ジャンクディナー

今日のお料理は、と言いたいところですが、近所のピザ屋さんで一人分ピザを寂しげに、でも嬉しげに買ってきました。ベジタブルピザ(スモール)、80バーツ(218円)。タイ風味かな、と思ったんですけど、そういうこともなく、普通のピザでした。でもハインツのケチャップがタイ語(表)ですごくカワイイんですけど。あと、シーズニング(ハーブ&スパイス)、チリフレーク(普通のアメリカのピザ屋にあるのと同じ)がついていて、もうひとつ不思議だったのは”Mouth Freshner”と書いてある袋。あけてみたら、白い、良くブレスケアでいただくようなミントのツブツブと本物のドライオレガノが細かい形で混ざって入ってました。ピザ食べた後にちゃんと食べましたよ。結構おいしかった。本当にマウスフレッシュナーって感じの味でした。そして右奥にあるのが、くだんの本です。
Nick Hornbyといえば、ヒューグラントが主演した”About a Boy”や、私もAさんもお気に入りの”High Fidelity“の原作者。作者名で衝動買いしたんです。タイトルは写っている通りですが、別に自己啓発な本ではなく、結構笑えるシニカルなブリティッシュジョーク満載の小説。笑いがアメリカっぽくないんですよね。ってアメリカにしか住んだことありませんが、なんとなくこういうのってイギリスぽいなーと思ってしまいました。アメリカの笑いって、なんとなくカリフォルニア的というか、なんだか底抜けに陽気なイメージ(私の勝手なイメージ)で、逆にイギリスの笑いって、これも私の勝手なイメージですけど、いわゆる「ウィット」(「ウィットに富んだ会話」などに使われる「ウィット」)重視の、キラリと知識が光る感じの笑いな気がするんです。スノビッシュといってしまえばそのままなんですが、私は結構好きです。でも割と本質を突いて来て(”About a Boy”もそうでしたよね)、ドキドキします。
でも”About a Boy“って、私観たと思うんですが、今探してもなぜかこのウェブに書いていないので、「なんとなくダラダラと観た」系なんでしょう。どこでいつ観たんだったっけなー。あの映画の評価って、クリティックス達の(あ、「達達」になった)の評価は良かったみたいですね。一般の評価は微妙でB。私は、地味な割にはなんだかすごく好きだった気がするんだけれど(評価Aをあげたいくらいに)なんだか忘れてしまったので、近いうちにDVD借りてまた観てみようかなと思います。

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