雨期のタイ

今までに私からメールを受け取ったことがある人にはほぼ全員に伝えたんですが、こっちにきてからの、いわゆる「突然の雨」はかなり異国情緒があるなぁと個人的に思っています。「モンスーンなところに来た!」と思えるのです。写真で伝わるかどうか分からないのですが、この写真を撮る、ほんの15秒前くらいまでは普通に晴れていたんですよ。それがいきなり、身体に当ると痛いほどの大粒の雨がガンガン降るんです。でもここ数日はバンコクも小雨がかなり続いているのでちょっと日本の梅雨と似た雰囲気ですけれど。ちなみに以下の文、私がe-semiへの投稿として書いた文章です。

(タイは)思ったより暑くなくてびっくりしています。雨期だと聞いていましたが、日本の梅雨のような感じではなく、1日に1、2回ほど激しい雨が10分ずつほど降るといった天候です。それがとにかくはげしくて、時には雷も伴うので異国に来た!という気分を味わうことができます。タイの友達にはそれが「もうすぐ来る!」というのが察知できるらしく、雨宿りするタイミングが完璧なのがスゴいなぁと思います。いつも雨宿りしはじめて、たったの3秒くらいでいわゆる「バケツをひっくりかえしたような」雨が降るのです。(7.31.2005)


ところで関係ありませんが、こちら、私が滞在しているところの毎朝の朝食の風景です。これまた見づらい写真ですが、奥の方で制服を着た大学生の男の子達がいるところがバフェ(日本語だとブッフェですね、バフェは米語かな)エリア。本当に何でも置いてあってびっくりしますよ。私のお気に入りはフレンチトーストにメープルシロップ、頼めば何でも入れて焼いてくれるオムレツ、カフェオレ、などなどですが、見ているとタイの人は朝から魚のStir-fryとかチャーハンとかいろいろ食べてます。Nidという私と一緒にリサーチしてくれる女の人は今朝は魚肉ボールのたっぷりはいったスープを飲んで韓国風の牛肉の炒め物をもりもり食べてました。恐るべし。その時刻およそ7時半です。私もそのうちタイ風に慣れるために少しずつ朝ご飯の内容も変えていきたいんですけれど、毎朝脂っこい食品を見る度に、「うーん、タイナイズドされるのは明日からにしよう」と思い直します。いつになったら慣れるかな。
それにしてもここは大学会館だけあって、かなりインターナショナルです。時々日本の大学教授かな?と思える方もいらっしゃいます。話しかけたいとは思うんですが、ちょっとなかなか恥ずかしくて話しかけられずにいるんですけど、こういうとき欧米の方は陽気でいいですね。私が英語をしゃべっているのを見ると必ず声をかけてきます。レセプションエリアにはBangkok Postという英字新聞があるので私はそれを毎朝読むのが日課なのですが、私が読み始める前は誰も新聞に興味を持ってなさそうで、新聞の折りジワもくっきりなのに、私が読み終わりそうになると、「次見せてね」と言ってくる人が2、3人現れるのもなんだか不思議。私が読んでいるのなんて8時くらいなのでそんなに早い時間じゃないし、その前に読めばいいのに、と思いますが、きっと私が読んでいるのを見て、急に読みたくなるんでしょう。そんな気持ちも分からないでもないです。
今日はバンコク中心部に行ってきます。またChulalongkorn大学に行って人に会ってくるのです。タイの大学の先生はほぼ全員、普通の英語がしゃべれてすごいなぁと思いますね。日本でもそうなりつつあるんでしょうけれど。

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