先日Aさんが来たときに行ったんですが、メトロポリタン、バンコクの中でもお洒落なレストランの集まるエリア、トーンローの町中に突如として現れる白亜の建物に入ると、突然、鬱蒼としたイングリッシュガーデンが目の前に広がり驚きます。ここは私が以前にあるクッキングスクールに行ったときに(ちょうど日本から遊びにきていたMちゃんと一緒に行きました、Mちゃんつきあってくれてありがとう)、一緒に居合わせたロンドン在住のオージーマダム、バンコク在住イギリス人の女の子、そして香港からそのイギリス人の女の子に会いにきていた子と話していたときに教えてもらったティーハウスなのです。エアコンの効いた白亜の建物の中でコロニアルな家具に囲まれて、ゆっくりと美味しいお茶とケーキをいただくのもなかなか良いですが(Mちゃんと来たときにはそうしました)、こうしてガーデンに出て外でゆっくり過ごすのも、この季節のバンコクは気分が良いです。こんな素敵なガーデンですが外でもワイヤレスのインターネットが使えるので、ラップトップを広げてゆっくりネットを楽しんでいるキレイな女性もいましたよ。お店に入って、ガーデンでお茶をしますと伝えて、そのあたりに並んでいるお茶の缶やパックから自分の好みのものを選んで(私は最初はフレンチのラズベリーティーにして、今回はイギリスのバニラティーにしました)、甘いものが欲しければそこに並んでいるケーキなどの中から指差して選んで、にっこり笑ってガーデンに出ればいいのです。
そしてベンチに座って待っていると、フレンドリーなウェイターのお兄さんがこうして素敵な籐のトレイにお茶を載せて運んできてくれるのです。この日頼んだのはスコーン。甘くないスコーンで、ジャムとクリームをたっぷり塗っていただきました。
このシークレットガーデン、本当にシークレットにするべきなのかなとちょっとこういうところで触れ回るのも気が引けますが、でも見ていたところたくさん日本人観光客も来ているみたいなので、もうすでに有名なところなのでしょう。ということでご紹介しますが、ここはAgalicoというお店。かすかな表札程度の看板があるだけですが、スクンビットのソイ51に入って20メートルくらいのところ、右手にあります。LUXEというアジア専門のラグジュアリーガイドブックには”LUXE loves”という欄にたった10コのお店がリストされていますがそこにも入っているんですよ。控えめに紹介という意味で英語でそのガイドブックのパッセージを引用しておきます。
ちなみに週末のみのオープンです。平日はやっていません。オススメです。カップルや女の子同士でどうぞ。大人数はおすすめしません。