ジムトンプソンの家

新しい職場は、タイのBTS(スカイトレイン)のナショナルスタジアム駅というところから徒歩で行けちゃう大都会にあったりするんですが、その駅から、やっぱり徒歩で行けちゃうのがタイのシルク王として有名なジムトンプソンの家。1960年代にマレーシアに旅行に出かけて行方不明になったという氏の家は完全なるタイの伝統的なスタイルで、ゴージャスな外観、内装などそのままに、ミュージアムとして展示されているのです。今日は私はAewと一緒に行ったというのもあるし(タイ人にとっては、そんなに大きなことではないですよね、日本人が浅草に住んでいるからといって毎日お参りにいくわけじゃないのと同じ)、私も来月以降に日本からのお客様と一緒に行くほうが何かと良いかも、と思ったので敢えてミュージアムには入らずに、シルクショップをひやかしたあと、有名なジムトンプソン・カフェ&レストランに行ってきました。閉店間際だったので(といっても1時間前)誰もいないし、「写真を撮って良いですか?」と聞いたらにっこりOKしてもらったのでこうしてお店の中を撮ったというわけです。メニューの表紙もシルク。何もかもシルクでキレイなお店でした。ちゃんとしたタイ料理のランチも出していて、かなり美味しいらしいですよ。


私たちは、というと、コレがお目当てでした。Aewが頼んだのが左側で、タイアイスティー(コンデンスミルク入り)、キャロットケーキです。話によると、このキャロットケーキはとても有名らしいんですね。このカフェのシグニチャとも言える存在だそうです。そんなことは知らない私はチョコレートヘーゼルナッツケーキと、タイトロピカルジュースにしました。でもどちらもとても美味しかったですよ。そうそう、こういうフレッシュジュースのときも、お砂糖(シロップ)を入れて欲しくないときはその旨伝えないとアマアマのジュースがやってきます。私は注文直後にハっと気づいて「シロップいれないでください」と伝えて間に合いました。良かった。フルーツの甘みがあるので十分なんですよね。ケーキはどちらもとても美味しかった。タイのカフェで気づくのは、ケーキをひとつ頼むと、人数分フォークを持って来てくれること。タイ料理というものがもともと、分け合って食べるタイプの料理なので、ケーキも普通に真ん中において、みんなでとりあって食べることが多いんですね。アメリカ的個人主義の人には辛いシステムかもしれません(Joey does not share food!みたいなね)。
ところで今日はお昼前から数時間、またFAOにお邪魔してきました。FAOにお勤めされている日本人職員の方3人とお知り合いになる機会があったので、一緒にランチでも、ということになったのです。写真はFAOのカンティーン(食堂)。デジタルカメラのホワイトバランスが悪くて、左半分真っ白になっちゃってますが、ここは思いっきりチャオプラヤー川のほとりです。良い立地ですね、FAO。以前にも書きましたが、プラアーティッという船着き場からすぐなのです。多分船着き場の端っこまで歩いて行くと、このFAOのカンティーンを川の側から見ることができるんじゃないかな。今日のチャオプラヤー川は昨日の夜と今朝の雨で結構増量してました。私は家からボートで行ったんですが、エクスプレスのある時間じゃなかったので全ての船着き場に止まるし、フラフラするしでちょっと大変でしたね。でもすっごくアジアンな雰囲気のこの川、やっぱりバンコクの中でもタイを象徴する重みある風景です。

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