったことなんですが、英語で”I know!”と言うと、「ほんっとそうなのよねー!」という意味合いになったりするんですね。例えば:
“Look at that girl! She is so cute!”
“I know!”
というふうに使います。たとえ、そのことを知らなくても、「うわーほんとだ!」という意味にもなりうるということです。まあ、でも普通はちょっと気づいていて、「ほんとほんと!」と同意したいときに使うことが多いんですけどね。
でもイタリアだと”I know!”といってしまうと、「もうすでに知ってるからわざわざ言わないで」という意味になってしまいがちらしく、ちょっと気をつけなければいけないなーと思いました。そういうとき便利なのは”Infatti!”です。聞こえの通り、”In fact!”とか”Indeed!”とかいう意味なんですが、私は個人的にちょっとだけ”I know!”を連発するクセがあるので、これからは”Infatti!”にちょっとずつ変えていこうと思います。
20060301_epot.jpgそして最後にイタリアらしいなーと思ったのは、家庭のガスレンジっていうんですか?英語だとストーブって言いますが、お湯をかけたりお鍋をかけたりするやつですね。その一番手前にはちっこいガスレンジがあるんですよ。何かと思いきや、なんと、エスプレッソポット用。写真が典型的なエスプレッソポットなんですが、私の新しいフラットにもあります。ので、つい毎日作って飲んでしまうんですよねー。エスプレッソ(カッフェといいますね)美味しいです。まず、このポットの下の部分に水をたっぷりいれて、その上についているコーヒーを入れる部分にたっぷりコーヒーグラインドをいれ、上の部分をきゅっとしめるわけです。そして火にかけて十数分(数分で終わることもある)、上の部分にしっかりと抽出されたエスプレッソができているというわけなんですねー。それで、火にかけるときに、ポットの直径にぴったり合うように、ガスレンジも小さくつくられているというわけなのでした。感動。
というわけで、ほかにもいろいろと気づく事はあるはずなんですが今のところ思いつくのはこれくらいです。また思いついたら書いていきたいです。

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