先週の週末は、Aさんと車を走らせて、シアトルの北のほうにあるWhidbey IslandまでValとJoeに会いに行ってきました。ここを良く読んでくださっている方はよくお分かりだと思いますが、Whidbey Islandには今まで何度も行っています(こちらやこちらなど参照)。
今回アメリカに滞在するのも1ヶ月なので、この機会に絶対にVal達に会いに行きたいなーと考えていたんですが、クリスマスやニューイヤーなどのホリデイが重なるので、なかなか機会がなさそうだったんですね。それで大学院時代のプロジェクトメイトのZenaが、オリンピアというワシントン州の州都の、シアトルより南にある街に住んでいるので、彼女と連絡をとりあい、Valに会いに行かない?と誘ったら、じゃあこの週末に行きましょう、ということになって、ZenaとZenaの娘さんのErin、息子さんのNolanと私とAさんの5人でVal夫婦を訪ねる、という大人数の楽しいウィークエンドになったのでした。写真にJoeとNolanとAさんは写っていないので、ガールズな写真ですが左からErin、Zena、Val、私です。写真はクリックすると大きくなりますがいつものようにパスワードかかっています。ごめんなさい。冬だし曇っているので分かりづらいんですが、ここは本当にすごくキレイなビーチです。泳ぐビーチではないんですけどね。
この写真をクリックすると5枚のスライドショーがはじまります。カーソルが右矢印に変わるまで右のほうに持っていって、クリックしながら次へ進んでくださいね。1枚目:クープビルにあるイービーステイトパークという州の公園の丘。歩いて登って行くと丘のへこみの部分に海が見えてきてとてもきれいです。2枚目:ガンポイント。第2時世界大戦の終盤、つまり太平洋戦争時代に、アメリカは「日本軍がここまでせめてくるかも!」という脅威を感じたらしく、このウィッビーアイランドは要塞化しました。ここには大きな大砲の砲台が作られていたんです。結局日本軍はここまでくることは全く考えておらず、というより考えるほどの余裕はなく、この要塞は要塞にはなり得なかったんですけどね。3枚目:砲台の横の小さな丘を利用した軍事施設。中は真っ暗のトンネルになっていて、この小さな丘の反対側には、2枚目の写真とまったく同じ大砲の砲台がもうひとつあります。丘の中には銃などをしまう倉庫や小さな小部屋などのドアがいくつかありました。トンネルの上に、Used 1942とあるのが見えるでしょうか?4枚目:ビーチから眺めると、そんな戦争のことなんて一瞬で忘れてしまうような、オリンピック国立公園の山々が見えます。写真だと分かりづらいですが、ものすごく美しい眺めです。5枚目:これはValの家の前、ドライブウェイに入るところにあるアートワーク。Valの家はとても美しい古い家なのですが、その昔の持ち主の親戚の男の人が、古い農具を使って作ったアートです。私は個人的にはこの一番右のターキーが好きです。見る度微笑んでしまいます。
というわけでみんなでワイワイと楽しい話をして過ごした週末でした。Erinは高校2年生、Nolanは中学2年生なので、特に中学生の男の子なんて反抗期だったりしてこんなソーシャライズするようなイベントは苦手なのかなと思い込んでいたんですが、Nolanは昔から、感動するくらい良い子で、私も何度もZenaに「どうやったらこんな良い子を育てられるの?」と本気で聞いていたくらいなんですね。それで今回も、「遊びに来させてくれてありがとう、ここに来るのはいつでも楽しいよ」とValに言ったり、夜は今習っているバイオリンを持ってきて小さなリサイタルをErinとふたりで見せてくれたりと、本当に感動するふたりの子供達でした。しかも成績はオールAらしいですよ。今から将来が楽しみです。Erinもすっごく良い子。クープビルから戻ってきてちょっとぼーっとしてしまいましたが、Valと一緒にタイで集めたデータの話をしたので、ちょっとやる気がぐいぐいとわきました。あとちょっとのアメリカ滞在ですが頑張ります。