再び病院へ

先週行った病院にまた行ってきました。今度は余裕があったので写真とりましたよ。私立病院なのにレジストレーションのところには大きな劇画風の王様と王妃様の絵が。清潔で広々としたホテルのようなロビーです。この病院は日本人駐在員のためといっても過言ではないような日本に傾倒した(?)病院で、どこへ行っても全て日本語訳がついていてとてもラクです。英語が話せればほとんどの病院では特に困ることはないらしいのですが、日本語で全て大丈夫となると安心ですよね。病院用語(医学用語)って英語で分からないこととかありますよね。日本語でも分からないことも良くあるけれど。でも、日本人は実はこの広々としたロビーで受付することはありません。2階に、日本人専用の受付があるのです。びっくりです。


それがこちら。全体的にあまり質の良くない写真でいつもすみません。クリックすると大きくなるので読めるかと思うんですが、「JMS日本人専用クリニック」と書いてあります。JMSはJapanese Medical Serviceの略みたいですね。こちらに入ると「こんにちは、どうされましたか?」と笑顔で日本語で迎えてもらえます。具合が悪いならここでいろいろと症状を話したり、相談したりできるみたいですよ。私は別にどこも悪くないので、「こんにちは、お願いします」と予約カードと患者IDカードを見せると、またまた美しいレセプションの女性が「こちらへどうぞ」と案内してくれました。なんであんなに美人ばっかりそろえてあるんでしょうか。そして健康増進センターに到着するとすぐに、検査となります。私はUrine Examのみなので、カップを渡され、検査室へどうぞ、と言われるんですが、検査室もなにも、自分で採るわけだし普通のトイレですよねぇ。こちらをクリックすると写真がでます。でもひとつひとつの個室にちゃんと手を洗うところ、消毒、乾燥機、などいろいろあるので便利といえば便利。そして良い香りのキャンドルが焚いてあって、ホテルっぽいかもしれません。
そして検査の時間と主治医の先生の時間を待つために40分待ってください、とお食事クーポンを渡されました。えー40分!とびっくりしましたが、ふと時計を見ると朝の7:50。そうです、私、早く行き過ぎたんですねぇ。渋滞がイヤでつい早起きして行ったので、お医者さんもまだ仕事を始める時間じゃなかったわけです。それで写真のかわいいカフェでクーポンを使えるということだったのでそこへ行きました。いつも道案内してくれるAewも早起きして一緒にきてくれたのでふたりで朝っぱらからカフェ三昧です。ここをクリックすると私が食べたケーキの写真が、そしてこちらをクリックするとAewが食べたケーキの写真が出ます。どちらもなかなか美味しかったですよ。Aewいわく、先週食べたチーズケーキがすごく美味しかったらしい。私は先週はバリウムのせいでそんなの楽しめる状態じゃなかったので悔しいです。今週はチーズケーキはなかったみたいでした。残念。
こちら今回は利用しませんでしたが、待合室。またまたブレた写真ですみません。プラズマテレビが真ん中にずらっと置いてあるのが分かるでしょうか?日本の新聞や雑誌、英語の新聞やマガジンなども置いてあって飽きることのない待合室です。そして多少お金を払えばプライベートな待合室も使えるみたいですよ。どうして分かったかというと、受付をしたときに、プライベートな待合室を使いますか?って聞かれたから。それで探してみたんですが、空港のエグゼクティブラウンジのような感じで曇りガラスのドアのついたゴージャスな部屋が数メートルおきにあったので、多分それがそうなんでしょう。ひとつドアがあいていたのでえいっと写真を撮りました。ここをクリックしてみてくださいね。焦って撮ったのでなんとなく全体像が分かりませんが、まあだいたいこんなかんじですね。テレビセット、DVDやCDなどがあって、ゴージャスなカウチがあって、プライベートなトイレがあって、飲み物サービスがある、というそういう感じ。
そして病院は大きすぎていくつもいくつもビルが連なっていて、移動が大変といえば大変なんですが、それぞれのビルはこういった空中の廊下でつながっていて、その中にはわりとたくさんこういう平らな動くベルトがあるので、ラクラクです。私はこういうところできょろきょろしながら歩くと必ずコケるので、こういうのがあるととても嬉しく感じてしまいます。でもやっぱり日本に比べると、外国の病院は高額ですね。まあ私がこうして私立病院に行っているからというのもあるんですが、健康診断は私はフルセットしたんですが基本料金の6400バーツに乳腺外科の検査が4200バーツ、診断書料に1500バーツ、お薬で1200バーツ、今日の再検査で400バーツを加えると13700バーツ(37000円くらい)トータルということになりました。チーン。
でもアメリカじゃこれくらいじゃ済まないですからね。しかもこんな豪華でもないし。待たされるし。アメリカ人の中には健康チェックのためにタイ旅行する人までいると聞きますが、それも分からないでもないかも、と思いました。日本国籍をもっていて日本の国民健康保険なんかに入っているんだったら絶対日本の病院が良いに決まってますね。ゴージャス気分は味わえなくても。

2 Replies to “再び病院へ”

  1. はじめまして。私もかつてタイに住んでいたことがありますが行くたびに(特にバンコクの)変わりぶりにびっくりした覚えがあり、ここ10年ほど行ってないので、とても懐かしくなりました。病院もこんなにゴージャスなんですね。興味深いです!アメリカからは手術はもちろん、整形しに行く人も跡を絶たないようですが、最近ではインドも頑張って来てるらしいです。
    (60minで先日放映してました。http://www.cbsnews.com/stories/2005/04/21/60minutes/main689998.shtml)

  2. twinkletさん:はじめまして。タイに住んでらしたことがあるんですね!病院ゴージャスですよねぇ。病院に「バケーションついでに健康チェックしませんか?」というようなパンフレットが置いてあったので びっくりしました。お医者さんたちは一流だし、施設はキレイだし最先端だし、為替の関係か金額的にもお得なので、外国から来る患者さんも多いんでしょうね。60minの記事面白かったです。60min懐かしい!と思いながら読みました。アメリカを離れてまだ1年も経っていないのに。

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